伊良部島「伊良部食堂 ちゃんぷる」ノンアルでも酔える南国食堂
先日宮古島で『オトーリ』の洗礼を受けた記事を書いたのだが
次の日、見事二日酔いに打ち勝ち、朝から「伊良部島」へ行くことにした。
宮古島も伊良部島もネットで観光スポットを検索しても
メジャーな場所しかヒットしなかったので
恐らくまだあまりネット記事にされてないのであろうか。
なのであえてネットでは情報収集せず
泊まったゲストハウスのオーナーさんや、前日の呑み屋の人から聞いた情報を頼りにアナログ的に穴場スポットを攻めてみる事にした。
先ほども言ったが、観光スポットがあまりネットに書かれてないので
あえて今回行ってみたところを写真付きで簡単に説明したい。
※なので、あまり興味ない方は
酒場までスクロールよろしくお願いします。
通行料金を徴収しない橋としては日本最長と言われてる「伊良部大橋」を渡ると
真っ先にお出迎えしてくれたのが
“宮古島のアイドル”と言われてる「宮古島まもる君」だ。
たらこ唇でブサイクな感じがなんとも愛おしい。
宮古島を守ってくれる警察官で
宮古列島には19人居るみたいだ。
しかも全員が兄弟という設定が面白い。
橋を渡って、右方向に進むと・・・
「佐良浜港」へ着いた。
ここは漁師町なのであろうか、住宅街もあり
近くには小学校や中学校もあった。
そこから更に進むと、絶景スポットへ。
ちょっと休憩するには抜群のスポットだ。
で、すぐ近くには「サバウツガー」入口の階段があったので降りてみると・・・
こちらが「サバウツガー」
一体何をしてた場所かは・・・
ネットで調べてみてください。
そこから更に進むと・・・
ゲストハウスのオーナーさんに「絶対に行くべき!」と教えていただいたスポットへ。
この「BIKE」と書かれた文字が目印で
その横の茂みを進んでいくと・・・
多少足場は悪いが、先を抜けると・・・
「三角点」という名の穴場で
このような超絶景が待っているのだ。
運が良ければ「ウミガメ」も見れるとの事だ。
この入口にある「BIKE」と書かれた場所で写真を撮るのが”インスタ映え”との事だったので・・・
道行く優しい観光客の方に何枚か写真を撮っていただいた。
更にバイクを走らせると、大きな鳥が見えてきたので、行ってみると・・・
「フナウサギバナタ」という
これまたオシャレな展望台だった。
展望台のすぐそばで
「貝を削ってアクセサリーや小物を作って売る」という渋い仕事をしてるおじさんがいらっしゃったので
せっかくなので小物を購入した。
更に更に風を感じながらバイクを走らせる。
やっとこさ、海に入れそうな小さな砂浜を見つけたので・・・
水着を忘れるという大失態をしてしまったボクは
あたりに人が居ないのを確認し・・・
服を脱ぎすて・・・
伊良部島の透き通った海へダイブっ!!!
本当に人っ子一人いなかったので、このあと”全裸”で泳いだのは言うまでもない。
これこそまさしくリアルプライベートビーチだ。
実際にジュゴンのように泳いでる姿はこちらから
海に入って気持ちよくなってしまったボクは
休む間もなく、更にバイクをドンドン走らせる。
「帯岩(おぴいわ)」
この岩は津波により陸に打ち上げられた「津波石」で
なんと重量は2,500トンもあるみたいだ。
こんな石が打ち上げられるなんて・・・
改めて津波の凄さが分かる。
そんな「帯岩」から少しいくと・・・
「通り池」
「天然記念物」にも指定されてるとの事だ。
またしても道行く優しい観光客の方に写真を撮っていただいた。
そしてこれまた地元の人から教えていただいた「絶対に行くべきスポット」がこちら。
「下地島空港」裏にある海
「こんなに透き通る事が出来るのかね!?」と叫んでしまったくらい綺麗すぎる海水だ。
まだまだ色んなところに行ったのですが、これ以上は尺的に長いので
また何かの機会に紹介させていただきます。
ディープスポットから絶景ポイントまで
ほぼ休みなしで回ったので、時間を確認すると午後3時・・・
そういえば、下地島の自然に夢中になって朝から何も食べていない・・・
と言う事で
やっとこさ、酒場ナビの始まりだ。
バイクでブラブラしてると
「待ってました!」かのように風になびく誘惑的な旗が見えてきた。
良い意味でチープな感じの外観も良い!
