生き残るレトロ呑み屋街『北町楽天地』で呑んでみたら満足度100%だった 東武練馬「居酒屋63%」
前回、東武練馬の北町アーケードにある「大衆酒場食堂 ななつぼし」を紹介したが
ボクがこの街で前から気になってた飲み屋街がもうひとつあった。
駅から北町アーケードへ行く前にある小さな飲み屋街・・・
ロックンロール居酒屋TOPの看板と
イカした自転車に目をやられてると・・・
あ、ここが気になってた飲み屋街
「北町楽天地」だったのかっ!!
完全に昭和から時が止まってる小さな飲み屋街・・・
なんだか凄すぎて、色々思うことはあるが
まずはこの飲み屋街がまだ現役の時に来れてよかった。
映画のロケ地で使うには最高のロケーション。
夜にまた戻ってくる予定だが、どんなコースでハシゴしてやろうか。
まずはこの立呑みでこの飲み屋街のことを常連さんたちにレクチャーして貰って
2軒目、3軒目はスナックかな?
明るい時間から1軒1軒外観をチェックしておいた。
今はなき、大衆スナック千姫は一体どんな酒場だったのだろうか・・・
北町楽天地の一番奥まで行くと
なんとそこは一軒家の住居が!
なぜこんなところに住居があるのか・・・
飲み屋街が出来る前から家があったのか
飲み屋街が出来てから家を建てたのか
後者なら相当な酒場好きだぞ・・・
ボクがこんな場所に住んでいたら、家に帰るまで
寄り道せずにまっすぐ帰る自信がない。
そんなこんなで事前リサーチはある程度できたので
どこで呑むかは夜のその場の空気感に身を任せるだけだ。
ふう、想像しただけで夜が待ち遠しいぜ。
・・・・・・
予定通り
ななつぼしでの最高の宴は無事終演した。
お開きになったところで
ボクは何人かに北町楽天地での呑みを誘ってみた。
さぁ
オレという船に乗って、夜を航海しようぜ!
誰も手をあげなかったら、オレ一人で行くぜ!!
すると3人の勇者が
マグロ漁船なみに危険なオレの船に乗ってくれた。
一人より複数の方が、攻めれるに決まっているので感謝だ。
時は来たっ!!!
夜の北町楽天地へライドオン!
この日は運が悪かったのだろうか
案外休みの店が多く
その中で一番盛り上がってそうだったこちらへ入店してみることにした。
「居酒屋63%」
ふむふむ
酔きネーミングだ。
そっちは63%かも知れないが
オレのやる気は100%!
いや、1000%だっ!!
入店してみると笑顔100%のママさんがお出迎え。
店内の盛り上がりはまだ50%くらいといったところか。
常連の皆様、ご安心くださいませ
オレたちがすぐにテンション100%までぶち上げてみせますから。
アルコール度数100%の酒を注入したいところですが
そんなお酒この世に存在しない為
ボクがこの世で一番好きな25%のボトルをいただくことにした。
酔っ払い度に関しては、すでに100%近くになって出来上がってる我々。
楽しく元気に北町楽天地の呑み屋で酒ゴングを鳴らす。
ツマミは乾き物で充分さ。
この街のこの呑み屋の雰囲気だけでお酒が進むのだから。
常連さんたちも
初見の酔っ払いグループたちを優しく迎えてくれる。
これだよこれ。
こんな夜を待ってたんだよ。
おっと、ついにお客さんが歌を歌いだしたぞ。
誰かがマイクを握りだしたら、それはみんなで”今宵の最高潮”を作り上げようの合図。
ジョッキ片手にマイクを握るなんて
武田信玄が刀を持った時くらい最強だ。
誰かがデンモクで曲をチョイスし出せば
オレもワタシもとみんながカラオケ機器に”弓矢”を向ける。
歌いすぎて、デポジットがなくなればすぐに補充すればいいだけさ。
やったことないけど
ピストルに銃弾を補充する時くらい興奮したぜ。
さぁ
ついにオレの出番が回ってきたぞ。
歌声に自信はないが
それは熱量でカバーさ。
大好きな浅草キッドを熱唱してやりました。
ボクが伝えたいことは皆さんに伝わったはず。
天国で元気してるかな〜??
「死んだら地獄やってん〜」
なんて声が聞こえてきそうだ。
浅草キッドでちょっぴりしんみりしてしまったボクとは真逆に
最近酒場ナビでは登場多めのネモトさん(酒場へGO!)が
ママを口説いていた。
うん、しんみりしてる場合じゃないぞ。
酒場であるべき姿はこの姿勢がお手本だ。
ボクもカウンターガールにたたみかけてみた。
「響け、恋の歌・・・」
ハードドランクのおかげでこのあとの記憶がほぼないのだが
まぁ楽しかったのは確かだろう。
結局居酒屋63%の由来は忘れてしまったけど
それはまた呑みに行けば良いだけの話。
北町楽天地へ再訪する確率100%、間違いなし。
次は全店舗ハシゴ酒してみよう。
居酒屋63%(いざかやろくじゅうさんぱーせんと)
住所: | 東京都練馬区北町2丁目41−8 |
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TEL: | 不明 |
営業時間: | 不明 |
定休日: | 不明 |