[前回の続き]

 

 

という事で

“ボクの大好きな酒場”「たぬきや」の続きである。

 

 

 

前回トマトハイの濃い目を頼んだのであったが・・・

 

 

 

 

 

前回の最後の写真はボクにピントがあってしまってたので・・・

 

トマトハイにピントを合わして再度もう一枚。

 

 

 

 

青く広がる空の下で

赤く染まったトマトハイを

金髪のサカバーが呑む。

 

 

 

 

実にカラフルな光景である。

 

 

 

 

 

なんてしょうもない事を考えながら呑んでると

最初に頼んでた「牛もつ煮込み」が届けられたのである。

 

 

 

普通こういったDEEP酒場の煮込みなんてものは雰囲気だけで、正直料理としてのクオリティに期待などはしていない。

 

 

 

しかし！

ここ「たぬきや」の煮込みは侮れぬ美味さであったのだ。

 

 

 

美味しい煮込みに気分が上がってしまったボクはこんな素敵な写真を撮る事にも成功した。

 

 

 

 

 

テーマ：『牛もつ煮込みとトマトハイと私』。

 

 

 

 

Googleで「カリスマジュンヤ」と検索すると、この写真が出てきて欲しいものだ。

 

 

 

こうして写真を撮るのもよし、川で遊ぶのも良し、美味しい牛煮込みを食べながらお酒を呑むのも良し、多摩川沿いで黄昏るのも良し・・・

 

 

 

 

何も考えずに、ただただ時間だけがゆっくりと進んでいく。

 

 

 

これ以上の贅沢ってあるのか？

 

 

 

気づけば”何にも縛られてない人たち”ばかりで「たぬきや」は満席になっていたのだ。

 

 

 

 

そんな事を考えてると、忘れかけた頃に

注文してた「焼き鳥盛り合わせ」が運ばれてきた。

 

 

 

正直お腹はいっぱいであったが、”たぬきやマジック”のかかった焼き鳥なら話は別である。

 

 

 

 

焼き鳥に関してはうるさくコメントするつもりであったが、もうそんな事はどうでもいい・・・

 

「たぬきや」で食べると何でも美味しく頂けたのだ。

 

 

 

隣の方たちが食べてたポテトチップスとカップヌードルを見てそう思った。

 

 

 

 

 

 

時間はゆっくりと流れる・・・。

 

 

 

 

どこかに「たぬきや」の歴史が隠れていないかと、何となく店内を歩き回る。

 

 

 

唯一見つかったのが、店内の端っこに掲げられた「たぬきやフラッグ」である。

 

 

なぜこんな目立たないところの壁に貼ってあるんだろう・・・。

 

 

 

お腹もいっぱいになったし、もう時間も結構経ったであろうと時計を見るとまだ18時。

 

 

日も明るいうちからベロベロになったので帰る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

リラックスしたい時、悩み事があった時、何も考えず昼から呑みたい時、好きな子を口説きたい時・・・

 

 

そんな時に気軽にまたこの「たぬきや」帰ってこよう。

 

 

 

 

 

 

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