「ジュンヤくん、酒場ナビっぽい酒場を発見したので教えましょう♪」

 

そう逆酒場ナビをしてくれたのは

「酒場へGO！」運営者のネモトさんだ。

 

 

 

「ここ”呑めるコインランドリー”なんですよ」

 

 

【呑める○○屋】のワードに過剰反応してしまう

我々酒場ナビ・・・

 

 

これは早めに答え合わせしておかないといけないぞ。

 

 

 

京王線明大前で下車し、松原大山通りを南下

 

結構歩いたし、まぁまぁな住宅街だぞ・・・

 

 

こんなところに酒場なんてあるのか・・・？

 

 

 

 

あ、あれだっ！！！

 

 

 

酒場ライターをやってるのに

オレンジ色の「居酒屋まとい」の文字より

赤白の「コインランドリー」の文字が気になってしまう。

 

変な癖がついてしまったもんだぜ・・・

 

 

ここが呑めるコインランドリーか・・・

 

 

 

「まとい」

 

 

その実態はコインランドリーと居酒屋が同じ建物で隣接してるってことのようだ。

 

 

ドキドキが止まらないぜ。

 

 

 

メッセージの強い暖簾を掻い潜り、いざライドオンっ！！

 

 

 

「いらっしゃ〜い」

 

迎え撃ってくれたのは、渋めのマスターだ。

 

 

 

先客は常連さんであろう方が一人だけ。

 

 

奥に座敷席もあるらしいが

基本はカウンター席のみ。

 

 

アットホーム感が滲み出まくってる座布団がひかれたカウンター席に座らせていただいた。

 

 

 

目の前には魚の入ったショーケース

 

そう、この店はただの呑めるコインランドリーではないのだ。

 

 

その秘密は記事の最後に。

 

 

 

 

「レモンハイお願いします！」

 

店内をキョロキョロしながら、マスターにコールした。

 

 

 

待ってる間はメニューチェックと

魚の漢字の勉強タイムだ。

 

 

毎回思うのだが

”弱い魚”と書いて鰯と読むイワシですが・・・

 

超万能魚鰯は全然弱くないと思います。

誰だこんな名前つけたのは・・・

 

 

 

 

「レモンハイ」

 

 

「ジョッキ重いから気をつけてね」

 

こんな野郎にもカウンター越しに気を使ってくれるマスター

優しいっすね。

 

 

氷が家庭用冷蔵庫で作られる氷でなんだか可愛かったです。

 

 

 

 

「あっちにもメニューあるんだけど、持ってこようか？」

 

「いや、ここからでも見えるんで大丈夫です」

 

初見のボクみたいな奴に気を使ってくれてありがとうございます。

 

 

魚を中心にメニューは多いぞ。

 

お、鍋もありますか。

 

そんなことよりテレビに映るデスパイネを確認出来たことが

ボクの視力の良さに自信を持てた。

 

 

 

 

 

「ぶりかま焼」

 

酒場で「かま焼き」のメニューがあったらついつい頼んでしまう。

 

 

脂が乗った部位で

身をほじくる作業が好きだったりするんです。

 

 

こんなところにまだこんなに食べれるところがあったのかっ！！

って見つけるとなんだか嬉しいんですよね。

 

 

 

 

 

 

「刺身盛り合わせ」

 

注文した際に

「食べれないのある？」って聞いてくれたマスター、お気遣いありがとうございます。

 

 

盛られたのは

マグロ、真だい、カツオ、サーモン切り落とし、カニカマだ。

 

 

魚たちに負けてないカニカマをボクは推します。

 

 

 

 

「そこにある醤油皿、２枚使ってね。カツオは生姜で、それ以外は醤油で」

 

 

可愛い猫のお皿を贅沢にも２枚使わせていただいた。

 

店側からすると、皿を２枚も使われたら洗い物が面倒なだけなのに

あえて自分から２枚使いを指示するなんて・・・

 

マスターの魚へ対する情熱を感じます。

 

 

 

 

 

次は何を注文しようか

 

そうだ、鍋のメニューもあったよな。

 

 

鍋メニューを再度チェックしようとすると

また猫ちゃんの写真が・・・

 

 

まといの店内であろう写真。

 

ていうかまさに今ボクが座ってるカウンターに座ってる猫ちゃん・・・

 

 

今現在、店内に猫ちゃんは居ない

 

今は・・・

奥の座敷で寝ていると信じてます。

 

 

 

 

「グレープフルーツハイ」

 

肌寒くなってきたけど、そんなの関係なしで酒は進みまくる。

 

 

 

でもやっぱりちょっと寒いからマスターに温かい鍋をコールすると

年季の入った固形燃料セットが目の前に置かれた。

 

 

何年使ってるんだろう

ってくらい錆びている。

 

 

 

 

 

「豚しゃぶ鍋」

 

８割くらい出来上がった鍋が着鍋した。

 

 

２人で食べるにはちょうど良いサイズ

１人でも余裕で食べ切れるナイスな量だ。

 

 

これをポン酢でいただく。

 

 

昆布出汁と豚肉の脂とポン酢がマッチして

超絶ウマッシュ！！！

 

冬はやっぱりこれがNo.１だ。

 

 

 

 

 

ボクは１人焼き肉が大好きだけど

冬の１人鍋はもっと好きかも。

 

 

 

あぁ最高過ぎる

今年の冬は一人鍋が出来る温か過ぎる酒場を探そうかな。

 

 

 

さてさて話は振り出しに戻って

呑めるコインランドリーの実態とは・・・

 

同じ建物にコインランドリーがあるので

『洗濯物を回してる間に１杯』が気軽出来過ぎる酒場ということです。

 

 

 

 

しかもこのコインランドリーのオーナーも

まといマスターとのことです。

 

 

 

以前は別の経営者が居たみたいなんですが

色々あってマスターが継ぐことになり

居酒屋とコインランドリーの２刀流になったとか。

 

 

 

最近ではコインランドリー内でコーヒーが呑めたり、Wi-Fiがあったりして

それこそ洗濯が終わるまでの時間を潰す為の酒場があってもおかしくないんじゃない！？

って調べてみるとやっぱり意外と各地にあるんですね。呑めるコインランドリーって。

 

 

 

ただこちらのまといは昔からあるガチの酒場なので

『呑めるコインランドリー』の元祖はここで良いんじゃないでしょうか？

 

他にもあったら教えてください。

 

 

 

 

 

 

あ、ここにも猫ちゃんが居た！

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁビックリはまだ終わりませんよ。

 

なんとこの酒場

 

毎月最終週土日は寿司屋として営業されてるみたいです。

 

 

しかも一貫１００円、巻物２００円と破格。

 

マスターから話を聞くと

まといは居酒屋→寿司屋→居酒屋と業態を変えてきたとのことだ。

 

 

だからカウンターにはショーケースがあり、マスターの魚へのこだわりも強いのか。

 

 

 

 

 

次来る時は寿司の日だな

 

その時はもちろん洗濯物持参でね。