酒場での縁は大事にしたい。

 

 

たった一度だけとはいえ、共に酒を酌み交わした仲であるからだ。

 

 

 

 

 

 

先日三軒茶屋で

とんでもねぇ屋台に出逢った記事を書いた。

 

 

 

 

 

そこで一緒に呑ませていただいたご夫妻さん。

 

 

 

初めましての乾杯をし、いつものように談笑が始まる。

 

 

「私たち渋谷で居酒屋やってるんですよ〜」

 

「わっ！今度店行きますっ！！」

 

 

まぁ呑みの席ならよくある話の流れだ。

 

 

 

呑みの席では、酔いも入って

社交辞令だとしても「今度行きます！」という事が大事だ。

 

 

本当に行ってもいいし

別に行かなくてもいい。

 

 

 

酒場の世界では

ついてもいい嘘がめちゃくちゃあるが

 

「今度店行きますっ！！」の約束は出来るだけ破りたくない。

 

 

 

本当に来てくれた側からすると、やっぱり嬉しいですからね。

 

 

 

 

訪問が少し遅れてしまったが、渋谷区神泉へ向かった。

 

 

 

「北海道&沖縄酒場 シブネコ」

 

 

あの時に出逢ったご夫婦さんたちがやられてる酒場。

 

 

 

 

「円ビル」という名のビルの２階へ上がると・・・

 

 

 

 

かなり熱の入ったメッセージが貼られた扉が。

 

 

「後悔させません！！！絶対！！！」

 

 

シンプルでド直球な熱きメッセージだ。

 

 

これに安心し、店内へライドオン。

 

 

 

 

 

ご夫婦２人で回すには少し広めの店内には既に”勇敢”なお客さんで埋まっていた。

 

 

 

 

「うわぁ〜本当に来てくれたんんですね〜！！！」

 

 

パープルヘッドがお似合いの奥さん「さっちゃん」が

最高の笑顔で迎えてくれた。

 

 

 

「ジュンヤ君はこれ呑むよね♪」

 

 

 

そう言って出してくれたシャリキン。

 

このパッケージを見るとすぐに安心出来るぜ。

 

 

 

 

たまたま知り合ったご夫婦さんがやられてる居酒屋で訪問させてもらったが

 

『北海道&沖縄酒場』

 

って、なんか凄いな・・・

 

 

北海道も沖縄も大好きなボクとしては期待が更に膨らむ。

 

 

「お通し」 

 

 

 

ドリンクメニューは

「どさんこサワー」

「琉球サワー」

「さんぴんハイ」

「ハイビスカスサワー」

など、北海道&沖縄の風をビンビンに感じる。

 

 

 

 

勿論フードも北海道料理から沖縄料理まで・・・

 

ワクワクさせてくれるメニュー表だ。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも何故北海道と沖縄のお店にしたのか。

 

 

それは店主の「みっちゃん」が函館出身で、これまでに都内の沖縄料理屋で働いてたからとの事だ。

 

 

 

 

 

シブネコ３大名物

「肉盛り」

 

 

ザンギ（北海道）

ジンギスカン（北海道）

ソーキのコトコト煮（沖縄）

の夢の盛り合わせ。

 

 

こんな大胆な盛り合わせを出してくるのは

恐らくこの店が世界初だろう。

 

 

 

 

 

 

俺のグラタンっ！？

 

 

 

これもまた北海道と沖縄を繋げてくれるグラタンなのだろうか。

 

 

あえて店主のみっちゃんには何も聞かないで、注文。

 

 

そしてやってきたのがコチラ。

 

 

 

紫っ！！

 

まさかのさっちゃんヘアカラー風グラタン！！

 

 

 

聞いてみると

紅芋ペースト沖縄県に、サーモン北海道を乗せたグラタンとのことだ。（上に載せる具は日替わり）

 

 

またしてもナイスな北と南のコラボ！

 

 

気になるお味は甘めの紅芋にサーモントッピングということで

絶対に女子ウケするグラタンである。

 

 

 

 

店主のみっちゃんには、紅芋を使った新商品で

「俺の嫁」というメニューを是非考案して欲しい。

 

 　　

 

 

 

 

素敵な北海道沖縄コラボ料理に

当たり前にお酒は加速する。

 

 

 

「スピリタスウメシュ」という危険そうなお酒は

残念ながら熟成中との事で（現在は解禁済）・・・

 

 

 

選ぶは

北海道のお酒か沖縄のお酒か・・・

 

 

ここはやっぱり・・・

 

 

 

泡盛っ！！

 

 

 

「泡盛３種飲み比べ」

 

 

沖縄酒をチョイス！

 

蘇る宮古島での「オトーリ」の悪夢・・・

 

 

 

 

しかし大丈夫、この日は一人で泡盛の飲み比べだ。

 

無茶して一人オトーリをする必要なんて全くない。

 

 

 

 

 

 

４３度もある「桑真珠」という名の

石垣島の泡盛・・・

 

 

 

コイツが一番の強敵だったかな。

 

 

 

チェイサーで沖縄のさんぴん茶を北海道のラッキーピエロのグラスに入れて出してくれたのが楽しい。

 

 

 

 

 

冒頭で

酒場での縁は大事にしたいと書いたが

ボクには相当な酒呑みの方しか理解してもらえない持論がある。

 

 

 

それは

『１０回のランチより、１回の呑み』

 

 

 

 

これは江頭２：５０さんの

『１クールのレギュラーよりも、１回の伝説』

なみに名言だと自負している。

 

 

 

これの意味はそのままで

１０回ランチに行くより、１回呑みに行った方が友好が深まるだろう

という意味だ。

 

 

 

 

酒のせいで色んな事件が起きてる世の中だし

酒のせいで色んなモノを失った人が山ほどいるが

 

それでもお酒が法律で禁止されないのは

 

それ以上に酒の場での乾杯には大きなパワーを持っているからだと思う。

 

 

 

 

 

人というのはやはり、常に恥ずかしさを持ってる生き物であり

相当なコミュ力がない限り、初対面の方とはあまりうまく話せないだろう。

 

 

なので乾杯は一気に距離を縮められる最高の手段だと思う。

 

 

 

この持論はやっぱり合ってるな

とシブネコのトイレに行った時に改めて確信した。

 

 

 

そこにはみっちゃん、さっちゃんの二人の思い出たち・・・

 

 

 

 

聞いてみると、二人は

出逢って１週間でお付き合いされ、1年後にはスピード結婚をされたらしい。

 

 

 

聞いてみると

出逢いはやはり酒場。

 

 

１回の乾杯が１年後に華を咲かせたのだ。

 

 

 

そしてそんな貴重なお話を出逢って２回目のボクに

昔からの知り合いに話すように教えてくれるのも

これまた持論を証明してくれている。

 

 

 

 

口説きたい異性が今現在いる方は

是非神泉のシブネコへ。

 

 

 

出逢って１年スピード婚の実績がある

みっちゃん、さっちゃんが恋のキューピットになってくれるかもですよ。

 

 

 

 

 

 

１回の呑みを信じて、今宵も各地で乾杯が鳴らされている・・・

 

 

 

 

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