この店で一番高いメニューを下さいっ!福山旭川「自由軒」対決っ!
自由軒と聞くと
関西出身の僕からしたら
大阪なんばの名物カレーの
しかし日本全国に目をやると
あるわあるわ自由軒
赤羽 東十条 生麦 野毛
島根 金沢 高知 山形
それと・・・
気になる
あの2店舗いってみよう
1軒目は広島県
福山の自由軒
お噂はかねがね・・・
おんな酒場放浪記で
倉本康子さんが弾けていた姿に
グッときてました
おでんに洋食って自由だなぁ
とも仰ってた気がする
いざっ!
うわぁぁ
この活気活気してる感じ好きやぁ
コの字カウンターで
店員さんからもお客さんからも
伝わるエネルギー
どこかの
酒場で例えたい・・・
なんてどうだ
照明の明るさこそ違うが
姿かたちメニューの多さ
人の熱量さも似たり
ヨシッ!
おでん鍋の前
の席を陣取れた
店内の全景も見渡しやすいし
絶景かな~絶景かな~
およよ
があるじゃないの
ちょっと物色させてイタダキ
わぁ
シャコとかあるんだ
旨めぇからなぁ
候補に入れておこう
こんなに品書きがあっても
この席なら一品目を
選びかねることは無い
「すいません おでん大根蒲鉾豆腐下さい」
「味噌か生姜醤油どっちにする?」
「・・・じゃあ味噌で」
味噌・・・?
わっ!
ホントに味噌が
ドバっとかかってるっ!
この色だと
八丁味噌ベースの味噌ダレ
ってことだろうか
名古屋の
味噌おでんみたいな味かな
おほっ!甘めっ!
だからと言っって
シツこくない
絶妙な味加減
蒲鉾とかはには
ガッツリ合うぞこの味噌ダレ
ただ・・・
ハイボールをすすりながら
2品目を考える
こっからは
ちと難しい
酒場ナビ酒訓第9条
決められないなら いっそ一番高いモノを頼んでみろ
900円のアレか・・・
「すいません ビフカツ下さい」
ビフテキも900円だったが
コッチに惹かれた
デミグラスソースもかかって
暖簾の洋食の文字に偽り無し
ビフカツ食べれる大衆酒場って貴重だ
そういや
大阪天六の北浦酒店でも
食べれたっけ
アソコもまた行きてぇな
衣サクッと
お肉アミノ酸バキバキ
デミの甘みと酸味があわさり
旨さレストランのそれ
軽く塩振った
皿に盛られたライス欲しくなっちゃう
フォークの背中に乗っけて食べたい
900円も払って
自分へのご褒美のビーフで
ご褒美ーフ
この酒燗器も
カッコいい
最後は熱燗にしよう
ツマミももう一品
おばいけ・・・
クジラの白いところだろうな
ねぶと
ってなんだ・・・?
全く見当つかないが
ねぶっとっていうぐらいだから
ぶっとい
何かに違いない
聞かず調べず
コレ頼んでみよう
「すいません ねぶとと熱燗下さいっ」
お姉サマの
お酒の温度を確かめる所作が
セクシーだ
僕の股間の温度も確かめて・・・
アホッ!
何考えてんねんっ!
「ねぶと お待たせぇ」
「わっ! ねぶと全然ぶっとくないやんっ!」
ぶっといどころか
ちっちゃいお魚の唐揚げ・・・
その名と反して
何とも可愛らしい仕上がり・・・
お味はどうだろう・・・?
ギョギョギョッ!
魚の旨味すギョいっ!
こんなお魚初めましての
一ギョ一会
別名
テンジクダイ
ですか
鯛なんですね
熱燗に最高のツマミだ
予想に反した形状だったが
結果ご馳走を引き当てた
自分を褒めてやりたい
むむっ!
島耕作が充実している
開店から閉店まで
ダラダラ漫画酒してぇな
ねぶと
3回ぐらいおかわりしちゃいそう
2軒目は北海道
旭川の自由軒
お噂はかねがね・・・
と同じく
井之頭五郎が訪れた
旭川の老舗洋食屋さん
こんな細い路地に
あったんですね
豚肉への自信が
ビンビンに伝わってくる
いざっ!
店内は
茶色を基調とした色合いで
統一されている
案外
こじんまりしてるんだな
あっ
2階もあるんですねっ
「予約していた亀山です」
「はい カウンターどうぞー」
ご主人と息子さんだろうか
幾つものオーダーを
矢継ぎ早にこなすお二人を眺めれる
こちらも酒場アリーナ
料理が出来上がっていくのを見るの
好きやぁ
因みに
亀山とは僕の
酒場予約ネームです
予約をしたのは
関の確保のためだけではない
メニューについて
少し予習してきた
せっかくなんで
コッチでも一番高価な品を
旅先でケチったら笑われるっ!
わらじ焼肉2850円!
これは
要予約とのこと
「用意してるよ 焼いていいかい」
とマスター
「お願いしますっ!」
1番DH大谷翔平ぐらい
強力なトップバッターだ
うはっ!
ド迫力っ!
400グラムのインパクトがエグイっ!
焼肉というネーミングだが
要はポークチャップとのこと
こんなパワフルな豚肉・・・
木更津の大衆食堂とみの
ポークソテーを思い出す
肉やわらかっ!
伊勢うどんぐらい
とは言わないが
噛み切るのにほぼ顎の力使わず
味もいい
チャップと言えど
ケチャップ味は出しゃばらず
どちらかというとウスターを強く感じ
やはり福山同様
絶妙の甘みと酸味
このお肉が
食べても食べて
も減っていかない幸せよ
タレを纏ったタマネギがまた旨い
静岡清水の柏屋酒店に
一生酒呑みでいたかったら玉ねぎを食べなさい
って張り紙があったな
はいっ!
一生酒呑みでいますっ!
わらじ焼肉だけで
十二分に満ち足りたが
大きい味ソ汁
も気になり所望
わっ!
もうガマンできずに言っちゃった
「北海道はデッカイどう!」
ちくわ入りの豚汁
って認識でいいか
とにかく
豚にこだわってるゾ
旭川自由軒
おっ!
玉子も入ってるのか
ならば・・・
ご飯に豚もろとも
乗っけちゃって
黄身をつぶして醤油をひと回し
味ソ汁風味のポークエッグ丼でござい
この食べ方
なまら旨いっ!
ただ・・・
うっぷ
満腹の向こう側
五郎セットはまたいつか
余談ですが
松重豊さんとヒロトが
が好きです
映画孤独のグルメ楽しみだな
こっちの同じ店名対決もどうぞ
↓
自由軒(じゆうけん)
住所: | 北海道旭川市五条通8丁目左2 |
---|---|
TEL: | 0166-23-8686 |
営業時間: | 11:30 - 14:00×17:00 - 20:30 |
定休日: | 日・祝日 |