中板橋「岡久」 逆に一人呑みに適してない魚貝の名店
先日、中板橋であの酒場の1周年イベントがあったので
お邪魔しに行ってきた。
それはそれはもう大盛り上がりで・・・
たった1年で
しかも特にゆかりのない板橋区でこれまでの酒場を作れるって
とんでもないことだ。
そして何故か、ボクも会場で自分の曲を歌うことになりまして
金宮愛を中板橋で叫んできました。
イベントは大盛り上がりで終演した。
そして改めてワタナベさん、おめでとうございました。
さてさて
せっかく中板橋まで来たのだ。
すでにベロベロだが
このまま家に真っ直ぐ家に帰るなんて考えは
ボクの脳に1ミリもない。
実際、この日新宿で呑みのお誘いがあったが
あえてボクはこの街での酒場巡りを優先した。
小雨が降る中、街を散策
この日の酒場センサーもバッチリでして・・・
おやおや
面構えの酔い酒場が姿を現したじゃありませんか。
「岡久」
魚介類ではなく「魚貝類」とな・・・
そういえばボクが愛してやまない「浜屋」も
たしかそう記載している。
海鮮酒場業界では
魚”介”を魚”貝”と記載した方が粋だ
みたいなのがあるのだろうか。
我々呑兵衛からすると
”飲”むことを
”呑”むと書くように・・・
とりあえず、わりとすんなり店内へライドオンすることが出来た。
渋き酔き店内
これは期待が高まるぜ。
「レモンサワー」
物価高のこのご時世で
400円のレモンサワーに大きめのカットレモンが添えてあるのは脱帽しかない。
お通しがタコと大根の煮物的なヤツなんて
嬉しさしかない。
ちょっぴり怖そうなで雰囲気あるマスターにも期待しかない。
さぁどれどれメニューはどんな感じでしょうか。
マスターも
「何にしますか〜」と良いタイミングで煽ってきてくれる。
悩めるラインナップ・・・
ショーケースで待機してるご本人たちと面接してから決めようか。
ボク的にショーケースの集団面接で
一番輝いてたのは、この平目さん。
君に決めたっ!
「平目刺」
立派に盛られた平目刺は、まさに職人技。
捌きたての平目刺しは言うまでもなく、ウマッシュっ!!
旨いのは勿論のこと、量も多く
一人で食べ切るにはまぁまぁな量だ。
マスター
これって一匹丸々使ってますよね・・・?
スーパーで買って家で食べるより、安いし旨いぞこれは・・・
「鯵たたき」
一緒に頼んだ鯵のたたきだが・・・
これも量が多いっ!!
鯵のたたきというか、これは鯵のぶつ切りでは・・・!?
ってくらい、大きく切られた身と薬味がめちゃくちゃ合うっ!
マッチングアプリで
鯵とこの薬味が出逢ってしまったら即結婚レベルの相性の良さだ。
『たたき』の定義が分からなくってしまうくらい豪快な鯵のたたきだ。
そして多分だが、これも鯵1匹丸々使ってるから量が多い。
全部食べれるだろうか・・・
ボクの中での名店の一つの条件として
『一人でも気軽に呑める』ってのがあるが・・・
ここは逆に一人呑みに適してないのではっ!?
正直3、4人で来た方が色んな魚貝を楽しめるだろう。
「マスター、ここ量多いっすね」
「マスター、よかったら一杯どうぞ」
「マスター、嫁さん抱いてます?」
素敵なマスターに
なんて言って話しかければいいだろうか。
いやいや、オレみたいな新参者が話しかけるには
まだ早いな・・・
「お疲れちゃんです〜〜〜♪」
硬派な酒場に陽気なお客さんが現れた。
そのお客さんとはさっき周年イベントでギターを鳴らしてた根本さんっ!!
「インスタのストーリー見て、ここだと思って来ちゃいましたよ〜♪」
「マスター、お手隙でレモンサワとイカ刺しくださいな〜〜♪」
初見の酒場のちょっぴり怖い感じのマスターにもガンガン行く根本さん
立派なサカバーですね。
「イカ刺し」
こちらのイカ刺しも同様に量が多いぜ。
3連続刺し系の注文だったからであろうか
イカのゲソはホイル焼きで提供してくれた。
これがマスターの粋な計らいだとしたら、最高に男前すぎるぜ。
そしてこのホイル焼きの”汁”だが
これが旨すぎて、白米どころかパスタを投入をしたくなった。
最後はこの汁で酒をチビチビ呑む〔汁出汁男〕スタイルを発揮してフィニッシュ(汁)。
お会計をお願いすると、最後はマスターが笑顔で挨拶してくれた。
やっぱり話しかけてみるべきだったな。
そして貝系料理には辿り着けなかった。
ショーケースの中で待機してくれてたけど、期待に応えれずにごめんね。
また今度複数人で来るからね。
こちらの中板橋酒場もどうぞ↓↓
岡久(おかひさ)
住所: | 東京都板橋区中板橋28-10 |
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TEL: | 03-3961-9035 |
営業時間: | 18:00~23:00 |
定休日: | 水、木曜日 |