東福寺「立ち飲み へ」外国人観光客もOK!!昼からはんなり呑める本格立ち飲み屋
先日京都の「かわしろ商店」で呑んでた時の続き。
「かわしろ商店」で
常連客さんの”あーちゃん”から教えていただいた東福寺の「立ち飲み へ」へ向かうべく
かわしろ商店から歩いて東福寺駅を目指した。
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京都の東九条は「コリアンタウン」と言われてるだけあって
ホルモンを売ってる店や韓国食品店、韓国料理屋が立ち並ぶ。
雰囲気のある平屋もこんな感じで立ち並んでいる。
気になるスナックもあったり・・・
東九条という街は
西成などのドヤ街とは違った独特の雰囲気があった。
鴨川を架ける橋を渡り・・・
要塞みたいなカッコいい工場を抜ければ・・・
東福寺駅前にやってき
目印と言われた激安ラーメン屋「大黒ラーメン」の
黄色で目立つ看板が見えてきた。
あーちゃんは
ここのラーメン屋さんはただでさえ500円と安いラーメンなのに
サービス券を使うと”400円”になるからよく通ってるとの事だ。
というか
あーちゃん・・・
酒場といい、ラーメン屋といい・・・
パワフルな胃袋の持ち主だ。
そしてすぐ横にあるのが
今回教えていただいた酒場・・・
「立ち飲み へ」
すかさずライドオン。
まだ時刻は14時過ぎだというのに
店内は賑わってる様子だ。
場所がら外国人観光客が多いのか
英語のメニューも置いてあった。
壁に書かれたサインを見るからに
店側は”外国人大歓迎”と言った懐のデカさをお持ちのようだ。
一人で店を回されてるマスターに
「酎ハイ(300円)」をお願いした。
キンキンに冷えたジョッキが嬉しい。
京都弁が飛び交う店内も
なんだか改めて嬉しい・・・
あーちゃんのおかげで
昼から最高のハシゴ酒だ。
飛び交う京都弁をツマミに
何を食べようかゆっくりと吟味・・・
時間に追われてない感じも良い。
オススメは「京風和牛肉豆腐」か・・・
何故「ねぎま」だけ150円と他の焼き鳥と比べてこんなに安いのか・・・
締めには「駅前そば(中華)」と書かれた謎メニューが良さそうだ・・・
てな感じで
楽しく吟味してると
絶対に見逃してはいけない文字を見つけた。
「うらもみてな」
京都弁炸裂の可愛い注意書きだ。
マスター・・・
やるじゃねぇかよ・・・
そんなユーモア全開のマスターの注意書きの通り”うら”も見てみると・・・
「豆腐とあげのカレーあんかけ」なんて名前だけで美味いやん・・・
「こぶのたいたん」、「小松菜とあげのたいたん」・・・
“たいたん”って言い方よ。(炊いたヤツの略語)
文字にしたら分かりにくいなぁ~・・・
なんて裏面まで楽しく吟味してると
「うらもあるで」
先ほどとは違った口調での注意書き。
マスター・・・
細けぇよ・・・
ユーモアなマスターと接触してみたい
そう思いながらカウンター越しにマスターを見てると
「兄ちゃん、今カウンター席空いたからこっちで呑みっ!」
と優しく招いてくれた。
早速マスターに
例のあーちゃんにこの店を教えていただいた旨を伝えると
「あーちゃんはいつも早い時間に来て、カウンターのセンターの位置陣取ってるわぁ~」
との事だった。
益々すげぇぜ、あーちゃん・・・
1杯目の酎ハイを呑み終えたところで次のお酒を頼もうとメニューを見てると・・・
この日は2018年12月21日(金)
「立ち飲み へ」では絶賛4周年キャンペーン最中で
ただでさえ安いドリンク類が全品50円引きだったのだ。
なのでさっきの酎ハイも300円→250円という事である。
2杯目は普段呑まない「あか(350円→300円)」を注文した。
「あか」とは赤玉のソーダ割りで
京都下町で愛されてるお酒「ばくだん」とも呼ばれている。(間違ってたらごめんなさい)
かなり久しぶりに呑む「あか」が
更に酔いを回す。
周年という事だったので
マスターにも1杯ご馳走した。
昼12時~深夜24時まで休みなしのロング営業をマスターお一人でやられてて
しかも休みは木曜日だけとの事だ。
なんたる鉄人っぷり。
こんな早い時間帯にマスターにお酒を呑ませてしまって
夜まで持つだろうか・・・
「京風和牛肉豆腐500円)」
さすが看板メニューだけあって美味しい。
厨房では
昆布からしっかり出汁を取ってるのも伺えたので
京風っぽい優しい味付けの本格的な肉豆腐だった。
肉豆腐を食べてると隣の先輩が話しかけてくれた。
「ここの肉豆腐うまいやろ?」
「はい、マスターの愛を感じる味です!」
「ここの料理は全部美味しいんやで。」
「そうだと思います。先輩、この辺でオススメの呑み屋あります?」
「オススメ言うてもなぁ~どんな感じで呑みたいんや?例えば何が食べたいとか、カラオケが歌いたいとか、あとはエッチなとことか・・・言うてくれたら教えるでぇ~」
吉本新喜劇の「桑原和夫」さん似の
この先輩・・・
あーちゃんに引き続き、本日のハシゴ酒のキーマンになってくれそうだ。
「え、エロもあるんですかっ!?!?・・・じゃあエッチ系でお願いしますっ!!」
「エッチなお店か・・・・・・知らんなぁ~」
「何で聞いたんっ!?!?!」
「エッチなお店は知らんけど、この後行く店オススメやでぇ~兄ちゃんこのあと時間あるんやったら紹介するで~」
「是非ともよろしくお願いしますっ!」
ネットでの情報も大事だが
やはり地元の方に教えていただく情報が一番だ。
この「立ち飲み へ」だって
地元のあーちゃんに教えていただいたのだから・・・
次の酒場に向けて、桑原和夫先輩と店をあとにした。
こういうノープランで唐突なハシゴ酒ツアーもドラマ性が良いでしょう。
そしてこの後行った酒場が
予想以上に衝撃的な酒場だったのである。
京都昼からハシゴ酒まだ続く・・・
立ち飲み へ(たちのみ へ)
住所: | 京都府京都市東山区本町12-228 |
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TEL: | 075-541-4777 |
営業時間: | 12:00~24:00 |
定休日: | 木曜日 |