沖縄好き酒場ライターが伝授する究極の沖縄屋台ハシゴ酒!
今沖縄では行き場を無くした酒場難民たちが
”夜な夜なビーチに集まる”
という怪しい情報をゲットしたので、散歩がてらに夜のビーチへ調査しに行ってみた。
「波の上ビーチ」
近くのスーパーでお酒とツマミを買いこみ、ビーチへ来てみると
本当に何組かグループで呑られてる様子。
夜のビーチに酒場難民たちは本当に実在したのだ。
勿論、ボクもその酒場難民のなかの一人である。
ビーチ呑みとはいえ、夜だし呑んでるしで海に入る者は居なく、ひたすら海を見ながら呑むだけ。
「おもんなさそう」
という声が聞こえてきそうだが、これはこれで夜風が気持ちよかったりするのだ。
しかし時間が経つにつれ、やはり恋しくなる『赤提灯』・・・
キンミヤのボトルを呑み干してしまった。
スーパーにお酒を買いに行って、またビーチで呑むのはさすがに違うような気がする。
かといってホテルに帰って部屋呑みするのは、全然違う・・・
ボクはまたしても最後の頼み綱である”あの男”に連絡するしかなかった。
「じゃあ国際通りのドンキの前らへんで待ち合わせよう~」
なんとも話の早い男だ。
早速合流し、目的の酒場へ向かった。
「波の上ビーチ、結構人居ましたわぁ~!」
「夜のビーチ呑みもなかなか渋いっすね!」
ボクがビーチ呑みの感想を一方的に喋ってると・・・
「ついたで」
「えっ!?」
「桜坂劇場」の近く
目の前には・・・
「いや、また屋台かぁぁああいっ!!!」
前回と同様にまたしても屋台だったのだ。
しかしこの「また屋台かぁぁああいっ!!!」の叫びは
呆れてるのではなく、嬉しい方の叫びだった。
そしてまた今宵も沖縄の赤提灯で呑れる幸せ・・・
続「名も無き屋台」の
『屋台酒場ナビ』が始まろうとしている。
前回同様にこちらも店名がない様子・・・
何故だろう・・・
一瞬だけ考えたが、そんな事どうだって良いじゃないか。
ボクは先ほどビーチでたらふく呑んだキンミヤをまたしてもコール。
「キンミヤソーダ割り」
ついさっきまで「夜のビーチで呑むキンミヤも旨いなぁ~」
なんて言ってたが
やはり赤提灯で照らされる酒場で呑むキンミヤも最高だ。
というか
沖縄へ来て、まだ屋台とビーチでしか呑んでない・・・
まぁそんな旅(酒場ナビ)もありでしょう。
ツマミはショーケースの中にある焼き鳥たちを選ぶスタイルである。
というかこれはもはや「祭りの出店スタイル」だ。
今年祭りに行けなかった分、こんな小さな出逢いが嬉しい。
これぞ〔OHS〕屋台ver.!
「とりもも」と「せせり」を2つ購入すると
通常1200円のところが1000円との事だったのでそれらをチョイス。
鶏肉って炭火で焼くとなんでこんなに美味しいのだろうか。
塩味だけで美味しいと思えるのは、炭火の力でもあり
『屋台マジック』でもあるだろう。
となると・・・
我々は酒を加速させるだけだ。
「さんぴん茶ハイ」
さんぴん茶の香りが
沖縄で呑んでるなぁ〜感を倍増させてくれる。
今宵も最高さぁ〜〜〜
おっと、紹介が遅れました!
この名も無き屋台を紹介してくれたのは
前回同様に「BAJO」マスターのナオキさんだ。
絶対に自力では探し出す事が出来なかった「名も無き屋台」を2店舗も紹介してくれて感謝しかない。
『ナイス酒場を教えてくれるナオキさん』
『酒が呑めない木村拓哉』
もし自分が女子で
沖縄で酒場難民なところ、この二人に声をかけられたら
一体どっちについて行くのだろうか・・・
恐らく前者だろうし、前者を選ぶ女性が増えて欲しいと願うばかりだ。
「これよかったらご自由に使ってください!」
親切な店員さんが我々のテーブルに色んな調味料を持って来てくれた。
「軟骨つくね」
焼き鳥と軟骨つくねで全ての調味料を試してみたが
断トツで相性が良かったのは「マヨネーズ」さんだった。
これも『屋台マジック』のおかげだろうか。
屋台と炭火とマヨネーズの相性は抜群で
まさに「THE夏の味」!
夏の味を堪能出来た・・・
となるとついにアイツを降臨させるだけだ。
「残波 白」
泡盛でラストスパート!
酔うとグイグイいっちゃってしまう不思議なコイツ・・・
そしてオレの記憶は沖縄の夜空へ消えていったとさ・・・
何度も言うが沖縄にテンション上がって呑みすぎてしまう事だけは気をつけて欲しい。
せっかくの旅で記憶とモノが無くなってしまうのは勿体無い。
それだけを気をつけて呑み狂ってください・・・
これから那覇市へ行かれる方は是非前回紹介した屋台とこちらの屋台をハシゴ酒して欲しい。
この時期でもまだまだ”夏”を感じれますから・・・
屋台(やたい)
住所: | 沖縄県那覇市牧志3丁目2−24 |
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TEL: | 無し |
営業時間: | 不明 |
定休日: | 不明 |