深草「フカクサ(FUKAKUSA)」京都人必見!!京都最強ハイコスパ酒場をご紹介しますっ!!!!
先日の『京都昼からハシゴ酒』の続きで
前回の記事からこれで4軒目の紹介になります。
最後の記事に相応しいディープで最高な酒場だったので
特に京都人の皆さんは最後まで閲覧宜しくお願い致します。
東福寺の「立ち飲み へ」を出たボクと”桑原和夫似”の先輩は別々で例の酒場へ向かった。
例の酒場というのは桑原先輩がオススメする立ち飲み屋で
昼から営業してるし、そこまで遠くないという事もあったので、紹介してくれる流れになったのだ。
「東福寺」駅から京阪電鉄に乗り込み
「深草」駅へやってきた。
駅を降りると深草橋があり
すぐに川が見える、のどかな街だった。
駅から歩いてすぐのところにある立ち飲み屋さんは
外観からは到底お店だとは思えない・・・
サカペディア的に言う〔ただの家〕状態な外観であったのだ。
そんな”家”には
まだオープンから間もない時間帯だというのに
“玄関”は人で溢れかえっていた。
5、6人入れば満席になる狭い店内に
なんとか運よく1席分空けていただけた。
「よ、遅かったな!」
暗い店内で隣のお客さんがボクに声をかけてくれたのだが
そのお客さんはすでに店に到着されていた桑原先輩だったのだ。
・家みたいな外観
・狭くて暗い異様な雰囲気の店内
・目の前にある巨大な水槽
・異常に店に着くのが早かった桑原先輩・・・
入店までにやたらと情報量が多い・・・
なかでもやはりこの店で一番気になったのが
この大きな水槽であろう。
飲食店に水槽?
この狭さでこんな大きな水槽置く?
疑問はあったが、オシャレだし
酒場ナビ的にもネタになって嬉しい。
キンミヤが置いてあったので、キンミヤのソーダ割りを頂く事にした。
「キンミヤソーダ割り(250円)」
キンミヤソーダ割りが呑めるだけで
ボク的にはもうほとんど既に心地よい。
いつものように店内を観察しながら
早速メニューを吟味・・・
サッポロ生ビールが300円って安いなぁ~
「マカロニなんとか」ってどんな味付けなんやろ?
さすが京都だけあって「立ち飲み ヘ」と同様に小松菜とあげの”たいたん”もあるなぁ~
「カレー王子ピクルス」ってなんやっ!?
このメニューだけで思う事は沢山あったが
一番衝撃だったのがやはり”値段“だ。
一品料理に関しては
50円と100円と言う衝撃の安さである。
「50円って!ハムスターの餌くらいの量しか出てこんのちゃうか?」
なんて不安もよぎったが、それにしても50円という安さにはびっくりだ。
別でこの日のオススメメニューもあったのだが・・・
こちらも海鮮類を中心にとてつもなく安い値段設定だ・・・
角打ちで駄菓子をつまむくらいの感覚である。
隣席のお客さんが食べてらっしゃった「サーモン炙り」が美味しそうだったので
すかさず〔ツマミ泥棒〕を敢行した。
「サーモン炙り(200円)」
ハムスターの餌どころか
普通より大きなサイズのサーモンが4枚も入ってて200円というコスパの高さだ。
いやいや、安くて大きなだけで肝心の味はどうなのよ?
とまだ疑問を持たれてる読者の皆さんもいらっしゃるでしょう。
大丈夫です、正常な疑いです。
肝心の味も、脂が乗っててバッチリ美味しく
これだけでは足りず、おかわりしたいくらいだった。
この興奮を隣の桑原先輩に伝えると
「な、言ったやろ?ここ美味いねん。ほんで兄ちゃん、ヨコワって食べた事あるか?」
「ヨコワ・・・?いや食べた事ないです。」
と
これまた楽し気そうな情報を教えてくれた。
聞くところによると
「ヨコワ」とは“クロマグロの若い魚”の事を言うみたいである。
更に桑原先輩は
「このヨコワにマヨネーズを付けて食べたら、大トロになるんやでぇ?兄ちゃん食べてみぃ~」
とヨコワをおすそ分けしてくれた。
言われた通りにヨコワにマヨネーズを付けて食べみると・・・
「大トロやぁぁあああ!!!!」
気づいたときには
桑原先輩をハグしていた。
これが300円という破格で食べれるのだから・・・
もはや幸せしかない。
更にはアレンジ次第で
大トロにまで進化するのだから・・・
もう天国だ。
「野菜ラー油炒め(150円)」
大好きな野菜炒めもメニューにあったので、注文したのだが
こちらも作り置きではなく、奥の厨房で都度調理されているのが伺えたので
マスターの料理への愛を感じる。
ラー油でピリ辛な味付けになってたので
キンミヤを加速させる。
これがまた150円というのだから、文句の付け所がない。
大大大満足で
一人で働かれてるマスターにお会計をお願いした。
キンミヤソーダ割り2杯
サーモン炙り
野菜ラー油炒め
のラインナップで
まさかの850円。
1000円払って、お釣りをもらうのが申し訳なくなるくらいの値段設定である。
忙しそうなマスターに
「この店記事にしますね!」と伝えると
わざわざ厨房の奥から顔を出してくれるサービス精神旺盛な方でした。
京都に住まれてる方だけでなく、京阪電車に乗って、他府県の方にも訪れて欲しい酒場です。
以上、今回4軒の昼から呑める京都の酒場を紹介したのですが・・・
あえて木屋町、河原町、大宮などの京都駅より北側ではなく
“南側”にスポットライトをあててみました。
こちらもこちらで
渋くて酔い酒場が沢山あるので
是非とも観光の休憩処として利用してみてくださいっ!!
フカクサ(FUKAKUSA)(ふかくさ)
住所: | 京都府京都市伏見区深草直違橋10-163 |
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TEL: | 不明 |
営業時間: | 15:00~23:30 〔日〕17:00~22:30 日曜営業 |
定休日: | 火曜日、水曜日 |