稚内(北海道)「居酒屋丸ちゃん」日本最北端の地で大暴れ!
話はさかのぼる。
そう、筆者(カリスマジュンヤ)は9月中旬に北海道へ「北海道クレイジージャーニーTour」と称した、12日間のロングステイを敢行してきたのだ。
お時間ある方はこちらも是非とも見て欲しい。
まだまだ北の大地での酒場巡りは止まりません。
それでは日本最北端の街での酒場ナビをお届け致します!
この日は北海道在住の音楽仲間であるミュージシャン「音道青心(以下音ちゃん)」と日本最北端の街「稚内市」へ向けて車を飛ばしていた。
天候にも恵まれ、北の大地らしいどこまでも真っ直ぐに続く道を車でドライビング。
この時点で最高に気持ち良い。
空がとても綺麗で空気も美味しい。
意識していつもより倍以上深呼吸をしていたであろう。
綺麗な青空と透き通った海のナイスアングルに
ついつい”イッて”しまいそうになったのだが、この「とまれ!」の標識になんとか気持ちを制御出来た。
この「とまれ!」の文字にはいくつかの意味が込められてるような気がするので
結構お気に入りの写真だったりする。
朝から音ちゃんのナイスドライブによって快調に飛ばすものの、日本最北端への道のりはそう簡単ではない。
何度休憩で車を止めたであろうか。
途中休憩所で頂いた、本場北海道のソフトクリームが絶品すぎて、運転疲れが一気に吹っ飛んだ。
まぁ筆者は運転してなかったのであるが。
そして初めて飲んだ北海道のソウルジュース「リボン ナポリン」が美味しすぎて、乾いた喉を癒してくれたのだ。
札幌市内から車で北を目指し、ひたすら真っ直ぐな道を運転する事4時間。
まだ一向に最北端の街が見えてくる気配はない。
見渡す限り大自然。
牛が放牧されてるのを間近で何度も見る事が出来て
見るたび興奮し、窓から身を乗り出し叫んだ。
運転中、道路にこんな可愛い乱入者も居たりしてほっこり。
何のストレスもなく、自由すぎるカワイイこいつが少し羨ましくも思えたりした。
そして札幌市から車を飛ばす事なんと6時間半!!!(東京から関西に行けるくらいの距離でした)
やっと稚内市の日本最北端の地「宗谷岬」へ着いたのである。
すっかり日も暮れ始め、そして少し曇りになってきたのである・・・。
それと同時に車を降りた音ちゃんの表情も何故かだんだん曇っていく。
そしてこう呟いた。
「ロシア見えへんなぁ〜。」
「え?どういう事?」って聞き返すと
どうやら運よく天候が良かったら、ロシア大陸が見えるとの事を教えてくれたのだ!
そんなサプライズ情報をここに来て聞けて筆者のテンションは最高潮に上がってきた。
頼む、ロシアよ!我々の前に姿を現してくれ!!
そう願うしかなかった。
とにかく日本最北端の地「宗谷岬」へ着いたのであるのだから
お決まりの写真撮影をキメてやった。
日本最北端の地で、確かに筆者はカリスマポーズを決める事が出来たのだ。
今我々は日本最北端の地に居るのだ、と考えただけで興奮が収まらなかった。
この写真も一生の思い出になるであろう。
さらに欲張った筆者は限界まで日本最北端へ行きたいと思い、岩をたどり行けるとこまで北を目指した。
船などを使わずにここまで北に行ったのは、日本でもかなり上位クラスに入るのではないか?
もう少し暖かったら、泳いで行けるとこまで行きたかったのは確かであったので
今度来る機会があったら、さらなる北を目指したいものだ。
ここで感の鋭い読者の方はもうお気づきであると思うが
先ほどの2枚の写真をもう一度見て頂きたい。
縦型の虹が見えるのがわかるであろうか?
しかも2本も!!
今まで27年間生きてきて、見たこと無い2本の縦型サプライズレインボーのおかげで
筆者のテンションの沸点は限界を超え続けて上昇していった!
そして問題のロシア大陸はどうであろうか。
もうサプライズレインボーのおかげでこれ以上テンション上がるのか?ってくらい興奮気味ではあったが
ここまで来たら、どうしてもロシア大陸が見たい。
高地へ移動し、ロシア大陸が見えるであろう方向を願う気持ちと共に集中して探した。
サハリン(旧樺太)と書いてある方向が、ロシア大陸であるが・・・
43キロもあるではないか。
43キロと言えば大体フルマラソンの距離であるが、そんな先のものがこの曇りの天候で見えるのであろうか?
今年2月にフルマラソンを完走した筆者だからこそ、この43キロの文字は余計に遠くに感じてしまったのである。
そんな不安な気持ちに包まれた沈黙の中、いきなり音ちゃんが叫んだ!!
「あ、あれやないかっーーー!!!!?」
そう叫びながら音ちゃんが指さす方向に、筆者も目を凝らして見てみる。
写真ではかなり見にくいのだが、確かにしっかりと肉眼でロシア大陸を確認する事が出来たのだ!!!
まさかこの日にロシア大陸が見えるなんて・・・願ってもない嬉しい出来事であった。
日本から外国の国が見える場所って、この場所以外にもあるのだろうか?
