船堀「田中や」子供も大人も大興奮!家族で楽しめる駄菓子屋酒場
以前「江戸川競艇場」の近くにある「大川原商店」の記事をイカが書いてたが
今回はその後のハシゴ酒の続き。
この日は結果7件ハシゴしたのだが、どの店もハズレがなく良い酒が吞めた。
その中でも今回紹介する酒場は
特に小さなお子さん持ちの飲兵衛の方に必見だ。
船堀駅から歩いて10分ほどのところにある「田中や」という酒場。
暖簾には「お好み焼」、「もんじゃ」・・・
そして「駄菓子」と書かれてる。
「お好み焼」、「もんじゃ」の文字だけでも
興奮するのに・・・
そこに更に「駄菓子」なんて書かれてると
ドキドキとワクワクが止まらない。
雨にも負けず、傘を捨て〔暖簾引き〕を敢行した。
扉を開けるとそこはもうパラダイス・・・
普段なら「木造なんや」と思うところが、駄菓子の存在に圧倒される。
「フィッシュソーセージってなんやっ!?ポールウインナーより旨いんかっ!?!?」
「イカはん、それいっときましょっ!!」
「よっちゃんいかも紋次郎いかもあるやないかっ!」
「イカはん、イカだけに両方いっときましょっ!!」
入店からボクらは興奮しっぱなしだ・・・
店内に居たお子さんたちはそんなボクたちを見て若干引いているが、そんなのお構いなしに駄菓子を漁り続けた。
ハシゴ酒でお腹いっぱいなのに、結果これだけの駄菓子を購入した。
駄菓子って素晴らしい・・・
これだけの量を買ってもワンコインでお釣りが返ってくるのだから・・・
子供だけでなくしっかりと大人心までキャッチするだから・・・
駄菓子って最高だ。
せっかく駄菓子屋で呑むとの事なので・・・
ラムネジュースと焼酎の中をいただいた。
これでオリジナルの「ラムネハイ」の完成である。
となりに座ってた女の子が
「パパ~なんであの人たちはラムネをコップに入れて飲んでるの~?」
とお父さんに話しかけてる。
ラムネの飲み方とボクらの存在自体に疑問を抱いてるようだ。
「お嬢ちゃん、15年後この呑み方が理解できるさ。」
そうウインクし、ラムネハイで〔酒ゴング〕を鳴らした。
駄菓子もだけど、やっぱりせっかく来たのだし
テーブルには鉄板があり何か焼かないといけない・・・という使命感もあったので
迷わず「ノーマルもんじゃ」をチョイス。
なぜノーマルもんじゃを選んだかは・・・
勘の良い方ならもうお気づきであろう。
店員さんの
「もんじゃ焼きましょうか?」のご厚意を制し
慣れない手つきでもんじゃを焼き始めた。
そしてここからがポイントで
先ほど購入した駄菓子を好きなようにトッピングするのである。
絶対に美味しくなるであろう駄菓子を入念に審査し・・・
まずはイカの旨味が出そうな「デカいかそうめん」をもんじゃへダイブ。
続いて駄菓子界を今なお牽引するミリオンセラー商品「うまい棒」のチキンカレー味を砕いて投入。
これまたイカの旨味が出るであろうと「よっちゃんイカ」を投入し
酸味で味を引き締める作戦だ。
更にもんじゃ焼きでは人気トッピングである「餅」が良いのでは?という事で
餅は餅でも揚げ餅である「餅太郎」を投入。
見た目も良い感じになってきたので
トッピング駄菓子はもうこのくらいで良いのでは?と思ってたのだが・・・
「シェフイカ」の手は止まろうとしない・・・
追い打ちをかけるかのように「キャベツ太郎」を全部投下した。
「とりあえずこの辺でいっぺん味見しとこか」
そう言って味見をするシェフイカなのだが
なんだか表情が暗い。
「まだパンチ力弱いなぁ〜駄菓子特有のジャンク感は少ない気がするわ」
そう言い放ち
「フィッシュソーセージ」と「都こんぶ」を豪快に投入したのであった。
カオスなテンションになってるシェフイカを止めるはずもなく
粉々に砕いた「ブタメン」と「サラミ」を更に追加で投入したのだが・・・
写真だけで見ると
もはやこれがなんの料理なのか分からない。
豪快な鉄板さばきを披露したが
鉄板の立場からすると、いつもと違うものが自分のフィールドで焼かれてるのだから
さぞかし心配であったであろう。
最後に「ベビースターラーメン」をふりかけて・・・
卓上のソースとマヨネーズと青のりでそれっぽくしたのだが・・・
よくよく考えてみると
もんじゃ焼きではなく完全に”お好み焼きスタイル”に変わっていた。
かといって
この写真を見て
「この料理はなんでしょう?」と聞いても
「お好み焼き」とはならないであろう・・・
そしてやっと完成したモノを
一口がっついてみると・・・
「味、濃っ!!!!!」
二人口を揃えてそう叫んだ。
駄菓子をそれぞれ混ぜて
更にそこへソースとマヨネーズと言った濃い目の調味料をぶっかける事によって
とんでもないジャンキーなバケモンに進化してしまったようだ。
駄菓子と駄菓子がそれぞれ個性を出し
悪い感じにケンカしまくり
そこへ油を注ぐかのように、ソースマヨが入るのだから・・・
口の中は大炎上。
これ全部食べると
『味覚崩壊』しそうなブツである。
決してお子さんに食べさせてはいけません。
完食への道のりを諦めかけてたが
シェフイカの目はまだ生きていた。
「塩分が強めやから〜もうちょい甘みがいるかなぁ〜〜〜」
とつぶやき
目の前にあった「くるくるぼ〜ゼリー」を“投薬”したのであった・・・
ぎゃぁぁああああっ!!!!!
本来なら鮮やかなブルーも
ここでは全くを持ってマイナス材料・・・
宇宙人でもこんなビジュアルの食べ物食べないぞ・・・
気になるお味は・・・
是非とも実際にお店で実践してみてください。
そしてもんじゃ焼きにベストマッチする
オススメ駄菓子あったら教えてください。
田中や(たなかや)
住所: | 東京都江戸川区船堀6-1-10 |
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TEL: | 03-3689-1655 |
営業時間: | 18:00~22:00 |
定休日: | 水曜日 |