幡ヶ谷「串かつ 名代」現役風俗嬢を口説いてみた結果・・・
日付が変わって、本日2月14日は『バレンタインデー』だ。
そんなロマンチックな日に最低のタイトルの記事を投稿してしまった事を
まず最初に心からお詫び申し上げます。
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幡ヶ谷という街に住んで、早5年・・・
今度行ってみよう
また今度行ってみよう~
と、ずっと後回しになっていた酒場があった。
いつも通ってる幡ヶ谷駅上にある串カツ屋さん・・・
「串かつ 名代」
創業昭和27年
大阪 平野
と書かれた看板の文字がとても魅力的だが
何故かいつもタイミングが合わずに行けなかった。
関西生まれ幡ヶ谷在住の先輩に
「名代の串カツはほんまにうまい」とオススメされたので
さすがにこのタイミングで行ってみる事にした。
関西人で串カツ好きの先輩がオススメしてくれただけあって
名代の串カツは見た目からして本格的だった。
きめ細かい衣で丁寧に揚げられた串カツはとても美味しく
わざわざ大阪新世界へ行かなくても
本場の串カツが近所で食べれる事を知って
「この5年間一体ボクは何をしてたんだ・・・」
と自分を責めたてたくらいだった。
そしてなんと言っても
ここでは「ポン酢サワー」が呑めるのが嬉しい。
マスターに聞いたところ
昔、疲れてた時に発注ミスで間違ったポン酢を発注してしまい
捨てるのも勿体ないから
なんとなく酎ハイに入れてみたところ・・・
まさかの化学反応が起きてしまい
レギュラーメニューになったとか。
都内でもポン酢サワーを出す店は何店舗かあるが
マスター曰く
「一番最初にやったのは恐らくこの店だと思う」との事だ。
そんな感じで
一人しっぽりとポン酢サワー呑みながら
串カツを食べてると
隣席に座ってた一人呑み女子が
「酒場ナビのジュンヤさんですよね・・・?」
と声をかけてくれたのだ。
こ、こんな事あって良いのか・・・
[一人呑み女子]×[酒場ナビ知ってる]=[もしかしたらセックス出来る]
突如やってきた
最低の方程式、ここに完成。
更に追い打ちをかけるように
「酒場ナビの大ファンです!」
と股間破裂寸前のコメントを頂いたのだ。
〔酒場の神様〕
いつもいつも本当にありがとうございます。
[一人呑み女子]×[酒場ナビ知ってる]×[大ファン]=[ほぼほぼセックス確定]
最低で最強の方程式が育っていく・・・
興奮を抑えながらも平然を装い
このあとどう口説くかを真剣に考えてた矢先・・・
「悪いっ!おそなった!!」
ゴリゴリ関西弁の彼氏登場・・・
方程式崩壊・・・
下手したらシバかれるかもしれん・・・
夢のようなひと時をありがとう・・・
優しい彼氏さんでなんとか最悪の事態は免れた。
それでも「串かつ 名代」のデビュー戦は
良いイメージでしかなかったのだ。
勿論、そうなると
何度も通ってしまうのが呑兵衛の性・・・
悲しき男の性・・・
次の日も
「串かつ 名代」へ当たり前のように呑んでる自分が居た。
何かドラマを求めて
真面目に呑んでる自分がちょっと可愛く思えたりもする。
そして何より、名代のマスターと
波長が合うので
一人で呑んでても楽しいのだ。
2日連続の串カツでも飽きは全然来ない。
絶品の串カツとポン酢サワーに舌鼓した。
そしてそして
この日もドラマは待っていた。
ボクが大好きなハードコアバンド「Idol Punch」のVo.Raccoさんが偶然にも隣席で呑まれてたのだ。
お互い一人で呑んでたので
会話も弾み、その後Raccoさん自身が経営されてる「RACCOSBAR」へハシゴ酒する事になり
この日も存分に楽しめた。
「名代に行けば、一人で呑んでても楽しい」
そんなイメージがついたので、暇さえあれば名代に通ってる自分が居た。
ちなみにこの日は一人で呑んでると
普段連絡を取らない女の子から
「今から呑みませんか?」と言うメッセージが来て、一緒に呑んだのだ。
今のところ勝率10割。
そして4度目の名代での夜・・・
(1週間で4回名代に行った)
この日もまたドラマが待っていたのだ。
しかも過去最大級の・・・
外にあるトイレへ行った時
内鍵をうまく締めれてなかったのか
「わっ!すみません!」
とのんきに小便をかましてるボクの背後から若い女性が扉をあけたのだ。
「あれ?すんません、鍵締めれてなかったっす。」
慌てて謝り、女性を見ると
20歳前半の若い女の子が恥ずかしそうにボクを見つめていた。
黒髪ショートカットで「広瀬すず」似の可愛い女の子・・・
こ、これはまさか・・・
例によって〔酒場の神様〕が今夜もドラマを与えてくれたのだろうか・・・
名代4連続のドラマにボクはまたしても興奮し
“すず”にこう声をかけた。
「チ○ポみたやろ?」
一か八か過ぎる
最低の下ネタ発言・・・
しまった、やってしまった・・・
なぜボクはいつもこうなんだ・・・
紳士っぽく「良かったら奢るんで、今から呑みにいきませんか?」って声をかければ良いだけなのに・・・
なぜこんな簡単な事が出来ないのであろうか。
猛烈に後悔してると
すずからまさかのリプライが。
「見てませんよぉ~笑 お兄さんおもしろい~」
「ごめんごめん、なら良かったわ。」
「お兄さんどこで呑んでるんですか?」
え?
