プロ野球の日本シリーズに目が離せない。

 

 

 

元高校球児で野球好きの筆者（カリスマジュンヤ）なのだが、先日こんな記事を書いた。

 

 

 

 

「日本一を目指して頑張れ！ファイターズ！」

 

というタイトルであるのだが、あれは北海道に遊びに行ってたから応援してただけあって、特にどこの球団のファンだとかはない。

 

 

 

野球が好きなので、正直どこのチームが優勝しても構わないのが本音である。

 

 

 

 

 

先に2勝先勝したカープだが、敵地札幌ドームでまさかの3連敗を喫したのだ。

 

 

 

王手をかけられた広島カープ。

 

 

 

こうなってしまうと、やはりもっと日本シリーズが盛り上がって欲しい気持ちが出てきて

カープを応援したくなるものだ。

 

 

 

 

 

という事で早速何か行動を起こさなくてはと思い、ゲン担ぎのために広島カープ推しの酒場へ向かったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早稲田大学前にある「広島風お好み焼き 坂（ばん）」へ、真昼間のから酒場ナビを敢行する事にしたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの日はあいにくの雨・・・

 

だがそんな事は関係ないっ！！

 

 

 

 

 

広島カープの為に

体を張って、雨天決行で昼呑みを決行したのだ！

 

 

 

 

 

雨の中、逃げ込むように広島風お好み焼きのフラッグが目印の酒場へ入店。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速年季の入った広島カープのグッズでお出迎え。

 

このグッズによりエセ広島カープ酒場でない事を確信した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メニューも（カープ）女子ウケしそうなメニューが豊富に揃ってたのだある。

 

 

 

 

 

 

そもそも「広島風お好み焼き」とはどういったものなのか？

 

 

 

説明しようではないか。

 

「広島風お好み焼きとは、鉄板料理の一種。 広島市を中心に親しまれており、一般的に認知されている関西風のお好み焼きとは少し違った独自の文化を持つ。 キャベツ、焼きそば、小麦粉、玉子、豚肉を円形に焼き上げ、仕上げにソースをかけて完成。 最大の特徴は、山盛りのキャベツから出る旨みと、具材が混ざらずに層になっていることである。」

（Google先生より）

 

 

 

 

 

とにかく物凄く要約すると

普通のお好み焼きよりキャベツが多い、という事である。

 

 

 

 

 

 

 

寡黙に働く店主さんに

瓶ビールとランチタイムオススメの”肉玉そば”を注文したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

さすが3連敗中だけあって店主さんのテンションも低い。

 

今にも閉店しそうなくらいの雰囲気であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

注文後、ふとカウンターを見てると・・・

 

カープ女子プロデュース「カープ梅酒」

 

というものが目に入ってきた！！

 

 

 

 

 

 

 

梅酒なんてお酒はしばらく飲んでなかったが、思わず寡黙な店主さんに

 

慌てて「すいません！瓶ビールキャンセルでカープ梅酒のソーダ割りで！」と告げたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

・・・

その瞬間、寡黙な店主さんの表情が一変した。

 

 

 

 

「こいつ只者ではないな」

 

 

そんな目でこっちを見られた・・・・ような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

広島風お好み焼きを待ってる間、寡黙な店主さんに

「広島ヤバイですね〜なんとか明日勝って最終戦に持ち込みたいですね〜」と日本シリーズ話でジャブを打ってみる事にした。

 

 

 

 

 

するとあの寡黙だったはずの店主さんがスイッチの入ったかのように、語り出すではないか。

 

 

「今どちらもホームで勝ってるじゃないですか。明日から広島で2連戦なんで、2連勝するんで大丈夫です。」

 

 

 

 

 

 

あまりにも予想に反する食いつく反応だったので驚いた・・・。

 

 

 

 

3連敗を喫したのにも関わらず、この強気の発言は広島男児の熱い思いが感じられた。

 

 

 

 

 

 

そもそもそんな喋べる方やったんですね・・・

 

という驚きの思いもあって、会話はそこでストップしてしまった。

 

 

 

 

 

しかしスイッチの入った広島男児（店主）は

ひたすら筆者に野球話を持ちかけてくる。

 

 

 

 

 

な、何なんだ・・・そのグイグイ来る感じは・・・。

 

そこまでカープの知識の無い筆者は返しに困ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肉玉そばよ！早く出来上がって、筆者の元に運ばれてきてくれ！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思いは届き、すぐに肉玉そばは出来上がって酔いビジュアルで運ばれてきた。

 

 

 

ゲン担ぎもあったので、紅生姜も多めにトッピングしたのであった。

 

 

 

 

カープよ！

頑張って明日は勝ってくれ！！

 

という思い込めて、ひたすらがっついた。

 

 

 

味なんて覚えてない。

 

 

 

ひたすら無心にがっついたのだ！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わざわざ雨の中、お店を訪れて

広島カープの事を思いながらカープ梅酒を頂き、広島風お好み焼きをがっついた熱意は

広島カープの選手の皆さんに届いたであろう！

 

 

 

 

とにかく無心でがっついて、大盛りであったが肉玉そばを残さず完食。

 

 

 

よくよく考えると、あのボリュームで600円ってなかなかリーズナブルである。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして完食後、長居はせずに店を出る事にした。

 

 

 

 

店主さんはもう行くの？と寂しそうな顔をしてたが

 

「今度は日本一になった時にまた来ます！」と告げ

『坂』を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽く小雨が降る中、いつものようにお世話になった酒場バックに記念撮影をする。

 

 

 

 

 

 

 

この時にはじめて気付いたのだが・・・

 

 

この日の筆者が着てるカーディガンが・・・・

 

 

 

 

 

 

思いっきりカープカラーだったのだ！！！！！

 

 

 

 

 

 

 

真昼間から、カープ梅酒飲みながら

広島風お好み焼きを食べ、野球の話をしてくる”カープカラーカーディガン男子”が店に来るもんなら・・・

 

そりゃあ普段寡黙キャラで通してる店主さんも思わずスイッチも入るであろう。

 

 

 

 

 

カープスイッチを入れさすだけ、入れさせて

そそくさと店を出てすみませんね。

 

 

 

 

 

今度はゆっくりと呑みに行く事を心に誓ったのであった。

 

 

 

 

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次の日、肝心の試合結果の方は筆者と『坂』店主さんの思いは届かず

 

カープはファイターズにまさかの4蓮敗を喫し、逆転優勝されたのだ。

 

 

 

 

せめて最終戦までは行って欲しかったのと、今季で引退する黒田投手のラスト登板も見たかったのが本音であるが。

 

 

 

 

本当に野球と酒場は何が起こるか分からない。