【ゲリラ鱈フェス2019 in サリナス!!!!】 すすきの「SALINAS」で鍋パしてみた
前回の記事
岩見沢市「池島鮮魚店」にて立派な“手土産”を貰ったというところまで書いたが
今回はその続き。
岩見沢バスターミナルから札幌市行きのバスに乗り込み、まずは「この手土産をどうするか」を頼れる先輩に相談してみる事にした。
「もしもし、今日タラのアラと肝ゲットしたんで、店で鍋パーティーでもしませんか?」
「いいねっ!やろう!!」
そう心強い返事をしてくれたのは
すすきので「サリナス(SALINAS)」というダイニングバーを経営されてるオーナーの平井さんだ。
しかし連絡をしたのが、すでに午後6時・・・
タラパーティーをするには急すぎるタイムテーブルではあるが
誰も来なかった時は「最悪二人で鍋つつこう」とハードル低めのゲリラ告知をしてみた。
開始は午後8時予定~
残り2時間でSNSなどを駆使して
しかも札幌という街で「ゲリラ鱈フェス2019 in サリナス」を敢行する事にした。
午後8時前、ギリギリで「サリナス」へ到着。
店前は相変わらずロックテイストな感じで心地よい。
ドアを開けると
オーナー平井さんが準備万端の様子でいらっしゃった。
「待ってたぜ、ジュンヤ!」
「平井さん、お久しぶりですっ!!」
「で、もうお客さんの予約は入ってますかっ!?」
「バカ野郎っ!!平日の札幌をなめんじゃねぇぇ!!!」
「・・・」
「ところで肝心のタラはどうなんだよっ!!!」
5月中旬
すすきのの夜はまだ肌寒かったが
平井さんの情熱は”熱かった“のは間違いなかった。
サリナスは普段はダイニングバーとして営業されてるが
ライブスペースにもなり、弾き語りのライブなども良く開催されてるのだ。
キャパもそれなりに広く、ライブの打ち上げでも利用されたりなど
値段に応じてリーズナブルなコースも相談できるみたいなので
道民の方は要チェックである。
ちなみに前回の『北海道クレイジージャーニー』で寝床がないボクを
奥のテーブル席で何泊か泊まらせていただいたのも良い思い出だ。
ボクが持って来たタラを見るや否や
「これでけぇタラだなぁ~!!捌きがいがあるぞ!!」
と意気揚々の様子だ。
「ジュンヤっ!今からオレがこのタラを捌くから、これでも呑んで待ってろっ!!」
そう出されたのが
こちらの「かめちゃん」という焼酎。
見た事ない焼酎だが、ジャケットはかなり好みな感じのヤツだ。
「酒はジャケットでほぼほぼ好き嫌いわかれる」というから(?)
これは期待が出来る。
実際にソーダ割りで呑んでみると、案の定好みの味だった。
それにしても北海道は「サッポロソフト」を主軸に
「大自然」、「長次郎」と言った安くて美味しい焼酎が多い。
平井さんのお母様が作られた「キュウリのぬか漬け」をツマミに
伝家の宝刀『焼酎濃い目』のソーダ割りでエンジンをかける。
「しかしこれデケェなぁ~。久しぶりに料理人の血が騒ぐぜっ!」
料理人としての下積み時代が長かったという平井シェフは気合入りまくりの様子だ。
そしてあっという間に平井シェフの手によって捌かれていく池島鮮魚店のタラたち・・・
いかにも
「良い出汁だしまっせ?」と言わんばかりのビジュアルを披露してくれたタラを
まずは下茹でし、臭みを抜く。
臭みを抜いてる間、ただ呑んでるだけじゃなく
インスタライブをして
必死に、そして地道に集客を励む真面目なボク・・・
SNSを駆使して緊急ゲリラ告知。
「ゲリラ鱈フェス2019 in サリナス」は最初からクライマックスだっ!!!
「オレも仲間に入れれーーーっ!!!」
平井シェフもインスタライブに参戦し
二人仲良くすすきのから世界配信。
鍋の前にまずは
「サメガレイの刺し身」をいただいた。
美しいピンク色・・・
そして平井シェフによる盛りも素晴らしいものだ。
鮮度抜群に加え
歯ごたえ強めで食べ応え充分。
これで500円というのだから
コスパの高さが光る。
この盛り合わせで
まだサメガレイがもう少し残ってるという事だから、池島鮮魚店はファミリー層の強い味方だ。
そしていよいよここまでやってきた
メインディッシュの「タラ鍋」。
昆布だしで煮込んで、お好みの野菜を投入し
ポン酢で食べれば・・・
文句なしの絶品っ!!!
池島親子が
「どうだ、うめぇだろ?」
と笑顔で問いかけてくる顔が想像出来た。
岩見沢の思い出と道民の優しさが詰まったタラ鍋・・・
ボクのワガママだけで急遽開催された鱈フェスは満足しかなかった。
「で、結局人来なくて二人で鍋したんだろ?」
と言う声が聞こえてきますが
結局なんやかんやで3人の勇者がサリナスに集まってくれました。
お忙しい平日の夜にありがとうございましたっ!!!
最初から最後まで頼もしかった平井さんもお疲れ様でした!
ちなみに今回はサリナスのメニュー料理を食べてませんが
ダイニングバーとしての料理のクオリティも高いので是非。
誰でも一度はこんな悩みあるでしょう・・・
「ノリで市場で魚買ったはいいけど・・・これどこでどうやって食べるの?」
そんな悩める方
もし困った時はサリナスオーナーの平井シェフに一度相談してみてはどうでしょう?
彼ならどうにか対応してくれるはずです。
サリナス (SALINAS)(さりなす)
住所: | 北海道札幌市中央区南6条西3-6-25 |
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TEL: | 011-551-5520 |
営業時間: | 18:00~3:00 |
定休日: | 無休(年末年始のみ休み) |