「来週ホントに呑みに行く？」

 

 

 

改めてそう誘ってくれたのは

ボクが大好きなアパレルブランド『ハードコアチョコレート』代表のMUNEさんだ。

 

 

 

 

東京へ来てからすぐにイカから教えてもらったブランドで

一時は持ってるTシャツ全部コアチョコのTシャツになってた時代もあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな雲の上の存在だったコアチョコ代表のMUNEさんがボクのお店「SMASH!」に何度か来てくれて

酒を酌み交わせる関係になれたのだ。

 

 

 

 

 

「酒場ナビ的に最近オススメの街ってどこなの？」

 

「・・・個人的には曳舟が結構熱くなってきてると思いますね」

 

「曳舟っ！？俺の地元だよ。今度案内するから呑みに行こうよ」

 

「是非っ！！！」

 

 

 

呑みの場での誘いということもあったが、後日改めてMUNEさんからお誘いをいただいた。

 

 

これは断る理由が１ミリもないっ！

 

 

 

曳舟へやってきた。

 

 

 

MUNEさんと合流し、目的の酒場へ向かう。

 

 

 

「今から行く店は曳舟と隣駅八広のちょうど間くらいにあるんだよね」

 

 

スカイツリーバックにMUNEさんの曳舟案内が始まった。

 

 

 

 

「この店はモロに知り合いの店ですごく良いから、今度行こう」

 

 

 

「MUNEさんが住んでた頃の曳舟ってどんな感じだったんですか？」

 

「結構治安悪かったよ（笑）」

 

 

「オレ子供の頃ちょうどこの辺に住んでてさ、確か当時ここのマンションの階段から転げ落ちて死にかけたことがあったんだよね」

「その時助けてくれたのが、酔っ払いのおじさんでさ・・・あの時おじさんが助けてくれなかったら今のコアチョコはなかったよね」

 

 

 

MUNEさんを助けてくれた酔っ払いのおじさん

あなたのおかげで物凄いTシャツ屋さんが誕生しましたよ。

 

 

 

そんな思い出話をしてると目的の酒場へ到着。

 

 

「三喜」

 

 

決してアクセス的に良いとは言えない場所にポツンとある赤提灯。

 

 

ネット情報では営業してるとのことだったが、電話番号の記載がなかったので営業を確認できず

ひとまず一安心。

 

 

 

あとは席が空いてるかだ。

 

MUNEさんに続いてライドオン。

 

 

 

「テーブルどうぞ〜」

 

 

 

カウンター席は既に常連さんたちで満席のようだったが、なんとかテーブル席を勝ち取った。

 

今宵も〔酒場の神様〕に感謝だ。

 

 

 

入店早々に滲み出る店内の名店匂に

今宵も勝利を確信する。

 

 

 

「荷物、奥の座敷に置くといいよ」

 

 

そうレクチャーしてくれたのは店員さんではなく、カウンターに座る常連さん。

 

 

 

ざ、座敷・・・？

 

 

座敷というか

『ただの家』やんっ！！

 

 

 

ゾクゾクするぜ・・・

 

 

「何呑みます〜？」

 

 

メニューに焼酎ハイボールの文字をすぐに発見したので、それを迷わずにチョイス。

 

 

梅シロップとカットレモン入りで氷は少なめ

完璧な下町の焼酎ハイボールだ。

 

 

 

 

お通しはたらこと昆布の佃煮で

酔き酒泥棒ですなぁ〜

 

 

 

 

ボードに書かれたラインナップと恒例の睨めっこタイム。

 

 

串焼１００円って安いな・・・

 

 

 

 

牛テールうどんライス・・・

 

気になるぜ・・・

 

 

 

「このあともんじゃ焼き屋さん行くから、ここではサクッと軽くつまむくらいにしよう」

 

 

 

指揮官MUNEさんが店員さんに料理をコールした。

 

 

 

「オレさ、最初ジュンヤ君のことあんまり好きじゃなかったんだよね」

 

「えっ！！なんでなんですか！？！？」

 

「初めて喋った時のこと覚えてる？ベロベロでしかもグイグイ来るからちょっと苦手なタイプだって思ったんだよね」

 

「テンション上がってたんでしょうね」

 

「でもこうやって改めて呑むと、割と常識ある子でよかったよ」

 

 

 

ツマミを待ってる時間はこれまた濃い目のトークでお酒が進んだ。

 

 

 

 

 

「塩らっきょう」 

 

 

 

いつの食べる甘酸っぱいらっきょうじゃなくて、しょっぱい塩味で

お酒と合わせるならこっちの方が合ってるかな。

 

 

 

 

 

「牛もつ煮込」

 

豚モツじゃなくて牛もつの煮込み

 

甘めじゃなくて、しょっぱい濃い目の味付けでこれまた好みなヤツだ。

 

 

 

 

 

「豚足」

 

 

 

コラーゲンたっぷりでぷりぷりの豚足を特製酢味噌でディップ。

 

 

酒のツマミだけでなく、お肌までツヤツヤにしてくれる強者だ。

 

 

 

「若い頃、女の子とデートした時、居酒屋で豚足頼んだら怒られたなぁ〜」

 

「豚足は男たちだけで無言でしゃぶるものなのかなぁ〜」

 

 

 

そう語るのは

『月刊FANZA』の編集長

大木テングーさんだ。

 

 

女性の皆さん、デートで豚足を注文するのはアリですか・・・？

 

 

 

 

「ちょっと１杯のつもりが４杯もいっちゃったねぇ」

 

「”１杯だけ”の誘いで本当に１杯で終わる人ってなかなか居ないですよね」

 

 

 

マスターにお会計をお願いした。

 

 

 

 

 

「ありがとねぇ〜〜あれ、そのTシャツダイナマイトキッドじゃん！俺たちの世代だよ〜カッコいいね！！」

 

 

 

自分でデザインしたTシャツを褒められ、少し照れるMUNEさん。

 

もちろん自分が作ったTシャツだとは明かさずに・・・

 

 

 

 

 

 

次なるMUNEさんおすすめ曳舟酒場を目指し、三喜を後にした。

 

 

 

 

 

告知になってしまいますが

日付変わって明日４月２９日（月・祝）に

新宿cafeCOMANDOにて開催される『新宿闇市』に

ボクも参加させていただきます。

 

 

 

”東京一怪しいフリーマーケット”とのことなんで

お時間ある方は是非。

 

 

ボクは第２部の１４時〜１８時で出店します。

 

 

 

冷やかし、１杯だけでも全然大丈夫なんで

お気軽にお越しくださいませ。

 

 

 

 

 

 

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