【橋の下世界音楽祭2018】豊田市が世界に誇る”奇祭”でフェス呑みしてみた
夏がやってきた。
夏と言えば
BBQ、ビアガーデンなど
外呑みが増えてくるのだが・・・
今回紹介したいのは『フェス呑み』というヤツである。
愛知県豊田市にて
毎年行われる無料音楽フェス「橋の下世界音楽祭」に今年も参加してきた。
「今年も橋の下行く?」
そう筆者(カリスマジュンヤ)に連絡をくれたのは
実の弟「ナオト」からであった。
当日朝から弟と名古屋で待ち合わせをした。
相当浮かれポンチな格好でやってきたナオトであったが
着用してるTシャツの文字が、かなりメッセージ性が強い。
「己を祭れ セルフ祭」
“祭りに盛り上げられるのではない
己を祭るのだ”
と言った意味あいであろうか。
何にせよ、とにかく気合が入ってるのは存分に感じ取れた。
名古屋市内から電車に揺られること、1時間・・・
豊田市の「豊田大橋」へやってきた。
フェスは既に始まっており、テンションと”喉ちんこ”は昇り調子だ。
天気にも恵まれ、フェスの音楽をBGMに
まずは”フェス野郎”なナオト持参のテントを手際よく組み立てた。
準備が終わるとあとはもう酔い潰れるまで
音楽を楽しむもよし・・・
変わった展示品などを見るもよし・・・
インスタ映えを狙って、ここぞとばかりに写真を撮るもよし・・・
とにかく自由だ。
朝から何も食べてなかったので
朝食にステーキをいただく事にしたのだが・・・
朝食にステーキはかなりヘビーだったうえに・・・
ドリンクはまさかのテキーラショットであった。
朝から気合入れてスタートダッシュを噛ましたい方は
こちらのフェス呑み流”モーニングセット“がオススメだ。
普段の日常では味わえない環境が
午前中から味わえるのがフェスの強みである。
ランチでもやはり攻めた料理を食べたかったので
イノシシ肉を使った”まぜそば”をいただく事にした。
漁師が作る本気ししこつまぜそばと言うジビエ料理
「ししこつまぜそばデラックス(1000円)」
普段なかなか食べる事の出来ないジビエ料理を食べれるのも
この「橋の下世界音楽祭」ならではの風潮である。
その後は「浅野忠信」さんバンド「SODA!」を堪能したり・・・
楽しい時間と言うのはあっという間に過ぎていき・・・
夜は更け、夜祭りムードに。
日が暮れようが「橋の下」は静まる事を知らずに
どこかで誰かが音楽を演奏したり、酔っ払いの会話が聞こえてきたり、BAR営業もあったりなど
酒呑みとして嬉しすぎる夜であった。
結局撃沈することなく、朝方まで酒と音楽で加速し
知らず知らずのうちにテントで眠り、1日目を終えた。
午前9時、起床と共に
またしても晴天の下、2日目の「橋の下世界音楽祭」が幕開けした。
(橋の下自体は3日目でこの日が最終日)
二日酔いにムチを打って、モーニングアルコールを注入し、渇を入れた。
なぜそこまでして呑む必要があるのか?
それは奇人が集まる祭りだからである。
この雰囲気に”呑まされてる”のである。
2日目の朝食は
何故か「橋の下名物」になってる台湾ラーメンをいただく事にした。
「台湾ラーメン(600円)」
卓上の辛味調味料をドバっと入れ、激辛にパワーアップさせて
弱ってる胃を追い詰めた。
名古屋と言えば台湾ラーメンで有名な「味仙」というソールフード的名店があるのだが
「橋の下名物」というのはその「味仙」から来てるのであろうか。
そちらの「味仙」にも
猛烈に行きたくなった次第だ。
どこへ行っても楽しい空間で
2日間全く飽きる事なく楽しませてくれた「橋の下世界音楽祭」なのだが・・・
驚くべきポイントは、何とこのイベント・・・
入場料無料なのである。
しかし勘違いしてはいけないのが
橋の下のHPで代表者さんの挨拶にも書いてある通り
「FREE/自由」とは、
自分で考えるということなのだと我々は考えています。
自分らの場所は自分らで創り自分らで守る。
との事なので
投げ銭なり、橋の下の売店でお金を使ったりなどして・・・
スタッフさんだけでなく、参加者全員で来年以降の「橋の下世界音楽祭」を作り上げていかないと
こうして楽しい環境は守れないのである。
最後の思い出にと
相撲レスラーの方にも一戦を交えていただいた。
お姉さん、また来年この土俵でヤリあいましょう。
戦ったあとはやはりお腹が空くわけで
2日連続でステーキを喰らう事に。
楽しい楽しい祭りも終盤戦にかかると
何だか寂しい気分になり、しんみりタイム・・・
・・・
なんてなるわけもなく
豊田レディたちと乾杯し、お祭りタイム。
最後の最後は
参加者皆さん揃って、力の限り踊り狂った・・・
何の音楽かも分からず
踊り方も分からなかったが
そこにルールなど全くもって無いのである。
好きなように自由に気が済むまで踊り続けるのだ。
楽しい楽しい時間が過ぎていき
ちょうど良い時間帯くらいで、筆者の記憶がフライアウェイ・・・
またこの記憶を取り戻しに
「橋の下世界音楽祭」へ行く理由が出来ました。
来年もまた必ずこの楽しい奇祭へ行くぜっ!!!!
橋の下世界音楽祭(はしのしたせかいおんがくさい)
住所: | 愛知県豊田市千石町6丁目 千石公園 |
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