幡ヶ谷「リンダリンダ」ロックとお笑いとお酒が好きなドブネズミたちが集まる酒場。
11月某日、ボクの元にtwitter上でこんな情報が舞い込んできた。
11月30日をもちまして「炭火焼鳥や せじけんロック」を閉店させて頂きました。
12月3日より改名いたしまして「焼鳥酒場 リンダリンダ」としてオープンします。
引き続き宜しくお願いします。
Twitterも引っ越ししますので@rindarinda2016で宜しくお願いします。— 炭火焼鳥や せじけんロック (@sejiken2010) 2016年11月30日
幡ヶ谷の名スポットの一つである『炭火焼き鳥や せじけんロック』が『焼き鳥酒場 リンダリンダ』と言う店名に変えて
リニューアルオープンしたみたいである。
『炭火焼き鳥や せじけんロック』とは
元々あの芸人の「千原兄弟」の兄である千原せいじさんがオーナーで、芸人さんがスタッフとして働く『ずるずる処 せじけん』という「芸人居酒屋」が下北沢の『三日月ロック』という焼き鳥屋さんとコラボしてリニューアルした酒場なのである。
その『炭火焼き鳥や せじけんロック』が今回、『焼き鳥酒場 リンダリンダ』という店名に変わってリニューアルオープンしたのである。
ちなみにこのリンダリンダには「千原せいじ」さんは全く関与してないみたいである。
大人の事情であると思うのだが、スタッフさんは当初と変わらずいらっしゃる方もいるみたいである。
余談ではあるが、ボクは「千原兄弟」さんと同じ京都の福知山市出身で
更に出身中学校も同じなのだ。
前回の記事で登場した女子プロ野球選手の植村 美奈子さんも同じ出身であるのだが
福知山出身の有名人は他にも
芦田 均さん(第47代 内閣総理大臣)、谷垣 禎一さん(政治家)、小橋 健太さん(元プロレスラー)、中澤 裕子さん(モーニング娘。の初代リーダー)、ぶっちゃあさん(お笑い芸人)、山崎 静代さん(南海キャンディーズ)、吉見 一起さん(プロ野球選手)…
などがいらっしゃって、人口の割に有名人が多いのである。
話はズレましたが・・・
当初は千原せいじさんがまだお笑いとしての仕事だけでは生活出来ない芸人さんの生活費の為に
アルバイトとして働く場所を提供しようということでお店を経営されてたみたいである。
そしてこの度、12月3日より『焼き鳥酒場 リンダリンダ』と言う、これ以上ないくらいロックな店名となってリニューアルオープンしたのだ。
幡ヶ谷在住のボクとイカは幡ヶ谷民として責任を持って、オープン日に訪れる事にした。
遅い時間ではあったがオープン初日もあってか、店内は賑わっていた。
店内の雰囲気は正直それほど変わってないし、これと言った”リンダリンダ感”は無かったように見えた。
いつものようにまずは生ビールで喉を掃除した。
(喉を掃除すると言葉の意味は酒場ナビHP上の酒場用語集サカペディアよりご確認ください。)
オープン記念でしばらくは生ビール、ハイボール、サワー系のドリンクが250円で提供されてるので
これは飲兵衛には嬉しい価格設定である。
(2017年1月14日今現在もまだこのオープン価格でした)
ちなみに余談ではあるが、幡ヶ谷に某焼き鳥チェーン店「鳥○族」の出現で
最近では六号通り商店街沿い飲食店のドリンクの値段がどんどん安くなってきてるのを感じる。
客側としては嬉しい限りではあるが、店側はとんだ災難であろう。
お通しは以前のせじけんロックと同じで300円でサラダ食べ放題と言うシステムである。
このサラダバーは中学生までの子は200円で、未就学児の子は無料なので
家族連れには嬉しいサービスである。
更にサラダバーの隣には、アイス食べ放題もあって
これまた女性や子供には嬉しいサービスである。
(これはさすがに別途300円かかるので食いしん坊の読者の皆さんは注意しよう!)
