鶴見「国道下」”変わらない事”の大切さを教えてくれる『End of summerルーティン』
ユーチューバーが自分たちの一日の「ルーティン」動画を上げてるのをよく目にする。
それに乗っかって先日味論が『理想的なモーニングルーティン』の記事をあげていた。
基本的に生活リズムがめちゃくちゃなボクは一日のルーティンというのが全くないが・・・
『酒場ルーティン』は結構あったりする。
その中でもボクが多分一番大事にしてる『酒場ルーティン』を今回紹介します。
「夏の終わり」
ボクが絶対に行うルーティン・・・
《ルーティンその1~鶴見駅~》
まずは15時30分くらいにJR鶴見駅へ舞い降りる。
何故15時30分なのか・・・
それはあとで説明します。
レトロな鶴見線に乗られて、目的の”名駅”へ・・・
結構空いてるので、線路が見える一番先頭の車両へ行くのも心掛けている。
そして目的の海が見える「関東の駅100選認定駅」で下車をする。
《ルーティンその2~海芝浦駅~》
この駅を酒場ナビで紹介するのはもう5回目くらいだ。
いつ来ても素敵過ぎる海芝浦駅を堪能するのだが
この日はまさかの雨。
もう通算で8回ほど来てる駅だが
雨が降ってたのは今回が初めて。
しかし、雨は雨でこれまた趣がある「海芝浦駅」。
さすが100選に選ばれた名駅だ。
そんな素敵な駅のホームで海をツマミに
缶ビールもしくは缶チューハイをいただく。
これを呑んでる時、”帰って来た”感を感じる事が出来るのだ。
《ルーティンその3~カッコつけPHOTO~》
せっかくインスタ映えな駅に来たのですから
ひたすら写真を撮りまくる事もまた大事なルーティンの一つ。
これまでにここでもう何枚の写真を撮って来た事やら・・・
ボクの写真フォルダには恐らく200~300枚くらいの海芝浦駅の写真がある。
「同じ写真ばかり撮って・・・」
とも思える行為だが、やはり写真というモノは『生き物』であって
その年その年の映り方があるのだ。
そこでカッコつけまくってる写真を撮るもの大事なルーティン。
もはやルーティンの意味を履き違えてる可能性があるが
このまま続けます。
恐らくボクの写真データフォルダには100枚以上の自分ショットの写真があるのだが
お構いなしにとにかく撮りまくるのです。
かつて日本一ルーティンを大事にしてた元プロ野球選手のイチローさんはこんな見解だ。
「イチロー選手は、自分を主観的にも客観的にも見ることができる。
毎日、同じ動きをすると、逆にいつもと違うことにも気が付く。
今日は(体の)ここが少し違うなと感じれば、そこを重点的にケアする。
怪我を未然に防ぐことをしている。それが、イチロー選手がルーティンを大事にしている理由だと思う」
簡単に言えば「変わらない事の大切さ」だ。
毎年夏の終わりにはここを訪れている。
何も変わらないけど
相変わらず素敵な時間を過ごさせてくれる海芝浦駅。
例年と変わった事と言えば・・・
駅の屋根の改修工事をしてた事くらいかな。
《ルーティンその4~国道下~》
鶴見線海芝浦駅からの帰り道、国道駅に寄るのも必須ルーティンである。
知る人ぞ知る、ディープ感漂う穴場スポットだ。
この駅を降りるとすぐに目の前にある高架下唯一のお店「国道下」。
渋すぎる外観のこちらの酒場の為に、国道駅でわざわざ下車して
オープンと同時に入店するのが
今回最大のルーティンポイント。
最初に15時30分に鶴見駅から海芝浦行きの電車に乗ると書いたが
その理由は「国道下」が16時30分に開店なので
「海芝浦駅」からの帰りの時間を逆算したらちょうど開店時間と被るからである。
人気店である「国道下」で呑むには開店時間を狙うとほぼ確実に入店可能だ。
相変わらず”男前”でクールなママさんを確認し、いつものキンミヤソーダ割りで酒ゴング!
一応焼き鳥屋さんではあるが、焼き鳥意外のメニューも全部オススメで
特に近くの「生麦魚河岸」から直接仕入れられてる刺身系は新鮮で美味しい。
この日はアジの刺し身をいただく事にしたが、ボリュームもしっかりあって、やはり最高。
まずは海鮮系で様子を見るのもルーティンだ。
《ルーティンその5~50円焼き鳥~》
間合いをみて確実に注文するのが
なんと1本50円で売られている奇跡の焼き鳥・・・
2年ほど前から値段の確認はしてなくて
さすがに令和のこのご時世なので、10円くらい値上がりしててもおかしくないだろうと
再度ママさんに焼き鳥の値段を聞いてみると
まさかの50円焼き鳥現役バリバリでした・・・。
「国道下」恐るべし。
焼き鳥各部位を1本ずつと伝えると焼き場のマスターはこう質問してくる。
「兄ちゃん、しょっぺ~のと甘ぇ~のどっちにする?」
最初はこの意味が分からなくて、特に質問返しする事なく
「しょっぺ〜のでっ!!」とイキって返答してたが
「しょっぺーの」とは塩味の事で
「甘ぇ~の」とはタレ味の事だというのがのちに分かった。
「塩とタレどっちにする?」方が絶対に文字数的に短いし
伝わりやすいのだが
あえてこういう風に聞いてくるマスターが愛おしい。
マスターの焼き鳥ルーティンも何も変わってない。
言わずもがな1本50円の焼き鳥は絶品で
国宝級レベルだ。
《ルーティンその5~マスターとツーショット~》
2015年に初めて「国道下」訪れてからもう7、8回訪れているが
4回目くらいの訪問からマスターもママさんもボクの事を覚えてくださってて声をかけてくれるようになった。
クールなママさんとは一転して、お茶目すぎるマスターは
いつもハイテンションで気持ちいい。
そんなマスターとも毎度ツーショット写真を撮っていただいている。
夏の終わりに毎年行う酒場ルーティン
どうでしたでしょうか?
参考になりましたでしょうか?
ボクの肝臓が死なない限り・・・
「国道下」が潰れない限り・・・
また来年も再来年もずっとずっとこの『 End of summerルーティン』は続けるでしょう。
”変わらない事の大切さ”をまた身をもって勉強する事が出来ました。
無事今年もしっかりアップデート完了です!!
しかしこうやってみると体型だけは
ちょっとずつ”進化”してますね・・・
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国道下(こくどうした)
住所: | 神奈川県横浜市鶴見区生麦5-12-14 |
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TEL: | 045-503-1078 |
営業時間: | 16:30~20:00(L.O.19:40) |
定休日: | 日曜・祝日 |