宮古島「やきにく おにくのくにお」今宮古島が熱い!?今年の夏は『オトーリ』で思い出作りを・・・
2019年3月30日より「ジェットスター」が
成田空港から下地空港(宮古島)直通の便が運行されるようになった。
せっかくなので、これも〔酒場の神様〕の思し召しだろうという事で
早速往復チケットを購入した。
完全ノープラン、宿も決めてない
「自分を追い込む事で、ドラマは生まれるのだ」と意気込み
最低限の荷物だけリュックに詰め込んで、当日始発で成田行きの電車に乗りこんだ
のだが・・・
電車で向かってる途中に
ジェットスターから1通のメールが届いた。
蘇る嫌な予感・・・
度重なる「遅延」を経験している。
メールをみてみると案の定遅延のお知らせ
もう慣れっこなので
落ち着いてメールを読んだのだが
なんと6時間遅れの出発・・・
1時間、2時間くらいならなんとか我慢は出来るが・・・
6時間も空港で、しかも一人で何をすればよいのか。
気づけばコンビニに駆け込み
ストロング缶を呑み狂ってた。
仮眠をして
ようやく昼過ぎに出発し、なんとか17時頃に宮古島へ到着・・・
遅れを取り戻そうと
早速ゲストハウスを予約し、原付バイクを借りるもすでに日が落ち始めていた・・・
しかし「このまま何もせずに泡盛を呑むわけにはいかない!」
と意気込み、ノンアルコールビールという名のガソリンをぶち込み
時間の限り原付バイクを走らせた。
勿論土地勘なんて全くない。
簡易地図とGooglemapを頼りに、とにかく休みなしで原付を走らせた。
一つ言える事は
とにかく風が気持ちよかった・・・
真面目に行動し、刺激を求めアクションを起こしてたら
ちゃんとご褒美だって待っていた。
あっという間に「池間島」を一周し
ノンアルコールビールと”ブルーシール”で少しだけ休憩する事にした。
そう言えば原付バイクを貸してくれた店員さんがこんな事を言ってたのを思い出した。
「もう時間が遅くて、海へ入れないと思いますが・・・夕焼けだけは絶対に見てください!」
とにかくハイスピードで観光した甲斐もあってか
気づけば宮古島の最北端「西平安名崎」まで辿りついた。
しかも時間的にもバッチリで最高の夕焼け・・・
いや、『宮古島サンセット』と言っておこうか。
“百点満点の絶景”と
ここまでの”遅延という名の拷問”もあってか
この時色んな思いを胸に、涙を流していたのは確かだった・・・
宿へ帰って、シャワーを浴び
休む事なく、繁華街へ出かけようとすると
宿主さんに呼び止められた。
「君、本当に宮古島来るの初めて?宿予約から原付バイク借りるまでの速さ・・・経験者レベルだよ?(笑)」
「あ、はい・・・(照)」
「しかも一人なのに、こんな時間まで帰って来ないから・・・心配しちゃったよ。」
「沖縄を愛してるからなんです」
ちょっとだけキモいセリフを残し、缶チューハイ呑みながら宿を出た。
「さぁ今夜はどこで呑もうか」
いつものように〔酒場センサー〕をビンビンに貼って
宮古島の街をブラブラしてると・・・
リアルタイムでボクのSNSを見かけたバンドの先輩から
「ジュンヤ、今宮古島居るんだったら、オレの友達がやってる焼き肉屋紹介するよ!」
とナイスなタイミングでメッセージをいただいたのだ。
勿論行かない理由がないので
早速紹介していただいた店へ行ってみた。
「やきにく おにくのくにお」
店名は全てひらがなであるし
牛の顔はめパネルもある事から
とてもチャーミングな店舗仕様だ。
しかも店外には
オリジナルの少し変わったテーマソングが流れてたのが印象的だった。
早速店内へライドオンして
紹介していただいたオーナーさんを探したのだが
出かけてるとの事だったので、先に呑んで待ってこくとこにした。
閉店前というのもあって、店内は空席が多かったが
最近はほとんど毎日満席との事だ。
さすが今勢いに乗ってる南国、宮古島である。
せっかくなので
沖縄らしく泡盛を頂こうかと思ったが・・・
日中のアクティブな行動により、喉はカラカラ・・・
ノンアルコールビールしか飲んでなかったので
オリオンビールをいただく事にした。
「オリオン麦職人(300円)」
ジョッキまでキンキンに冷えてるのが、最高にうれしい。
乾ききった〔喉を掃除する〕かのごとく
一気飲みしたのだが・・・
「やはりビールはアルコールが入ってる方が美味しいんだなぁ~」
と当たり前の事を痛感しながら20秒ほどで1杯を呑み切った。
おかわりオリオンを店員さんに注文し
メニューを吟味。
「絶対沖縄生まれやろ?」と分かる沖縄顔の可愛い店員さんに
せっかくなので「宮古島産黒毛和牛」を注文した。
意外なお通しを食べながら、急ピッチでオリオンを流し込む・・・
昼とは違った最高の”宮古島ナイト“の幕開けだ。
入店10分も経たないうちに2杯目のオリオンを流しこんだところで
キャップを被った身体の大きな方が店に入って来られた。
一瞬で分かるオーナー感・・・
あの方が「やきにく おにくのくにお」のオーナー「FAT KAZYA」さんだっ!!!
