
荏原中延「日の出食堂」VS八丁畷「三平食堂」朝5時?オープン前乗り早朝食堂対決
土曜日の宇ち多”は
朝7時半に点呼で番号をもらい
一旦解散して
改めて9字40分ぐらいに
店頭に番号順に並び直し
入店するシステム
一回転目の入店を目指し
若い番号を貰うため
6時前から並ぶ先輩もチラホラ
僕も
があるが
その際お一人の先輩と
こんな会話をした
「先輩・・・」
「なんだい」
「お近くにお住まいなんですか?」
「オレは勝浦だよ」
「勝浦ですかっ!千葉のっ」
「うん」
「じゃあどうやって・・・」
「うん」
「この時間に 立石に並べるんですか??」
「浅草のビジネスホテルに泊まったんだよ」
「前乗りですかっ!」
「そうだよ」
「その宇ち多”愛 感服致しますっ!」
前乗り酒場か・・・
早朝食堂の
口開けなんかいいんじゃないの
僕も2軒ほどやってみよう
1軒目の前乗り場所は
川崎
深夜2時まで営業している
天龍で
寝酒をひっかけて・・・
快活CLUBへ
ライドオンッ!
お目当ての食堂の
開店時間は5時
明朝
京急川崎駅の始発に
乗ってやるゼ
ちょっと寝坊し
始発には間に合わず
眠い目をこすりながら
5:24発
神奈川新町行きに飛び乗る
ふぅ・・・
昨日の酒が残ってるな
お隣の
八丁畷で下車し・・・
歩くこと1分・・・
出たっ!
三平食堂っ!
5時30分に
暖簾がかかってる・・・
言わずと知れた川崎のドヤ街
怖い人居たりするのかな・・・?
尻込みしてしまう・・・
手のひらに
自信を持てっ!
先日僕は日本三大ドヤ街寿町の立ち呑みに
一人で潜入してきたじゃないかっ!
と書いて飲み込んで・・・
いざっ!
第一印象
清潔感
ドヤ街の食堂なので
山谷の きぬ川や
西成の きらく のような
ジトっとした質感かなと
イメージしていたが裏切られた
4人掛けのテーブルが8卓ほどあり
そこそこのオオバコ
先客は1名様
今から現場に行かれそうな
ガテン系の人ではなく
身なりは普通
先ほどまで走られていた
個人タクシーの運転手さんと
予想する
広々贅沢
4人掛けのテーブルを独り占め
テレビの見える
特等席
卓上のメニューを
ジロリ
ビール600円
大瓶であれ
ん?
んん?
があるじゃないのっ!
朝5時に
この品揃えっ!
マスター
起床は2時ぐらいでしょうか?
生姜焼き ニラ玉
焼き魚 煮魚 おでん
おっ
タコ刺しにシメサバまで
あるじゃないか
「すいません」
「何しましょ」
「トマトと・・・」
「はい」
「お刺身ってコレだけですか?」
「マグロもありますよ」
「じゃあマグロとビール下さい」
「持っていきますねー」
女将さんの優しい口調に
癒される
朝から
ストレスは極力感じたくないので
嬉しおす
テレビのニュースの時刻は
5:34
起きてから30分後に
店でビールを待ってるなんて
呑兵衛冥利に尽きる
ってヤツだ
今日も頑張れベイスターズ
今日もやらかせホークスの首脳陣
「お待たせしましたー」
ぬはっ!
やっちまったっ!
トマトの赤と
マグロの赤が
被ってしまった
眩しすぎて
寝起きの眼には
厳しいゼ
ビールは
ロクサンサンでニヤケ顔
ンゴッンゴッンゴッ!!
寝起きの体に
染み入る~~
食べると体が起きてきた
食欲あるぞ腹減った
日本人の朝は
米だっ
ご飯のサイズは・・・
たぶん・・・
「すいませーん ハイボールと・・・」
「はーい」
「半食の定食 あと生玉子下さい」
「持っていきまーす」
やっぱりっ!