こちらのアイスコーナーも
中学生までの子は200円で、未就学児の子は無料なのでお得である。
意外と野菜好きのボクとしてはこのサラダバーのシステムにハマってしまい、しばらくは生ビール→サラダお代わり→生ビールのループで乗りきったのである。
このお皿いっぱいに盛り付けたサラダは以前食べたあの「デカ盛りサラダ」をイメージしてみた。
ボクは酒場ナビのプロフィールに
お気に入りの酒:焼酎ハイボール
お気に入りの肴:野菜炒め
と記載してるが
勿論この生ビールとサラダのタッグも大好物である。
かなりどうでもよい情報であるが
なぜ野菜が好きかというとお酒と言う体にそれほど良くないもの摂取する代わりに
野菜で帳尻を合わせようとする健康的な考えからやってきてるのである。
どうせ呑むなら、健康的に長い間呑んでたいものである。
最近酒場ナビの中でハマってるメニューの頼み方があって
ビジュアルの良さそうな肴を注文するのだ。
「オススメって何ですか?」と店員に聞くのはもう古い。
これからは「ビジュアルが良いのって何ですか?」である。
上級者になってくると、忙しい店員さんにそんな質問するのも迷惑なので
自分たちでメニュー表とにらめっこして探し出すのである。
そしてリンダリンダのメニューで一際目立ってた
「厚揚げ入り!チョモランマ大根」
というのを頼んでみた。
しばらくして待ってると店員さんがかなり慎重に、我々の元に例のブツを運んできてくれたのだ。
そのチョモランマがこれだっ!!!
「ナイスビューティフォー」
である。
生中と比較するとこんな感じだ。
この見事に盛り付けられた”チョモランマ大根”を崩さないように、お客さんの元に運ぶのは
きっと新人スタッフさんでは勤まらないであろう。
これを我々の元に運んでくれたスタッフさんは恐らくバイトリーダーであると見た。
このナイスビジュアルのチョモランマ大根を前に
筆者は思わず、ダイレクトにバキュームしてしまったのである・・・
一緒に食べるはずだったイカ氏には悪かったが、このチョモランマは独り占めにさせて頂いた。
つまみが無くなってしまったイカ氏は、寂しそうに
「じゃがバターとイカの塩辛のホイル焼き」をつっつくのであった。
その光景は共食いであった。
生ビールが苦しくなってきたので、いつもならここでチューハイ、もしくは緑茶ハイ、ウーロンハイに変えるのだが
同じくオープン価格で安くなってた「ポールスター」と言うドリンクが聞いた事なかったので、気になるではないか。
ここは“サカバー”として迷わず頼む事にした。
勿論ここで、店員さんに「ポールスターって何ですか?」なんてそんな女々しい質問はご法度である。
男たるもの、サカバーたるもの・・・
如何なる時も未知の世界へ、足を踏み入れる姿勢を忘れてはいけないのだ。
ところでさっきから「サカバー」って何なんだ!?
と思われてる読者の皆さまへ。
こちらも酒場ナビHP上の酒場用語集「サカペディア」にて確認をよろしくお願い致します。
そして運ばれてきたポールスターの正体であるが、スパークリングワインの事でした。
勉強になりました!
トイレに行くと「サラリーマン山崎シゲル」の作者であるピン芸人田中光さんのサインも飾られてあった。
焼き鳥の事を鳥の死骸と表現する言葉遊び加減が最高である。
せっかくなんでリンダリンダのスタッフシマダさんと「酒場 de 2 Shot」も頂いた。
プチ情報ではございますが、こちらのシマダさんは当初の「ずるずる処 せじけん」時代からいらっしゃる古株の方で、とても面白い方なんですが
なんと芸人さんではないみたいです。
こんな感じで安くて、楽しめる酒場なので
『焼き鳥酒場リンダリンダ』の為に、わざわざ幡ヶ谷にまで飲みにくる甲斐あると思います。
この酒場だけではなく、幡ヶ谷には酔い酒場が沢山あるので
今晩どこで呑もうか迷った夜は、幡ヶ谷で呑むのもありではないでしょうか。
そして何より幡ヶ谷には我々が住んでいる!!
一人だし・・・
初めての土地でよく分からないし・・・
なんて方は是非とも酒場ナビの読者飲みにてお気軽にご連絡ください!
応募フォームはこちらまで。
そういえばそれほどロックな酒場でもなかったなと思われてる読者の皆様へ・・・
ボクはしっかりと
小さな小さなロックを見つけてきました。
(ピンボケしててすみません)
「この世に男と女がいる限り ロックと居酒屋はなくならない」
この名言を考えたのはどなたであろうか。
口説いてる女の子と呑みに行って、4軒目くらいの新宿ゴールデン街のbarあたりで
さらっと女の子にこんな名言を言いたいものである。
そのくらい共感出来る物凄く酔い名言だ!
この分かりづらいお箸袋の小さな文字に気づけた事を
我ながら酒場ナビとしての仕事の責任を果たし、成長したなぁと誇りに思う。
このリンダリンダは幡ヶ谷三大酒場にランクインするかなぁ〜。
幡ヶ谷は自分が住んでる街だけあって各駅三大酒場を選ぶのに、悩まされる・・・。
焼鳥酒場 リンダリンダ(やきとりさかば りんだりんだ)
住所: | 東京都渋谷区幡ヶ谷2-9-19 青木ビル2F |
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TEL: | 03-6383-3205 |
営業時間: | 17:00〜25:00 |
定休日: | 定休日なし |