まさかの良い流れになってる感じ??
「隣の串カツ屋さんやで。一杯奢るし呑もや!」
「はい!隣のBarで呑んでたんで、会計してからそっちいきますね!」
愛してるぜ
名代の奇跡
愛してるぜ
酒場の神様
数分後
ボクの隣の席にはすずが座っていた。
この4夜連続の奇跡な状況に
マスターはウインクをしてくれた。
「一人で呑んでたん?」
「はい、この辺で良く一人で呑むんですけど、一緒に呑んでくれる友達が少なくていつも一人で寂しく呑んでるんですよ~」
「若いもんなぁ~そら同世代の女の子なかなか呑まへんもんなぁ~職場の先輩とかはどうなん?」
「私、風俗で働いてるんですよ。」
はい、来た。
奇跡が止まらない。
奇跡ってこんなに連続で起きていいんか?
取りつかれたのように
毎度起こるグッドサプライズ。
まさかの風俗嬢・・・
しかも病んでる系じゃなくて
明るめのタイプの風俗嬢。
性なる夜の予感・・・
「さっきお兄さん、『チ〇ポみたやろ?』って言いましたよね。私、毎日見てますからね。笑」
「アハハ~でもすずちゃんよ、女の子があんまり大きな声で”チ〇ポ”とか言うたらあかんでぇ~」
何この、謎の紳士アピールっ!?
自分でもびっくりするぐらいキモい返し・・・
しかし何はともあれ
職業柄か、一か八かの下ネタ発言が功を奏したのだ。
マスターは
仕事に手がつかない様子で、この会話をツマミにビール呑んでいる。
「チェックのパンツにその厚底ブーツ・・・さてはすずちゃん、”バンギャ”やろ?」
「やっぱりわかります~?昔バンギャやってたんですよ。」
[一人呑み女子]×[現役風俗嬢(しかも明るい)]×[元バンギャ]=[週1でセックス]
ボクの偏見でしかない
これまた最低で最悪の方程式完成。
しかも先ほどのbarで結構呑んでたのか
かなり泥酔の様子・・・
現役風俗嬢とサシのみで
しかも泥酔状態って・・・
もうほぼほぼ前戯をしてるようなものだ。
分かってます・・・
こんな最低の記事を書くと読者の皆さんが不快な思いをするのは・・・
叩かれたりもするでしょう。
今ならまだ間に合うので、静かにこのページを閉じてください・・・
読者が減るのを覚悟で
今この記事を書いてます。
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ダラダラと呑んでる暇もないので仕掛ける事にした。
「このあとまだ時間ある?良かったら次の店いこうや!」
「はいっ!是非っ!!ご馳走になったんで、次の店は私が奢りますね。」
この子は〔酒場の女神〕なのか?
「お金取りに行きたいんで、一回家に寄っていいですか?」
「もちろんっ!」
すんなりと現役風俗嬢一人暮らしの家に入る事が出来たのだ。
しかしここで焦ってはいけない。
グッと我慢し、次の店へ向かった。
せっかくなので
先日行ったばかりのRaccoさんの店、「RACCOSBAR」へ行くことにした。
すでにお互い泥酔状態・・・
2軒目のBarでは呑みすぎない事を肝に銘じたのだが・・・
現役風俗嬢は
烈火のごとく濃い目のお酒を呑みまくってる。
だ、大丈夫だろうか。
ちゃんとお持ち帰り出来るのであろうか・・・?
しかし幸運のドラマの連続はここまでで
やはりすずは呑みすぎのせいで、酔い潰れる始末・・・
店の方の手配でタクシーで帰ってしまったのだ。
しかもなんと、すずとは連絡先も交換してない。
これは平成最後の世紀の大チョンボ。
濃い目の金宮サワーを一人寂しく呑むしかなかったのだ。
それでも何度もチャンスをくれた「串かつ 名代」には感謝しかなく
またしても名代に夜な夜な出没してるボクが居た。
というか
「もしかしたら奇跡的にすずが居るのでは?」という微かな望みを求めてたのも確かだ。
こんなボクにも優しく接してくれたマスターには感謝だ。
本日バレンタインデー・・・
今宵も「串かつ 名代」で
相変わらず何かドラマを求めて、ムラムラしながら呑んでるボクを見かけましたら・・・
喝(カツ)を入れてやってください。
串かつ 名代(くしかつ なしろ)
住所: | 東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-4 |
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TEL: | 03-3370-7452 |
営業時間: | 17:00~24:00(L.O.23:30) |
定休日: | 不定休(たまに日曜日休み) |