
菊川「みたかや酒場」宿題酒場を片付けに下町酒場巡礼
以前酒場ナビメンバーで
菊川の「みたかや酒場」に平日の夜に訪れた事があった。
その時は18時頃に1度訪れ、断られ・・・
諦めがつかずに時間を潰し、再度20時頃に訪れたのだが、またしても断られ
2回とも『酒場の神様』に断られるハメになったのだ。
その悔しい思いをすぐにリベンジしてやろう!と言うことで
筆者(カリスマジュンヤ)が酒場ナビを代表して「みたかや酒場」へ訪れる事にした。
土曜日の16時30分。
開店と同時に「みたかや酒場」へやって来た。
開店時間に来たはずなのに、何故かすでに店内は”出来上がってる“様子・・・
「あれ?開店時間を間違えたか!?」と焦ったが確認すると16時30分開店との事だった。
正確には35分くらいだったからか
5分という短い時間で、すでにこの雰囲気に持っていけてのであろう。
さすが下町酒場の名店である。
とにかく一刻も早く、入店出来るかどうかを確認する為
奥義「暖簾引き」で様子を伺う事にした。
まずは王道の『フロントスタンダード』で。
続いて『ダブルシャッター』で連続暖簾引きをキメる事に成功した。
連続暖簾引きの効果もあってか、奇跡的にカウンター席を確保する事が出来
3度目の正直でリベンジに成功した。
入店後、早速目の前には
このようにカウンターに、その日の主役(料理)たちが大皿で並んでるのを確認できた。
思わず飲み物の前に、店員さんに
「これとこれとこれを下さいっ!!」と言いそうになったが、ここは酒場百選練磨の筆者なので
焦らず、メニューをノールックで
「焼酎ハイボールをお願いしますっ!!」と
あたかも〔以前にも来た事ありますよ?感〕で店員さんに告げた。
注文したあと、こっそりメニューを確認すると
ちゃんと「焼酎ハイボール」の文字があったので一安心したのは、ここだけの秘密である。
「焼酎ハイボール(300円)」
300円という安心安全の下町価格の焼酎ハイボールで
入店時から勃起しっぱなしの喉チンコを落ち着かせる事にした。
カウンターの大皿に目が行きがちではあったが、単純にメニューの数が多くて
てんやわんや状態。
店の雰囲気は勿論の事
メニューが多いのも大衆酒場の強味であろう。
これだけメニュー数が多くて、尚更日替わりメニューも充実してれば
お客さんも飽きずに何度でも来れるし、常連さんなら全メニュー制覇したいという挑戦心も芽生えるはずだ。
しばらく焼酎ハイボールを呑みながら
一人で本日のスターティングメンバーを何通りか考える事にした。
まずはポテトサラダで相手の様子を伺ってみるか
いやそれなら最初から刺し身系で様子を伺うほうが的確ではないか
メインは揚げ物か?それとも本日のオススメから選ぶか?
そもそも今回はストレート勝負のメニューの組み方をするのか、それともあえて変化球中心のメニューで組み立てるのか・・・
大谷選手は結局投手で勝負するのか?打者として勝負するのか?
松坂投手は本当に先発投手として起用されるのだろうか?蓋をあけると中継ぎ起用になるのでは?
清宮くんは・・・・・
とにかく焼酎ハイボールの進みまくる考え事が続いた。
結局事前情報で頼もうと思ってた「牛にこみ(450円)」をチョイスし、ストレート勝負する事にした。
豚ではなく牛のシロのみを使われてるので、大変濃厚で美味しく、必須で頼むべき一品である。
前回の「鳥勝」の煮込みもそうだったが、やはり筆者は豚より牛のモツを使った煮込みの方が好みだ。
相手[みたかや酒場]の様子も見たかったので
結局変化球系のツマミも頼むことにした。
「のれそれ(値段不明)」
変化球中の変化球ツマミである。
そもそも「のれそれ」が一体何なのかも分からず、言葉の響きだけで頼んだので
料理が出てきてからも、こいつが一体何者なのかが不明であった。
「のれそれ」をリフトアップで。
このぐにゃぐにゃ感・・・
球種で言えば「ナックルボール」の軌道くらいぐにゃぐにゃしてたであろう。
ちなみに「のれそれ」とはアナゴの稚魚で、高知県土佐の海産珍味との事でした。
「のれそれなんて初めて食べたでしょ?」
忙しい合間にも、気を効かして筆者に優しく接してくれるマスターの笑顔がとても素敵だった。
どうしても店員親子さんでのツーショット写真が欲しかったのだが、あまりにも忙しそうだったので
お願いする勇気がなかったのだが、ここで躊躇すると一生後悔すると感じ
初見にも関わらず、図々しくも息子さんに「ツーショット写真いいですか!?」とお願いした。
普通なら断られるところなのだが
息子さんは優しく「もうちょっと落ち着いてからでいいですか?」と優しく対応してくれた。
「みたかや酒場」を支える親子さんのツーショット写真。
居酒屋情報雑誌の表紙を飾れるくらいのベストショットだ。
ついでに筆者も恒例の
『カリスマジュンヤの酒場de 2 Shot!!!!!』をお願いした。
そして恐らく『みたかやファン』の方なら
誰もが羨ましがるスリーショットまでも贅沢に頂いたのだ。
ちなみに入口トイレ側のカウンターに座られてるこの方・・・
女芸人「ゆりやんレトリィバァ」さんのお母さんっぽいこの方が
「みたかや酒場」の女将さんとの事だ。
まだ「みたかや酒場」のリベンジを果たせてないイカ氏と味論氏を
今度連れて来て、先輩面してやるのが近い未来の野望だ。
みたかや酒場(みたかやさかば)
住所: | 東京都江東区森下4-20-3 |
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TEL: | 03-3632-4744 |
営業時間: | 16:30~23:00 |
定休日: | 日曜日・祝日 |