前回、千葉ローカル線に揺られて

究極の「引き算ラーメン」を喰らったのだが

その続き・・・

 

 

まぁまぁ遠くまで来たのだから、竹岡式ラーメンだけで終わらせるのは勿体ない。

 

 

 

更に千葉県の奥地を狙い、やってきたのは「浜金谷駅」。

 

 

 

この街へ来たのは何年ぶりだろうか・・・

 

 

 

 

 

まぁとりあえずバカは高いところが好きという事で・・・

 

「鋸山ロープウェー」に乗って、山頂へ。

 

 

 

 

 

山頂に着いて、別にこれと言ってやる事はなく

撮影タイム・・・

 

 

 

あれ、この感じなんだか懐かしいな・・・

 

 

ネットで調べてみると

ちょうど５年前（２０１８年）にも鋸山ロープウェーに乗って、同じような写真を撮ってたな。

 

 

 

 

・・・

 

いや、ていうかやってること

５年前とほぼ一緒！！（撮影者：味論）

 

 

 

 

 

そうか、５年前は珍しく酒場ナビメンバーで絶品アジフライを求めて

浜金谷へ来たんだっけな・・・

 

 

 

 

髪型、サングラス、ファッション

 

別に５年前のコーデと合わせたわけじゃないのに・・・

 

ほぼ一緒！！

 

 

どっちが２０１８年でどっちが２０２３年かだなんて・・・

 

何年か後に見たら、自分でも分からないだろな・・・

 

 

 

となると、徹底して５年前と同じコースを辿ってやろうじゃないか。

 

 

 

 

 

東京湾フェリーへ乗るべく

金谷港から久里浜港行きのフェリーへ。

 

 

 

 

 

 

多分前回のときも言ってたけど、都内から浜金谷まで行ったら

同じ線路で帰るより、フェリーに乗って久里浜経由で帰る方が絶対楽しいです。

 

 

 

帰り道も楽しめるし、フェリーにも乗れるから絶対的オススメです。

 

 

 

 

 

久里浜港へ着き、バスに乗って久里浜駅前へ。

 

 

５年前はどこで呑んだんだっけな・・・

 

 

 

 

 

あっ！

 

確かふらっと入った立ち飲み屋で・・・

 

 

 

 

愉快なおじさんに絡まれ

何故か１０００円を貰い・・・

 

 

 

 

 

お礼に熱いキスをプレゼントしてやったんだっけな・・・

 

 

 

 

 

今思うと、前回の久里浜もなかなか濃かったな・・・

 

 

 

 

それに勝てるよう、早く酔さげな酒場に出逢わなくては。

 

 

 

 

 

 

フェリーの中でリサーチしてた目的の酒場は・・・

 

 

やってる様子！

 

 

 

店内からすでにお客さんのたちの笑い声が聞こえてきて

すでに”温まってる”ようだ。

 

 

気合をいれて、ライドオン！

 

 

「焼鳥お島」

 

 

 

 

 

 

「２人いけますか？」

 

「そこ詰めてあげてぇ〜」

 

 

 

ちょうど２席空いてました。

 

 

〔酒場の神様〕、今日もありがとう・・・

 

 

 

L字のカウンター席のみ。

 

８人入れば満席。

 

 

 

店はまさか女性２人のツーオペ。

 

 

 

 

 

良いですねぇ〜

 

熱海と同様に海の街にはガールズバーは不要ですねぇ〜〜

 

 

 

 

 

 

 

「ホッピー黒ください！」

 

「氷は入れない？入れる？」

 

「入れてくださいっ！」

 

 

 

３冷ホッピー推奨の街

 

神奈川県は横須賀を中心にホッピーを氷無しで出す店が多い。

 

 

しかしボクはキンキンに冷えたホッピーの方が好きなので

氷はたっぷり入れて欲しい派だ。

 

 

「氷は入れる？入れない？」

 

 

