花園町「ホルモン鉄板焼き居酒屋 ういち」 大阪の居酒屋、鉄板とホルモンがあれば大体何とかなる説
最近のボクの酒場ナビと言えば
『あえて事前に酒場をリサーチしない』
である。
とにかくぶらぶら歩いて、出逢った外観の雰囲気で突撃するスタイル。
より〔酒場センサー〕に磨きをかける為に、嗅覚を研ぎ澄ましている。
大阪ツアー中
何となく花園町までやってきた。
地下鉄四ツ橋線花園町駅
なんば→大国町の次の駅である。
いつもディープ西成で呑んでたので、意外と呑んだことがない街だ。
とはいえこの街も西成区
ちょっと歩けば、すぐに気になる酒場が出現する。
花園町のおばはんに花園町酒場の情報を聞き出そうと思ったが
残念ながらまだオープン前・・・
再び街をブラブラ
あ、あれはっ!
我が酒場センサーが反応!!
看板には「うどんそば宇一」と書かれているから
呑めるうどん屋さんだろうか?
「牛ホルモン」の文字が嬉しいと思ってしまうのは
昔イカと西成をハシゴ酒しまくった際に
「もう豚のホルモン喰いたくないなぁ〜」ってなったくらい
豚ホルモンを喰いまくったから、西成の豚ホルモンは出来れば避けたいのが悲しき本音だ・・・
我が酒場センサーを信じてライドオン!
店内はカウンター席のみで細長い。
マスター&ママさんは初見のボクを優しく出迎えてくれた。
「レモンチューハイお願いします」
「はい〜メニューこっちにもあるんでねぇ〜」
ホルモンだけではなく、魚系、鳥系もあるんですな。
出たっ!関西名物「するめの天ぷら」!
出汁巻サンド・・・オシャレだ。
ホルペイはホルモンを使ったとんぺい焼きですか。
そんなの絶対に旨いヤツでしょう。
「レモンチューハイ」
厨房はママさん
鉄板焼きはマスター担当なんですね。
背中に
「ホルモン旨い」の文字が
ボクには見えますよ、マスター。
「これ良かったら食べて」
お通し感覚でマスターが焼きたての「アブラ」をサービスしてくれた。
これはいわゆる「キクアブラ」という部位で
この店では「大トロホルモン」という名前で出されている。
ニンニクが効いた味の濃いタレ味
プラスチックの器
このスタイルで出すのはもう当たり前になってきている西成鉄板ホルモン文化。
「やまきのアブラや!久しぶりやなぁ〜この味」
ボクが思ってたことを丸々声に出してくれた隣のお客さん。
「やっぱこれやねんなぁ〜西成の味は」
はい、その通りだと思います先輩。
今はなき伝説のホルモン屋
西成「やまき」
店主さんの体調不良でやむを得ず閉店してしまったやまき・・・
大阪西成だけでなく、都内にも西成鉄板ホルモンを勝手に継承しているファンの方が
今でも沢山居ます。
あの店舗で奇跡の大復活を期待しています。
「塩ホルモン」
すみません
やまきのことを書いたのに、塩味のホルモンを注文してしまいました。
だってタレより塩のほうが好きなんですよ、ボクったら・・・
ホルモンは塩で食べてもウマッシュっ!!
「味、薄かったら言ってくださいねぇ」
「後で良かったらニンニクも入れてみてください」
そう親切に言ってくれるママさん。
「へぇ〜わざわざ東京から来てくれはったん!?」
「東京のうどんの出汁って醤油のお湯わりみたいな味ってほんまなん?」
「東京はなんであんなに電車の乗り換え難しいん??」
一仕事終えたマスターが話しかけてくれた。
「ここっていつからやってるんですか?」
「前はうどん屋として営業してたんやけど、今週から夜は鉄板居酒屋スタイルにすることになったんですわ」
「だから看板にうどんそばって書いてあるんですね。っていうか今週から鉄板焼き始めたんですか!」
「そうそう、だからまだ今は試行錯誤でやってるんや」
「良いタイミングで来れて良かったです」
そう話すマスターの隣では
息子さんが良い子に「そばめし」をがっついてました。
夕飯にそばめしって、大阪やなぁ〜〜
ほっこりした雰囲気の店内
「花園町」
西成区だが、ボクらが紹介している”いわゆる西成”とはちょっと違って
治安もそれほど悪くない・・・かな?
マスターも
「国道26号線超えたらやっぱり空気変わるな」
って言っている。
「またこっち来たらいつでも寄ってくださいな。鉄板ホルモン勉強しときます」
関西飲食店関係の皆様
売上も悪いし、もう閉店しようかなぁ〜って考えてる方
最後の悪あがきで鉄板ホルモンの居酒屋に変身してみませんか?
意外と大成功するかもですよ。
それくらい鉄板とホルモンには夢があると思います。
”テッパンホルモンドリーム”
こちらの鉄板ホルモンもどうぞ↓↓
ホルモン鉄板焼き居酒屋 ういち(ほるもんてっぱんやきいざかや ういち)
住所: | 大阪府大阪市西成区旭1丁目5−7 |
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TEL: | 非公開 |
営業時間: | 11:00~14:00,17:00~21:00 |
定休日: | 昼:土日祝 夜:日 |