奥多摩「寿々喜家」直伝!酒呑みの為の奥多摩湖日帰りお散歩コース!!
未開拓の地へ行くのは楽しい。
今回何をいきなり思い立ったのか
「そう言えば”奥多摩湖“って見たことないなぁ~。今日1日特に予定もないし、行ってみよう。」
気づけばJRに乗り込み、「奥多摩駅」を目指してた。
この冒頭の始まり
マニアの方なら気づいてくれるであろうか。
以前ボクが霞ヶ浦を見に行った記事と同じ流れだ。
その時の記事はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
土浦「大衆おでん★もつ焼き 酒場はなび」霞ヶ浦自転車一周チャレンジ!!→打ち上げ呑み
この時、ボクの中で空前の「湖ブーム」がやってきてたのは確かだった。
そしてJRを乗り継ぎ、2時間弱ほどで「奥多摩駅」に到着した。
快晴、のどかな街並み、2時間電車の中で水分を我慢したこの状態・・・
完全に喉が”ヤツ“を欲してる。
駅を降りてまずはヤツを求め、売店を探し
早速”ヤツ”をゲット。
バンっ!!
銀色のヤツっ!!!
缶ビールを注入しながらバスに揺られ、目的の「奥多摩湖」へ向かうのであった。
周りは家族連れの観光客さんや、服装からして万全の体制で本気の散歩コースに挑もうとしてる団体さんやら・・・
サンダルに柄シャツで缶ビール片手の調子者は明らかに浮いていた。
そして奥多摩駅からあっという間「奥多摩湖」へ到着した。
初めて来た「奥多摩湖」、想像以上にデカく、マイナスイオン出まくり。
すぐさまこのマイナスイオンをツマミに
ガソリン注入という事で
近くの「奥多摩水と緑のふれあい館」へライドオン。
売店があって、そのイートインコーナーで呑めるとの事だったので
奥多摩湖を見ながら一杯呑らせてもらう事にした。
椅子が格闘技のリングみたいでカッコいい。
朝から何も食べてなかったので、「わさびせんべい」をツマミに缶チューハイをキメた。
奥多摩湖とせんべいをツマミに昼から呑む酒は
ここでしか味わえない絶品の味。
この後奥多摩湖周辺を散歩したので
写真だけで紹介しておきます。
※「湖や自然なんぞやに興味ないわいっ!」というドランカーの方は酒場までスクロール推奨。
てな感じで
長い散歩を終えて、無事奥多摩駅前まで帰ってきたので
ここから本腰入れて酒場ナビの始まりだ。
奥多摩に酒場なんてあるの?
なんて思われがちだが(ボクもそう思ってた)
案外駅前には渋い呑み屋が立ち並んでるのだ。
時間的にもちょうど良くて、赤提灯が〔おいでおいで〕と誘惑してくるが
ノーリサーチで来たので、まずは〔酒場センサー〕をビンビンに張って、反応する酒場を探す事にした。
初めて来る街は歩いてるだけで楽しい。
缶チューハイ呑みながらこうやって酒場を探す時間が案外好きだったりするのだ。
以前某有名人の方が
「オレはネットの力を頼らず、現地を歩いて酒場をみつけて入る。そして店を出てからその酒場の事をネットで検索するのさ。そっちの方が粋だろ?」
と言ってるのを思い出した。
粋だ!確かにそっちの方が粋だ!!
その信念に乗っ取って、ボクも街を歩き
ようやく〔酒場センサー〕が反応した酒場がこちら。
「寿々喜家 」
渋い外観で看板の文字は微かに見えるが
なんて読むのか分からない・・・
店の人に聞いてみると
どうやら「すずきや」と読むみたいである。
そしてこの日は『ワンコイン奥多摩バル』というイベントが開催されてたみたいで
この店も加盟店との事だった。
早速店内の空き状況を〔暖簾引き〕で確認し、ライドオン!
