【定期投稿】国道「国道下」酒場女子はこうして口説け!今年こそバズる必殺デートプラン
2019年9月後半・・・
令和初の”夏終了”がもうすぐそこまでやってきていた。
5年前からボクは夏を締めくくる恒例行事を行っていて
また今年も”あのレトロな路線電車”に揺られ
“あの場所”へ向かうのであった。
『鶴見線』
昭和風情が残り
電車とホームの間が世界一広いで有名なあの路線だ。
ちなみに酒場ナビではもう既に4、5回紹介してるお馴染みの路線である。
この鶴見線に乗ると必ずと言っていいほど行く”聖地“があるので
本数の少ない電車へ乗り、今回もその聖地を目指した。
「海芝浦駅」
何度も紹介する事になるが
ここは駅を降りるとすぐに海に面してる奇跡の駅だ。
今回は時間もあえて夕方に合わせ、海芝浦駅へライドオン。
何故夕方に着くように時間を合わせたかというと
一つは夕焼けが綺麗な事。
そしてもう一つは・・・
あとですぐに分かります。
駅を降りて、通常なら奥の「海芝公園」へ皆さん足を運ばれるのだが・・・
今回は台風の影響で公園へ入れず。
隣にいらっしゃったご家族さんも残念そうにしてる・・・
ため息をする少年に
「また来年行こうぜ」とウインクし、写真だけ撮らせてもらった。
これもまた一つの思い出である。
2020年に行く「海芝公園」がより一層楽しみになったのは間違いない。
実は途中
浅野駅で海芝浦駅行き乗り換えの時間が30分と長かったので
歩いて焼き鳥屋さんに行ったのである。
「やきとりの店 こだいら」
そこで買った焼き鳥をテイクアウトして
急ぎ足で浅野駅へ戻ったので
まだ食べてなかった焼き鳥を海芝浦駅で食べるという粋な事をしてみた。
海芝浦駅で海を見ながら焼き鳥アテに酒を呑むなんて・・・
最高過ぎるじゃねぇか。
海芝浦駅へ行く際は
何かツマミを持っていくことを本気でオススメします。
この海芝浦駅で気をつけて欲しいのは
折り返し帰りの電車はすぐに出発するために
15分ほどしか堪能できないので(それを逃すと30分以上また空く)
急いでこんな感じでカッコつけた写真を撮るなりしてみてください。
あっという間に鶴見駅行きの発車時間
メッセージ性の強いトイレを張り紙に心を清め、また来年来る事を誓った。
さらば夕暮れの海芝浦駅・・・
来年は可愛い女の子と来たいな。
帰りは鶴見駅の一個手前の駅、「国道駅」へライドオン。
目的は勿論・・・
こちらの赤提灯っ!!!
鶴見線高架下のレジェンド酒場「国道下」
先ほど夕方に合わせたという理由のもう一つは
この「国道下」が17時オープンという事で
その時間に合わせたのだ。
何度見てもこの外観にはゾクゾクさせられる。
マスター、ママ
今年もお世話になります。
それでは過去5年の国道駅「国道下」の思い出を辿ってみましょう。
[2015年]
初めて来た時は2015年。
店内が満席で諦めてたところ、マスターのご厚意で店前に即席テーブルを作っていただいたのだ。
この時は金髪ではなく、調子に乗ってアッシュっぽい髪色にしてたのが印象的。
[2016年]
2回目の訪問。
去年訪れた旨をマスターに伝えるとなんとなく覚えてくれてた。
ちなみに今だから言えること・・・
2015年、2016年と2年連続で元カノと来てたのは懐かしい思い出。
[2017年]
3回目の訪問は酒場ナビメンバーの味論と。
キャラの濃いお客さんに鬼絡みされたことと
味論が蚊に噛まれまくってた事が印象的。
[2018年]
4回目訪問の去年は「流血ブリザード」Vo.ユダ様と
弁天橋の沖縄タウンで呑んだあとに「国道下」へ寄った。
高架下の弾丸痕に大興奮だったユダ様とボクの帽子がダサいのが印象的。
そして2019年は一体どんなドラマが待っているのだろうか・・・
ワクワクしながらライドオンすると・・・
「お~~久しぶりだね~!!」
さすがに5回目になると
マスターもバッチリ覚えてくれた。
「1人なんですけど行けます?」
「いけるよ!ママ~~!インターネットでウチの事書いてくれた子来たよ~!」
既に酒場ナビの事は宣伝済みでその事まで覚えててくれてちょっぴり嬉しい気分。
クールなママさんも相変わらずカッコいい。
過去4回と比べて変わった事と言えば
今回ボクがはじめて一人で来た事くらい。
店の雰囲気もマスターのお調子者具合もママのクール具合も
何も変わってない。
焼き台の前という最高の特等席に案内された。