というか勿論ではあるが・・・
初めて肉眼で外国を見た。
あそこにロシア人がいるのかと思うと、居ても立っても居られなくなって
今自分が出せる最大のボリュームで
「プーーーーーチーーンッ!!!!!!」
って叫んどいた。
どうだ、プーチンよ。筆者の声は届いたかい?
『日本最北端の地「宗谷岬」にてロシア大陸を指さすカリスマジュンヤ』
(これは完全にロシア大陸が見えてませんが。)
地元の人に聞いてみると、なかなかロシア大陸は見る事が出来ないとの事だ。
地元の人でも見た事ない方がほとんどで、さらに縦型サプライズレインボーも同時に見れたので
一生の思い出になったのは間違いないであろう。
ロシア大陸も運良く見れた事だし、勝利の美酒も兼ねて
日本最北端の街で酒場ナビを決行する事にした。
音ちゃんに連れられ、稚内市の『居酒屋 丸ちゃん』へと足を運んだ。
この日は店内でアコースティックライブがあったみたいで
ライブを見ながらお酒を堪能出来た。
北海道という地は、本当にみんな音楽とお酒が大好きなんだなぁって改めて思った。
一番手『居酒屋 丸ちゃん』のオーナーである丸ちゃんが歌う。
実に熱いライブであった。
二番手 一番星☆蛇ッ太さん。
リーゼントばっちりキメて、昭和感漂う筆者好みのアーティストさんであった。
そして最後はロックバンド『THE武田組』のボーカルでもある武田 英祐一さん。
ロックバンドでこんなに歌が上手い人初めて見たかもしれない。
そう思わせてくれる圧巻のライブであった。
そして無事ライブも終わり、そのまま『居酒屋 丸ちゃん』で打ち上げとなったので
図々しくも参加させて頂いた。
まずは美味すぎるつぶ貝で生ビールを一気飲み。
なんて幸せなひと時なんであろうか。
そして次に出されたのが、メインの極上ズワイ蟹である。
ビジュアルでやられるとはこの事であろうか・・・
お店のお嬢ちゃんもバックに最高にキュートで北海道らしい絵である。
贅沢にもズワイ蟹を腹一杯に食べれる事が出来て、ご満悦になった筆者は不得意分野でもある日本酒に挑戦したのだ。
日本酒を飲むと悪酔いするため、普段は避けてるのであるが
この北の大地のエナジーとズワイ蟹の美味しさで・・・日本酒を飲まざるしか選択肢はなかったのだ。
そして日本酒の最高のパートナーと言えば、これである。
蟹味噌。
こんなにたっぷり蟹味噌が詰まってる、北海道のズワイ蟹はきっと相当なお利口さんなのであろう。
この美味すぎる蟹味噌のせいで
普段なら絶対に飲まないであろう不得意分野の日本酒をおかわりするハメになってしまったのだ。
しょうがないさ。明日は二日酔いに苦しもうではないか。
「蟹味噌と日本酒」
となると
やはりこれをこうするしかないのである。
蟹味噌と日本酒の最強タッグ。
北の大地が誇る酒場界の今世紀最大のタッグと言っても過言ではないであろう。
本日出演されてた武田 英祐一さんも見ての通りご満悦である。
そして『居酒屋丸ちゃん』は最後の〆らーめんまで用意してくれるサービスの徹底ぶりである。
一見普通のラーメンではあるが
そんじゃそこらのラーメン屋のラーメンの旨さを超えるスープのクオリティであった。
打ち上げで出されたラーメンがこのクオリティなのに
某量産型家系ラーメンチェーン店のラーメンで経営が成り立ってる東京の不思議さに苛ついたくらいであった。
稚内の夜は老ける・・・。
気づけば音ちゃんが歌ってる。
稚内の方たちは皆良い人ばかりで仲良くなった。
たまたまその日持ってた筆者のバンドのCDも買ってくれたりもした。
そして皆さん酔い感じにベロベロで打ち上げもお開きタイムになり
出演されてた
(左から)武田 英祐一さん→一番星★蛇太さん→音ちゃん→丸ちゃん
と記念に写真を撮らせて頂いた。
やはり筆者は厚かましくもセンターを陣取ってるのである。
武田 英祐一さんとも酒場でツーショットを頂いた。
《Instagramで酒場で出会った人との写真をあげるアカウントも随時更新してるんでフォローしてください!→@charismajunya_sakanavi》
どんな人生送ったらこんな素晴らしい歌が歌えるのであろうか。
『居酒屋 丸ちゃん』遅い時間まで楽しい時間をありがとうございました。
またいつか絶対に行きたい酒場であります。
少し照れ屋な可愛いお嬢ちゃん、またね。
・・・
打ち上げ後は勿論記憶がフライアウェイしてしまい、恐らく日本最北端であろう『すき家』にて、もう飲めるはずのない瓶ビールを無理して飲んだのであった。
その行為に一体何の意味があるのか?
意味なんてないし、そんな事考える必要もないのではないだろうか。
・・・
まぁ最後はこうなっちゃったわけである。
まだ続く・・・。
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居酒屋 丸ちゃん(まるちゃん)
住所: | 北海道稚内市大黒2-8-28 マルフクビル 1F |
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TEL: | 0162-23-6900 |
営業時間: | 17:00~翌1:00 |
定休日: | 日曜日 |