〔酒場センサー〕もしっかり反応していたので
「伊良部食堂 ちゃんぷる」へライドオンする事にした。
店内を見渡すと誰も居ない・・・
もしかして休憩時間かな?と思い
「すみません~!」と声をかけてみると、奥から店員さんが「いらっしゃい~どうぞ~~」と出てきてくれた。
疲れ切った身体、熱さで喉もカラカラだ・・・
この状態でオリオンビールを呑んだらうまいに決まってる。
が、しかし今回バイクで来てるという事もあって
アルコールを摂取出来ないので
ノンアルコールビール「オリオンクリアフリー(300円)」をいただいた。
今まで何度も酒場ナビで記事をあげてきたが
恐らくノンアルコールの記事はこれがはじめてじゃないでしょうか。
「ノンアルコールで酔えたら一流」
そう言い聞かせ、沖縄っぽいメニューを吟味。
「ナーベラーちゃんぷるは聞いた事があるけど、”パパイヤちゃんぷる“ってどんなんだっ!?!?」
「タコ麺っていうのはタコライスのご飯が沖縄そばバージョンのヤツなのかな・・・?」
「人参しりしり丼の”しりしり“ってなんだろう・・・」
沖縄料理らしく謎メニューに困惑してると
店員さんが
「ランチメニューもありますよ~」
と教えてくれた。
やっぱり「せっかく宮古島に来たので”宮古そば”が食べたいっ!」という事で
あまり冒険はせずに王道の宮古そばセットをチョイスする事にした。
店員さんにそう伝えると
お姉さまはゆっくりゆっくりと調理を開始してくれた。
お客さんはボク一人、そしてそこまで急いでもいない。
「お姉さま、ゆっくり作ってください
それをツマミにノンアルコールビール呑んでますから」
そう思いながら、ノンアルで酔う事に徹した。
「宮古そばセット(750円)」
「うぉ~~~!宮古そばやぁ!!!」
「沖縄そば」と「宮古そば」の違いを知らないくせに
テンションが上がってしまった。
セットの
肉みそが乗ったごはんと・・・
もずくも・・・
サイドから良い仕事してくれそうな雰囲気をバンバンに感じる。
朝から何も食べてないのと、日中の運動のせいで腹ペコのボクは
「これだけで足りるだろうか?」
なんて普段あまり出ない感情だって生まれてきた。
「ノンアルビール1本じゃ戦えるわけがない・・・」
という事で更に1本追加した。
麺をリフトアップ・・・
沖縄そば特有の低下水の麺が好みのヤツだ。
楽しげに沖縄料理と戯れてると、ここでプチ事件発生・・・
卓上唐辛子を過って宮古そばへ大量にぶち込んでしまったのだ。
原因不明の事故・・・
真っ赤に染まったカツオベースのスープは
もう後戻りできない味になってしまったのだ。
一部始終を見かけたお姉さまが慌てて
「あらまぁ~、入れ物が壊れてたんやっさ~。作り直しましょうねぇ~」
と優しく声をかけてくれたのだが・・・
せっかく作ってくれた料理を残すわけにはいかない、そして辛いモノには得意なはずだ!と意気込み
「大丈夫です~!最初からこんくらい唐辛子いれようと思ってたんで!」
とカッコつけ、一気にスープまで豪快に飲み干そうとするのだが
予想以上に辛い。
吹き出る汗・・・
これは普通の唐辛子じゃない・・・
滝のように出る汗を隠しながらもなんとか完食。
しかし食べ終えた頃には汗だくで
酔いも覚め(?)、刺激的な昼食になっていた。
聞くところによると
どうやら自家製の島唐辛子を干して砕いたやつなので
普通の唐辛子よりも何倍も辛いとの事だった。
せっかく酔いかけてたのに
一気に架空のアルコールが全て飛んだ。
“ノンアルで酔う”
矛盾してるフレーズではあるが
お酒は『どこで誰と呑むか』が一番大事なんだと
南国が改めて分からせてくれたような気がした。
『宮古島クレイジージャーニー』まだ続く・・・
伊良部食堂 ちゃんぷる(いらぶしょくどう ちゃんぷる)
住所: | 沖縄県宮古島市伊良部国仲598-1 |
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TEL: | 0980-74-5855 |
営業時間: | 11:30〜17:00 ランチタイム14:00まで |
定休日: | 金曜日 |