店内メニューの文字が過去最大級にカッコよく、期待度も高まる。
今回の〔酒場センサー〕も安定してる様子だ。
テーブル席に座り、早速店員さんに瓶ビールを注文した。
「ビール中ビン(600円)」
実に画になるこの写真・・・
こんなビール、見ただけで美味いに決まってやがる。
散歩の疲れを生きかえらせてくれて、更に身体全身に染み渡る魔法のドリンクを呑みながら
改めてメニューを吟味。
「ほほぅ、そば屋のもつ煮込みと来ましたか」
「他のメニューと違って写真付きで、しかも大きく書かれてるところに自信さえ感じるではないか」
「とにかく腹が減って死にそうなんだ・・・」
『孤独のグルメ』五郎さんごっこをしながら
即決で決まったもつ煮こみを店員さんへ注文した。
もつ煮こみを待ってる間、口が寂しい・・・
普段ならお通しでその場をしのげるのだが、勿論お通しを出さない店もある。
しかしそんな時でも我々酒場ナビは慌てないのだ。
卓上を見渡せば、こんな”お宝“が眠ってる事だってある。
奥義〔ふりかけ呑み〕発動っ!!!
これぞ酒場百戦錬磨のプロの〔サカバー〕が編み出した必殺技なのである。
上級者レベルになると
卓上の塩や醤油でも闘えるとの事だ。
少しばかりの〔酒う恥心〕はあるが、それも慣れれば怖くない。
そんな酒場での必殺技を披露してると
多少冷ややかな目で店員さんがもつ煮込みを持ってきてくれた。
「もつ煮込み(450円)」
具は”もつのみ”の本格煮込み。
味噌ベースで微妙に濃い味付けがなんともナイスでビールとの相性は抜群だ。
サカバーの皆さんなら、信じられないと思うが
先ほどの〔ふりかけ呑み〕とは違って、天と地の差があるくらい美味しい。
朝からせんべいしか食べてなく、余裕で闘える胃袋だったので
麺類も注文する事にした。
多種類のそばが良い意味で迷わせてくれる。
おいしい豚肉「TOKYO X」を使った豚せいろも気になる。
しかしここはあえて大好きなラーメンを攻めるのもありだ。
悩みに悩んだ末、結果この日せっかく『ワンコイン奥多摩バル』でイベント用に限定で出されてたメニューがあったので、そちらをチョイス。
イベント限定「サラダそば(500円)」
野菜と豚肉に胡麻ドレッシングがかけられたサラダの下に蕎麦が敷かれてる。
こんなヘルシーな食べ物、そばというか・・・
もはやサラダだ。
名前も「サラダそば」ではなく、「そばサラダ」の方がしっくりくるくらいサラダ感覚であっさりといただける。
そばをリフトアップ。
単純にそばが美味しいので
胡麻ドレッシングだけで充分に料理として完成してるので、そば本来の味を活かす為、余計なモノは入れなくて良い。
・・・
しかし味変をしたがる癖と、まだこのサラダそばの”伸びしろ“を知りたいのもあって・・・
わさびふりかけをトッピングしてしまった。
胡麻ドレッシングと合うかどうかは別として、チャレンジしてみた事に意味があるのだ。
そういえば先ほど昼に食べたせんべいもわさびせんべいだったし、奥多摩はわさび推しなのだろうか?
とにかく〔酒場センサー〕の調子も良く、〔ふりかけ呑み〕も披露出来たので
胃袋と共に大満足の気分で店をあとにした。
そして今まさにこの記事を書いてる最中に
ネットで店の事を調べてみたところ・・・
なんと『閉店』と記載されてたのだった。
いつ閉店したかは分からないのだが
もっと酒場ナビで早く宣伝してたら、もしかしたら連日満員御礼になってたかもしれない。
「それはないやろ」
という声があちこちから聞こえてきそうではあるが
とても残念な結果になってしまったと悔しい思いしかありません。
でも先ほども書いたように
他にも良さげな酒場はいくつかあったのと
これから暑くなる季節になるので
奥多摩川あたりへ避暑地として訪れてみるのもいかがでしょうか。
マイナスイオンめちゃくちゃ出てますんで。
【閉店】寿々喜家(すずきや)
住所: | 東京都西多摩郡奥多摩町氷川199-7 |
---|---|
TEL: | 閉店 |
営業時間: | 閉店 |
定休日: | 閉店 |