さすがドヤ街
半食でも
めっちゃご飯の量ある
望むところです
マグロ玉子かけご飯を
モグモグ
お漬物を
ポリポリ
味噌汁を
チュルチュル
ハイボールを
ジュルリの
朝ごはん呑みルーティーン
寝起きのボーっと感と
昨日の酒の残りと
今現在の酒の酔いが混ざりあい
とろけそうな感覚
軽めの全身麻酔を
射たれたかのよう
酒と戯れるとは・・・
こういうことか
三平食堂を後にすると
お天道様テッカテカ
清々しい朝に
背中を押されそう
6時半か・・・
おいでおいでしている
2軒目の前乗り場所は
五反田
0時まで営業している
よしこ
で寝酒を入れて・・・
宝島に
ライドオンッ!
お目当ての食堂の
開店時間は5時
明朝
池上線五反田駅の始発に
乗ってやるゼ
寝坊することなく
始発に飛び乗る
ふぅ・・・
昨日の酒が残ってるな
五反田から3つ目
荏原中延で下車し・・・
歩くこと3分・・・
えっ?
えっえっ!
日の出食堂
移転オープン延期っ!
無念・・・
時を待つしかない・・・
その時とはいつだ?
うん
日の出食堂の表の
は息子さんがやってらっしゃる
忙しいところ申し訳ないが
さかいにチョクチョク電話して
様子を伺わせて頂こう
ピポパポピ プルループルルー
「はい」
「おっ お忙しいところすいません」
「はーい」
「日の出食堂なんですが・・・」
「あっ 月曜日からやるみたいだよ」
「わっ 行きます 因みに・・・」
「はーい」
「開店って今まで通り 5時でいいですかね?」
「あっ 7時みたいだよ」
「7時ですか・・・」
企画とは異なるが
となると
前乗りしなくても
口開けに間に合う
立石駅6:01発の
京成線に乗って・・・
6:50に
荏原中延駅で下車し・・・
歩くこと3分・・・
わっ!
わっわっ!
日の出食堂
営業してるっ!
待ちに待った
2か月と10日
常に太陽が昇る時を
楽しみにしてました
入り口
家の玄関のよう
まだ7時ちょっと前だが
営業中の札が出てる
いっちゃいますか・・・
いざっ!
えっ?
この家の玄関みたいなとこで
靴脱ぐんですか・・・?
お邪魔します・・・
ホンマに普通の家やんっ!
4人掛けのテーブルが
2つだけになったのか・・・
カウンターが無いのは
ちと寂しいな
メニューの短冊は
前の店舗のまま
オレンジの丸い照明も
名残があっていい感じ
「あっ お父サマッ!」
「いらっしゃ~い」
「脱臼なさったそうで」
「そうなんだよ」
「もう大丈夫ですか」
「なんとかね」
「良かったです」
「一昨日から再開できたよ」
「人ん家食堂になりましたね」
「地区100年以上の建物だよ」
「わっ 凄いっ!」
「何にする?」
「じゃあビールと・・・」
「うん」
「カツカレーのあたま下さい」
「ちょっと待ってねぇ」
お父サマ・・・
お元気そうで何よりです
お通しで
喉を掃除してると・・・
お父サマは
水のコップを取って
厨房へ戻られた
もしや・・・
「はーい お待たせー」
「出たっ!スプーン刺し水コップッ!」
「カツだから両方ね」
「ホンマや!スプーンもフォークも刺さってるっ!」
「あはは」
「日の出名物二刀流水コップ見参っ!」
人ん家食堂で食べるカレーが
それこそ
人ん家のカレーの味で
もはや我が家カレー
カツにまとえば
ゴーゴーゼロは瞬く間に
「すいませーん ウーロンハイ下さーい」
お父サマは
ウーロンハイと
スポーツ新聞をテーブルに
置いてくださった
このくつろぎ
このほっこり
この安らぎ
ココに住んでるんじゃないかと
錯覚してしまうゼ
アカン・・・
寝てまいそう
「お父サマー お会計して下さーい」
店を出る時
行ってきまーすっ!
と 叫びたくなる眺め
日の出食堂・・・
衝撃の移転先でした
あっ
さかいのマスター
何回も電話でご対応頂き
ありがとうございます
今度
呑みに来させて下さいませ
前の日の出食堂もどうぞ
↓
荏原中延「日の出食堂」他 日の出食堂10月いっぱいで移転するってよ
三平食堂(さんぺいしょくどう)
住所: | 神奈川県川崎市川崎区日進町34-10 |
---|---|
営業時間: | 月・火・水・木・土・日 05:00 - 09:00 16:00 - 19:00 |
定休日: | 金 |