ママに酎ハイをお願いしたのだが
隣の先輩方がキンミヤを呑まれてたので
キンミヤソーダをチョイス。
ムム
類さん、宮崎本店さんとのコラボグラス羨ましいです。
愛を感じる”焼酎濃い目”の酎ハイで〔喉を掃除〕する・・・
酎ハイは濃い目の方が美味しいのだ。
「マスター焼き鳥1本ずつ焼いて貰えますか?」
「しょっぺぇ~のと甘ぇ~のどっちにする?」
「しょっぱいヤツでっ!!」
ここで言うしょっぺ~のは”塩味”で
甘ぇ~の”タレ味”の事である。
「焼き鳥」
マスターによってすぐに焼き上げられた1本50円の奇跡
値段は確認してなかったが、増税後はいくらで提供してるのであろうか・・・
値上がったとしても安いことには間違いない。
もはや脱帽レベルである。
安いからと言って、一切手抜きなし
小ぶりでもないし、都度しっかり炭火で焼かれてる立派な焼き鳥だ。
絶品焼き鳥に勿論キンミヤは加速する。
「お姉さん、酎ハイおかわりくださいっ!!」
そう伝えると
「やだ、ママ~お姉さんって言われるの久しぶりじゃない~~」
「これじゃ無視出来ねぇな~」
カウンターのお客さんにいじられる珍しいママ。
お酒も濃ければ、客層も相変わらず濃い。
そしてそんな「国道下」の雰囲気が心地酔い。
「あん肝(値段不明)」
ホワイトボードに書かれてた本日のオススメであるあん肝
それをママに注文すると、すかさずカウンターの先輩が
「兄さん、良いセンスしてるねぇ~ここのあん肝食べると他の店であん肝食べれないよ!」
と教えてくれた。
勝手にハードルを上げられてるのにも関わらず、冷静沈着なママ・・・
そんなママ特製のあん肝をポン酢で。
美味いっ!!
常連さんも唸る意味が分かるクオリティ。
国道下は焼き鳥だけじゃなく
マグロ刺しをメインとした海鮮料理のレベルも高いのだ。
奇跡の焼き鳥と絶品あん肝を食べながら
隣席の「先輩方の会話」というに〔酒場BGM〕に耳を傾ける。
「・・・オレは地元がアントニオ猪木と同じで、大昔にヤリあった事もあるんだぜ」
「え、〇〇さん、アントニオ猪木と戦ったんですか?」
「何度もあるぜ。漁師町だから、とんだ荒くれ者が多くてよ、地元ではオレか猪木かってよく言われたもんだよ。」
「あれ、でも〇〇さん地元寺尾(猪木さんの出身中学)じゃないよね?」
「・・・・・」
この楽しい会話は
ボクのInstagramに動画であげてるので
プロレスファンの皆さんは是非ともご覧ください。
もしかしたらこの先輩があっての
日本のプロレス界なのかもしれません。
そんな中、相変わらず一人でしっぽり常連さんの会話を聞いてると
とある先輩からのLINEメッセージが。
「ジュンヤ、今国道下居るの?まだ居るんだったら、ちょっと顔出すよ!」
そうメッセージをくれたナイスな先輩とは・・・
齢55歳を迎える大御所パンクバンド(?)「雷一家」のVo.キューピーさんだ!!!
いきなりの登場にテンションあがる。
今年の国道下は一人で寂しかったので、来ていただいて嬉しい。
大の酒好きのキューピーさんであるが
酒癖の悪さと身体の異変の為、酒を辞めたらしい。
嫁とまだ幼い息子の為に苦渋の決断をされたみたいだ。
いつしかボクにもそんな決断を迫られる時が来るのだろうか・・・
酒とは死ぬまで仲良くやっていきたいものだ。
そんなこんなで今年も安定して楽しかった国道下。
酒場女子の皆さん、来年はボクと一緒に国道下いきませんか?
案内しますよ。
最後に
今年こそ、この「海芝浦」~「国道下」のデートコースが
『じゃらん』あたりで特集されるのではないかと密かに思ってます。
その時は若者たちの皆さん、じゃらんを見るのも良いですが
一応ボクの記事を参考にして欲しいです。
来年2020年夏はオリンピック真っ最中・・・
どんなドラマが待っているのであろうか。
もう来年が待ち遠しいです。
・国道「国道下」夏の恒例行事
・鶴見「立ち飲み とっちゃん」~国道「国道下」大人の夏休み!鶴見区のディープワンダーランドへ行ってきた
国道下(こくどうした)
住所: | 神奈川県横浜市鶴見区生麦5-12-14 |
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TEL: | 045-503-1078 |
営業時間: | 16:30~20:00(L.O.19:40) |
定休日: | 日曜・祝日 |