曳舟「天ぷらハナヨシ」赤線鳩の街 青線玉ノ井 ぬけられます
押上から桜橋通りを進み
隅田川少し手前の雰囲気が好きだ
花街向島
料亭の建物が醸し出す空気は
華やかで少し淫らで高揚する
おや
お着物の女性がお二人・・・
後に顔を白く塗られるのだろか・・・?
いつか入ろうと心に決めて
何年も実行できていない喫茶店
次回必ず
おっ!!
こんなお店あったっけっ!?
素敵だ・・・
煎餅手作りだろう・・・
梅おかきみたいなのあれば
買おうかな
歩いてるだけで丸儲け
そして
東向島方面に足をのばすと
新たな発見が出来て
こぼれんばかりのえびす顔
鳩の街通り商店街ですと・・・?
知らなんだ・・・
不意に遭遇できた
未知なる商店街の嬉しさたるや
久々に履いたズボンのポケットから
千円札が出た来た時と同様
いやそれ以上
自然と足がスキップしてるぜ
シャッターも目立つが
インパクトのある
お店も多いぞ
あっ!!
この喫茶店
なんかで見て知ってる・・・
アド街とかかな・・・
うおっ!!
エグイたばこ屋さんっ!!
この
雑多雑多
とした様よ
それでいて
清潔感があるのが
素晴らしい
お宝が埋まってそうだな・・・
洗剤の
とか探せばありそうだぞ・・・
むむっ!!
あれは・・・
天ぷらハナヨシ
天ぷら屋さんで
カタカナ表記の屋号なんだ・・・
テントの黄色もいい味出してるな・・・
惹かれるが・・・
花街近くの天ぷら屋さん・・・
いいお値段するかもだよな
外観はいい意味での
チープさを感じる
バカ高い料金の酒場では
無いんじゃないか・・・?
どうする・・・
スキップ交じりで
喉も乾いた・・・
しかし
お会計200那由多飛んで3万円の
可能性もある・・・
いやっ!!
酒場ナビ酒訓第44条
入らず後悔するぐらいならボッたくられろ
お邪魔しますっ!!
「あら いらっしゃい」
あっ!!
お母サマお食事中でしたかっ!!
「いらっしゃい」
あっ!!
お父サマお優しそうなお顔立ち
店内は薄暗い
カウンターに陣取り
キョロキョロと
お探し物は
そう
お品書き
あったっ!!
中瓶500円
いなだ刺し300円
天ぷら500円
ふぅ
入ってよかった・・・
上品でらっしゃる
いったことがないので憶測だが
お通しは
それこそ料亭の先付けのような色合い
「マスター 鳩ハイってどんなんですか?」
「まぁ 酎ハイだよ」
「鳩ハイと天ぷら下さい」
「はぁい」
わっ!!
わざわざシェイカーに入れて
振って頂けるなんてっ!!
「マスター氷と空気とが触れ合って味が丸くにゃり美味しみでみゅ」
うん
言いなれてないセリフは
やっぱり嚙んじゃうな
天ぷらは
エビ ナス マイタケと
これは・・・?
「蕨です」
「わらび・・・」
「ボクがね 山形の出でね」
「あき竹城の」
「橋本マナミのだよ」
「あはは」
衣が軽めで
ナンボデモイケル
絶品天ぷら
あ・・・
昼から呑めるのかしら・・・?
「ママさん 何時から営業なんですか?」
「夕方は4時ぐらいからね」
「お昼は・・・」
「昼というか朝にね」
「朝から呑めるんですか??」
「お弁当売ってんのよ」
「弁当ですか」
「店頭に並べてね」
「何時ぐらいからですか?」
「6時には出してるよ」
「早いっ!!」
「ママさんも山形とか・・・?」
「アタシは長野よ」
「じゃあマスターとはこっちで」
「うん この街でね」
「何年ぐらい前の・・・」
「もう50年とかになるかな」
「凄いっ!!」
「昔 この裏は赤線でね」
「商店街の裏が・・・」
「玉ノ井が こっち移ってきたんだよ」
「今の東向島ですね」
「正確には 玉ノ井が青線で 鳩が赤線でね」
「赤が合法 青が違法でしたっけ」
「昭和30年代に 赤線も禁止になって」
「はい」
「そっから この商店街の時代が来てね」
「はい」
「当時は ギチギチにお店が並んで賑やかだったよ」
「そうなんですね」
「ウチも カラオケ置いて遅くまで営業しててね」
「へぇ」
「向島百花園に 仕出しの弁当とか出してね」
「へぇ」
「今は早く締めちゃうけどね」
「あ 朝お弁当買いに来ます」
「ありがと 裏に赤線だった建物まだ残ってるよ」
「見に行ってみます」
こんな街知れて
丸儲け
因みに
ハナヨシの並びの
花よし
というお花屋さんは
お母サマのお姉サマがやられてます
お花はアレなんで
アオジソ
買いました
あと
別日の早朝お弁当買いに行きました
その動画です
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こっちの青線もどうぞ
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かんなみ新地「かおり」 変わりゆく尼崎酒場・・・これがほんとの”勃ち呑み”さ
ハナヨシ(はなよし)
住所: | 東京都墨田区東向島1-24-19 |
---|---|
TEL: | 03-3612-3280 |