ボクに気づいたKAZYAさんは
「あ、もしかしてキミがジュンヤくん?〇〇からの紹介だよね?」と話しかけてくれた。
「はいっ!早速呑みに来ましたっ!!」
「今から片付けとか色々するから、テキトーに肉喰うなり酒呑むなりしといてよ。そのあと一緒に呑みに行こう!」
「ありがとうございますっ!!!」
持つものは
沖縄に知り合いが居る先輩と宮古島で焼き肉屋を経営されてる人だ・・・。
確実に今夜は楽しくなるであろう事を確信し
更にピッチをあげ、オリオンを注文した。
ちなみにKAZYAさんは
以前都内で「FAT KAZYA BAND」というバンドを組まれてて
今は活動しておらず、地元宮古島へ帰って来て、焼き肉屋をオープンさせたとの事だ。
先輩からは
「かなりのパーティー野郎だから呑み方には気をつけろ!」
と言われたので
その辺の期待も高まる。
「宮古島産黒毛和牛希少部位盛り合わせ(3280円」
店一押しの宮古島産黒毛和牛の盛り合わせ。
一人で食べるのにはちょうど良いサイズだ。
「シンシン」ってどこの部位なんだっ!?
なんて思いながら
早速肉たちを網の上へダイブさせた。
もう書くまでもないのだが
宮古島産黒毛和牛最高に旨い・・・
もし夢が叶うのなら
日中は宮古島の自然を堪能して
夜はオリオンビールと焼き肉を満足いくまで食べる生活を飽きるまでしたい。
「どう?肉美味しいでしょ?片付け終わったから呑みに行こうか!!」
頼りがいしかないKAZYAさんが
ボクの席に来てくれた。
名刺交換、挨拶を済ませると
KAZYAさんからお店のステッカーをいただいた。
そしてKAZYAさんと
KAZYAさんの友人さんたちと共に
宮古島の繁華街へ繰り出した。
「やきにく おにくのくにお」から歩くこと5分ほど・・・
KAZYAさんの行きつけの酒場
「あき酒店」へ〔ライドオン!〕した。
まずはKAZYAさんオススメの料理を堪能したところで・・・
突如ほろ酔いのKAZYAさんが動きだした・・・
「ジュンヤ、せっかく宮古島来てくれたんだしな!『オトーリ』をやるかっ!!」
「オ、オトーリ・・・?」
「なんだ、知らねえのか。じゃあ尚更やるしかねぇな。」
「なんかわかりませんけど、やりましょう!!」
「今夜は宮古島の洗礼受けるがいいっ!!!」
「まずオレが親になるから。ほら呑めっ!!」
「おっす!いただきますっ!!」
「次はオレが親だっ!」
『オトーリ』のルールややり方がまだ把握出来てないが、とにかく呑むしかなかった・・・
「お前、まだ酔ってないな・・・?」
「全然余裕っす~」
「さぁ~若者たちよ、呑め!」
「しゃぁぁぁああああ!!!!」
そしてボクが”親”をやるターンが来たので
先輩方に泡盛を注いだ。
「も、もう呑めねぇ~よ・・・」
ボクのInstagramアカウントにて
その時の『オトーリ』の様子を投稿してるので
是非ともご覧ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
・「オトーリの様子 その1」
・「オトーリの様子 その2」
何でも『オトーリ』という儀式は
“親”と参加者が居て、泡盛を呑み合い・・・・・
というか
ルールややり方なんてあるのだろうか?
“親”になった人がひたすら泡盛を注いでみんなに呑ませるのだ。
とにかく泡盛を豪快に呑んだヤツが凄い、カッコイイってなるのである。(ボクの勝手なイメージです)
気持ちよくみんなベロベロになったら終了?
それともみんなが潰れたら終了?
店の泡盛がなくなったら終了?
終わり方なんてきまっちゃいない。(知りませんが)
謎多き儀式を終え
勿論ベロベロになり、記憶はフライアウェイしたのは言うまでもない・・・
新年号『令和』になると
更に宮古島へ観光に行かれる方は増えてくると思います。
とにかくボクから言える事は
どこの観光スポットが良いだとか
あそこの穴場は絶対行くべきだとか
オススメのビーチはあそこだとか・・・
そういった事よりも
『オトーリ』の儀式には気をつけてください
という事です。
そして更に言うと
その儀式からは逃げないでください。
宮古島へ行ってしまった以上、全て全力で楽しんでもらいたいです。
もし『オトーリ』で危険を感じた時は
「やきにく おにくのくにお」で待機してる〔酒場の神様〕が助けくれるはずなので
御参りも忘れずに・・・よろしくお願いします。
ここも一つの宮古島観光スポットになって欲しいなと願うばかりです。
やきにく おにくのくにお(やきにく おにくのくにお)
住所: | 沖縄県宮古島市平良字西里286-2 |
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TEL: | 050-5597-1894 |
営業時間: | 平日18:00~22:00(L.O.21:15) 土日祝17:00~22:00(L.O.21:15) ランチ 【水曜日・日曜日】 12:00〜15:00 日曜営業 |
定休日: | 不定休 |