「えっ！？氷入れないホッピーってあるんですか！？」

 

「こっちの方はね、３冷ホッピーと言ってね、ジョッキ焼酎ホッピーを全部冷やした状態で出すのよ」

 

「へぇ〜知らなかったですぅ〜〜」

 

って

酒場豆知識を自慢げに話す流れになると思っただろ？

 

 

 

 

悪ぃなママさんよ

こちとら、まぁそれなりにホッピーは呑んできたからねぇ〜

 

 

 

 

更にオレは酒場ナビの看板を背負ってるからねぇ〜

 

 

 

 

そしてあえて、氷入れるでお願いしたところも

尖ってて良いだろ？

 

 

 

 

ドヤ顔で先制ジャブをかましてやったが・・・

 

全く効いてはなかった。

 

 

そんなことより、ママさんハチマキめっちゃカッコいいやないっすか・・・

 

 

 

 

「ガツ刺し」

 

 

昼の竹岡式ラーメンが良い感じに消化され、さっぱりなガツがちょうど酔いツマミ。

 

 

 

「すんません、ナカください！氷多めで！」

 

 

 

言うまでもなくアルコールは加速する。

 

 

 

 

「タンのたたき」

 

 

カウンター席のみで、初見のボクを受け入れてくれる店の雰囲気のおかげで

しっかりと料理に向き合えれなかったが

このタンのたたきも我に帰るくらい旨かった。

 

 

 

 

素人じゃ絶対に出来ない炭火での完璧な火入れ・・・

 

 

このピンクが全てを物語っている。

 

 

 

偶然座った席がこの店一番の〔酒場アリーナ席〕で、ママさんの炭火捌きがよく見える。

 

 

 

 

 

 

どれどれ、会話してるフリをして

じっくりママさんの焼きテクニックを観察してやろうじゃないですか。

 

 

 

へぇ

ママさん、モツ肉が炭火に直接当たるくらい直火で焼くんですねぇ〜

 

 

 

確かにそれだと炭火焼きを充分に堪能出来るかな。

 

 

 

 

 

「チューハイ」

 

 

チューハイを頼むと、渋くて可愛いケースに包まれてやってきた。

 

 

可愛いけど、しっかり硬めのチューハイが嬉しい。

 

 

 

ホワイトボードに「おしまスペシャル」という謎メニューがあったので

勿論【酒場ナビ酒訓】にのっとり正体を聞かずして、注文した。

 

 

 

「どれが『おしまスペシャル』なんですか？」

 

 

 

 

聞いてみると、この一番奥の丸いヤツが

おしまスペシャルとの事だ。

 

 

 

「シソの豚バラ巻き・・・？」

 

 

ママさんに答え合わせをお願いしてみた。

 

 

「これはシソを豚トロで巻いてるの」

 

 

 

 

豚トロ・・・

 

もつ焼き屋さんではすっかり存在を忘れてました。

 

 

 

 

「ママさん、お会計お願いしますっ！」

 

 

久里浜のもつ焼きとホッピー、しっかり堪能させていただきました。

 

 

 

「え、兄ちゃん、もう帰るの？もっと呑もうよ〜」

 

「ほら、オレの指笛聞かせてあげるからさ」

 

 

 

 

「また夏になったら久里浜来るんで、一緒に呑んでくださいっ！」

 

「約束だよ〜」

 

「あれ、こんなところにタレが付いてるじゃん。拭いてあげるよ」

 

 

 

 

「兄ちゃん、なんだよそのネックレス。金玉じゃんかよ〜」

 

「もう大丈夫ですっ！ありがとうございます。。」

 

「遠慮しないで〜〜カッコ悪いよ、こんなところにタレが付いてたら」

 

 

 

・・・・・・・

 

結局５年前の久里浜呑みと何も変わってない。

 

 

酔って、おっちゃんと遊んでるだけだ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁでもこれで良いかぁ、『酒場ナビ』なんやし。