大師前「伊勢末商店」東京三大店構え酒場 その2
【東京三大店構え酒場】
ちょうど一年ほど前に
イカが酒場ナビの記事で書いた『三大酒場シリーズ』だ。
記念すべき【東京三大店構え酒場】 その1に選ばれたのは
新小岩の「中村屋」であった。
あれから一年・・・
今回は筆者(カリスマジュンヤ)によって、”その2”を発表させて頂きたいと思う。
一応『元祖店構エニスト』であるイカにも同行して頂き、ジャッジをお願いする事にした。
今回は前置き無しでいきなりその酒場を紹介したい。
東武鉄道大師線に揺られて、都内では珍しい無人駅の「大師前駅」を降りて、歩いて数分・・・
50メートル前からでも分かる、物凄い佇まいの酒場が・・・
これだっ!!!!
「中村屋」に劣らない
“ボロさ“と”セピア色“である
錆びれた外壁のトタンにかなり分からずらいが薄っすらと大きく「伊勢末」と書かれてるのが分かる。
ここは本当に現代の東京に存在する建物なのか?と疑いたくなるくらいの錆びれ具合だ・・・
この佇まいで今なお、現役で営業されてるなんて・・・
酒場ナビ的に言う〔バッキバキ〕だ。
どうやら店名は
「伊勢末商店」
と言うみたいだ。
店内にはお客さんが居るのに
「只今仕度中です」の木製看板が掛けられていたので
今日は貸し切りかな?と思ったが・・・
一応、奥義〔エアー暖簾引き〕で入れるかどうかを確認してみた。
「今二人イケます~?外の席でも良いんで!」
「外でも良いんやったら、どうぞ~」
この店構えなので、もっと〔特殊先輩〕的な店員さんがやってくるかと思えば
どこにでも居そうな普通の店員さんだったので
安心したり、しなかったりと複雑な心境だった。
「お気軽にお入りください」
の貼り紙もどことなく信頼出来ない感じが良い。
店内で吞んでらっしゃる常連の先輩方も
どこにでも居られそうな感じで、案外普通の客層だ。
人は見た目で判断してはいけないと言うが
酒場も見た目で判断してはいけない。
現に「中村屋」も
あの店構えながら、「料理面に置いても最高だった」とイカが言っていた。
店のメニューはシンプルで
とりあえず一杯目の瓶ビールと酎ハイを店員さんに注文した。
夕焼けが綺麗な時間帯で
〔バッキバキ〕な店構えの酒場で外呑みをするこの感じ・・・
二人ともすでに“喉チンコが勃起しまくってる”状況だった。
店前に作られたこの特等席は
すぐ隣が道路沿いの立派な〔外呑み酒場〕である。
「赤ちょうちん」と書かれた白いちょうちんも年季が入ってて物凄く”酔”い。
夕焼けの光が差し込んで渋すぎるこのフォルムを見て頂きたい。
↓ ↓ ↓ ↓
どうでしょう、このいつまでも眺めていたいサッポロラガービールの雰囲気は・・・
堂々の〔酒場百景〕に認定である。
とにかく”勃起しっぱなしの喉チンコを落ち着かせる“為に
渋すぎるラガービールと”炭酸薄め・焼酎濃いめ”酎ハイで
二人とも〔喉を掃除〕した。
プロフィール画像でも使えるくらいのカッコいい写真が撮れて大満足の我々であった。
「もうツマミがほとんどないからねぇ~とりあえずこれで我慢してねぇ~」
と出された柿の種。
恐らく『酒場で一番愛されてるお菓子』第一位は「柿の種」じゃないだろうか。
「ポテトサラダも残ってたから、これもどうぞ~」
と続けて出されたポテトサラダ。
人参、キュウリ、魚肉ソーセージの主張が強くて
マヨネーズ少なめの健康的なポテトサラダで
筆者好みであった。
「おねぇさん、芸人の『牧野ステテコ』に似てるなぁ~」
イカがポテトサラダを持って来てくれた店員さんに向かって
いきなりそう言い放ったのだ。
「ん?誰それ?」
「ほら、ポールダンスする芸人さんやん!ちょっとおねぇさんもポールダンスしてやっ!」
唖然とする店員さんに、必死で『牧野ステテコ』さんを伝えようとするイカ・・・
「ほらこんな感じで腰を使って!セクシーにっ!絶対似てるからっ!!」
必死で”エアーポールダンス”を求めるイカに
押されたのか・・・
牧野ステテコ似の店員さんは
エアーポールダンスをやってくれたのだ。
その時の様子は【こちら】から!!
なんとも楽しい光景だろうか。
そんなノリの良いステテコママさんと
ちなみにこの日の会計は
瓶ビールと酎ハイで1,000円ポッキリだったので
柿の種とポテトサラダはサービスと言う計算でした。
ステテコママさん、ありがとうございました。
「伊勢末商店」
【東京三大店構え酒場】の一つに
認定させて頂きます!!!!
残る一つも緻密な審査によって、近日発表させて頂きます・・・
伊勢末商店(いせまつしょうてん)
住所: | 東京都足立区西新井1-5-4 |
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TEL: | 不明 |
営業時間: | 12:00~19:00 |
定休日: | 無休 |