すすきの(北海道)「二条市場」旅の最後は市場呑みで〆。
長い間滞在した北海道クレイジージャーニーTourもいよいよ最終日。
お時間ある方は
これまでのあらすじをご覧ください。
北海道で10回目の朝を迎える。
隣には筆者(カリスマジュンヤ)と同様にシューイチ・ヴィシャスさんが二日酔いで苦しんでいた。
Tシャツの胸には「地獄の宴」と書かれてるが、前日の夜はまさにそんな感じの夜であった。
10回目の二日酔いの朝であるが、最終日は今までよりも一段と強烈な二日酔いで、そろそろ体力と肝臓の限界だったので
延長した北海道の旅もいよいよ終わりを感じたのであった。
旅中何度か訪れた、すすきののオアシス『ニコーリフレ』とも今日でお別れである。
ここは24時間営業で低価格で温泉に入れ、仮眠も出来る旅人にとっては最高の癒し場所なのである。
スパと言えば、大阪は新世界にある『スパワールド』によく通っていたが
立地の良さ、綺麗さ、設備の良さ全てに置いて
『ニコーリフレ』の方が勝ってる気がした。
そんな『ニコーリフレ』で最後の1日を楽しむ為に、温泉に入りリフレッシュした。
最後の夜も寝床としてお世話になったすすきのの『SALINAS』オーナーの平井さんと
旅の間、たっぷりと遊んでくれたパンクロックバンド「BLAG」のシューイチ・ヴィシャスさんが最終日という事で
すすきのから歩いてすぐにある『二条市場』へ連れて行ってくれた。
3人とも二日酔いでボロボロの体で二条市場へ向かうのであった。
自分の仕事があったり、疲れてるのに最後の最後まで世話してくれる道民の優しさを肌で感じた。
市場へ着くと美味しそうな海鮮物がたくさんあり、その場で食べれるシステムになっていた。
新鮮で美味しそうな海鮮物がリーズナブルな値段で販売されてるのである。
繁華街すすきのから歩いてすぐの場所なのに、雰囲気もしっかり”酔い”からワクワクした。
とりあえずオススメの生牡蠣を購入し、いつものサッポロクラシックで流し込んだ。
その場で食べれるように、テーブルと椅子も設置してあるので良心的である。
この最高のコンビネーションにより、二日酔いは一瞬にしてぶっ飛んでいったのであった。
新鮮で美味しい生牡蠣は大きさにもよるが、150円からで頂けるし
写真下の貝(名前忘れた)に関してはこの量で100円くらいであった。
この貝(これも名前忘れた)なんて3つで100円だったにも関わらず、食べた事のない美味しさで
いくらでも食べれた。
名も無き英雄とはこういう奴らの事を言うのであろう。
基本的にお酒は置いてなくて、持ち込みスタイルなので
生牡蠣とその他貝類をたらふく食べて、コンビニで買った持ち込みのサッポロクラシックを飲んでも1000円いかない”超豪華せんべろセット“になった。
市場の中へ入ると飲食店街があって何店舗か、店内で食べれるお店があったが
観光価格で少し高かったので、筆者は外で買い食いするスタイルをオススメする。
そういえば北海道のホッケをまだ食べてなかったので、お持ち帰り用のホッケを買おうとすると
お店様のご好意でその場で焼いてもらう事になった。
この脂ののったホッケが最高に美味しかったのである。
またしてもサッポロクラシックが進む進む。
市場の雰囲気もあいまって、相当美味しく頂けた。
平井さん、シューイチ・ヴィシャスさんと最後に記念撮影。
二日酔いがぶっ飛んでいったと言いながらも
やはり3人共顔が疲れまくってるのがお分かり頂けるであろうか。
そして筆者が履いてるこのイカした靴であるが
旅の途中に、履いてたサンダルの鼻緒が切れるという不吉な出来事があり、その日から筆者の身に毎朝二日酔いという災難が降りかかってきたので
新しく靴を買ったのである。
ホームセンターで買った激安のスニーカーにマジックでペインティングしたオリジナルの靴である。
これがその「なまらシューズ」である。
最強コンビニ「セイコーマート」、北海道最強焼酎「長次郎」の文字がお気に入りだ。
本当に楽しい時間というのはあっという間に終わってしまうもので・・・
すぐに帰りの飛行機の時間になってしまったのだ。
名残惜しいが二人に見送ってもらい、札幌駅に向かう事にした。
お二人様、そして遊んでくれた北海道の皆様本当にありがとうございました。
ありがとう!北海道!!
また必ず来るぜ!!!
と告げ、新千歳空港へ向かうのであった。
無事新千歳空港行きの電車に乗り、楽しすぎた北海道の11日間を思い出し、涙ぐみそうになりながら
新千歳空港へ向かうのであった。
そして電車発車から数分後、スマホに1通のメールが届いた。
差出人は帰りお世話になる飛行機「ジェットスター」さんからで
驚愕の内容は以下の通りだ。
け、け、け、欠航!?!?!?!?!?
欠航ってあれか?
飛ばないって事か??
って事は今日東京へ帰れないの???
あまりのパニックさにwikipediaで「欠航」の意味を調べるくらいであった。
しかしスマホの画面越しのwikipediaさんは筆者に首を振りながら「兄ちゃん、今日は諦めな!」と答えるのであった。
「嘘だろ・・・」という思いと
「あ、でももう一泊北海道に泊まれるのか」という思いが交錯しながら
とりあえず新千歳空港へ向かう事にした。
やはり空港内は筆者と同様に欠航でパニックになってる人たちで溢れかえってた。
次の日帰る便を予約する為に手続きをしないといけないらしく、面倒ながら長蛇の列に並ぶしかなかった。
この手続きの時間の長さに多少イライラはしたのだが、受付のおねぇさんたちが皆”なまら”可愛かったので
怒りはすぐに収まった。
欠航の理由は天候のせいではなく「機材整備」という
訳のわからない理由だった。
ジェットスターの欠航について更に調べてみると、なんと100回乗って1~2回欠航するかしないかの確率みたいである。
最後の最後まで”持ってる“なぁと
感心?呆れる?
とにかくよく分からない気分になった。
どうやら欠航した分、次の日の飛行機代は勿論の事
宿泊代+その日の夜の夕食代(3000円)+次の日の朝食代(1000円)を後に払い戻ししてくれるみたいであった。
となれば、単純計算で今宵は4000円分は呑めると言う事である。
この時点ではもう筆者は逆にワクワクな気分に変わっていたのは間違いなかったはずだ。
早速ホテルを予約し、あっという間に千歳駅に移動し『千歳ステーションホテル』へチェックインした。
北海道クレイジージャーニーTour、延長に次ぐ延長の夜が幕開けしたのであった。
TO
北海道クレイジージャーニーTour
次回いよいよ本当に最後です。
続く・・・
二条市場(にじょういちば)
住所: | 北海道札幌市中央区 南3条東1丁目〜東2丁目 |
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TEL: | 011-222-5308 |
営業時間: | 7時00分~18時00分、 |
定休日: | 無し |