福知山「焼肉 高木」この夏実家に帰れないのなら、せめて気分だけでも帰省じゃあ!!
京都府福知山市
何度も言ってるがボクが生まれ育った街だ。
高校卒業後の18歳まで住んでた地元
ボクはそんな生まれ故郷福知山が大好きで
一人暮らしを始めてから今まで絶対に最低年に2、3回は帰省していた。
東京へ引っ越しても
その帰省頻度は変わらず、ボクはたまに帰る”田舎”を全力で楽しんでた。
特に夏の田舎は最高だ。
実家に帰ったら、すぐ庭で一人BBQをおっぱじめ
片っ端から地元の友達へ連絡をするのが定番だ。
いきなりの誘いだから大体は断られるのだが
この急な誘いに来てくれる友達はまだ地元に4、5人残ってるからボクは幸せ者だ。
全然どうでも良い話だが
ボクのなかで定義があって
『結婚しても積極的に遊んでくれるヤツはええヤツ』
ってのがある。
多分これあってるよな?
おばあちゃんとドライブするのも
ほぼほぼ定番だ。
ボクのおばあちゃんはめちゃくちゃ耳が悪くて
ボクが何を話してるかほとんど分からないらしく
会話は大体一方通行で終わる。
そんなおばあちゃんにボクは補聴器をプレゼントしたのだが
おばあちゃんはそれを全く着用しない。
理由は
「聞こえへん時の方が都合良い時あるんじゃあ」
との事だった。
カッコよかったな。
夏と言えばやっぱり祭り。
事故のせいで開催がなくなってしまった
今はなき「福知山花火大会」・・・
それに照準を合わせてみんな帰省してたので
同級生とわりかし地元で集まりやすかったのだが
無くなってしまった今、なかなか集まってわいわい呑める機会が減ってきたのも現実だ。
それでもまぁ「福知山ドッコイセまつり」は
毎年安定して盛り上がっている。
2019年の夏
ボクもその祭りにちょっとだけ参加して楽しかった思い出がある。
今年はさすがにこの状況なので
帰省は出来ない・・・
というかそもそも今年は「福知山ドッコイセまつり」は開催されるのだろうか?
あれだけ地元に帰ってたボクだが
去年の年末に帰った以来、帰省してないし
恐らく今年いっぱいも帰省出来ないであろう。
一人暮らしも今年で13年目
1年間実家に帰らないなんてはじめての事だ。
それならばせめて思い出の酒場ナビだけでも!
と今回は福知山のしぶ~~~い焼き肉屋さんを紹介したいと思います。
去年の夏「福知山ドッコイセ祭り」が終わったあと
ボクは数少ない友人ととある焼き肉屋さんへ足を運んだ。
「焼肉 高木」
かなり昔に福知山の「吉田ホルモン」の記事を書いたのだが
その記事を読んでくれた人が「是非『焼肉 高木』も行ってみてください」と教えてくれたのだ。
地元なのに知らなかったこの素敵そうな匂いがプンプンしてる焼き肉屋さん・・・
はじめて行く焼き肉屋さんに
地元なのにドキドキしながらライドオンした。
店内へ入った瞬間に
この日の夜に勝利を確信した。
このメニューの感じ・・・
ごはんを「めし」と表記する感じ・・・
絶対アタリの店や。
研ぎ澄まされた〔酒場センサー〕がビンビンに反応した。
しかも店内はまさかのママさんワンオペ・・・
これは相当楽しませてくれそうな予感。
【吉田ホルモンVS焼肉 高木】
福知山焼き肉対決は
夏の甲子園ばりに熱くなりそうだ。
「チューハイ(450円)」
夏の暑さを鎮静させるチューハイ
汗も結構かいたのでめちゃくちゃ染みる。
ぶっちゃけ、これで終わりでも良いくらい。
けど目の前にロースターがある限り
焼かないという選択はないのだ。
ママさんに注文を告げ、待ってる間は
久しぶりの福知山トークをしたり
店内観察をしたり・・・
店内に子供の自転車や遊具があるという事は
2階に住まれてるのだろうか?
とてもアットホームで
居心地は最高だ。
お盆だと言うのに
お客さんはボクらのみ。
さっきまでグループ客が居たんだろうなぁ
って感じの座敷。
吉田ホルモンは常に満席で大盛況な状態だが
こちらは割と静かめだ。
しかしお客さんが多いからと言って
そっちの方が勝ちという訳ではない。
これは絶対にだ。
酒場ナビ的に言うと
客の入り状況なんて本当にどうでもいい。
ネットの評価なんてもっとどうでもいい。
ネットの点数なんてアテにならない。
人は人
自分は自分
自分がどれだけ満足出来たかが一番大事でしょう。
「タン(1100円)」
飾ってない盛り付け
良いんです。こんなんで良いんですよ。
飾ってない感じが
逆に好感度があがる。
綺麗に盛り付けるのも良いが
その分のコストは全部肉に捧げてくれ!って思う。
肉が出されたら、目の前のロースターで
1枚1枚丁寧に焼き上げるのみ。
前回の記事「酔笑苑」でも書いたが
ボクは焼き肉は自分のペースでチビチビ丁寧に焼き上げたい派だ。
飾ってないタンは言うまでもなく絶品。
地元のこの焼き肉屋さんで呑むのに
10年以上もかかってしまったのか・・・
それでも今日ここを知る事を出来て本当に良かった。
そういえば
実家が大阪の有名焼き肉屋な「霜降り明星」の粗品さんが
「タンにレモンを添えてない店は信用できる」って言ってた。
理由はレモンで臭みを誤魔化す事が出来るから
本当に自信がある焼き肉屋はタンにレモンを添えないって。
ここはレモンを添えてない。
しかし卓上にポッカレモンはある。
ボクはこのポッカレモンはチューハイ用のポッカレモンだと信じたい。
「豚バラ(350円)と上ホルモン(650円)」
こちらも飾ってない盛り付けで
デフォルトで特製のタレがかかっている。
ホルモンに関しては、箸で持ち上げてみると
鮮度の良さが光ってた。
ホルモンと豚バラをダブルで焼く・・・
脂で煙たくなる店内。
自分の絶好の焼き加減のタイミングで口に放り込み、チューハイでおっかける。
まさに至福。
これ以上のモノは求めません。
【吉田ホルモンVS焼肉 高木】
最初から分かってたけど、どっちも最高で引き分け。
福知山の皆さん、焼き肉食べるなら
ボクは「吉田ホルモン」と「焼肉 高木」をオススメします!!
ネット情報を大事にしてる人は
情報を食べてるだけで
店を食べてない!!
ってどっかの酔っ払いのおじさんが言ってたなぁ~〜
まさにそれを思い出させてくれた「焼肉 高木」でした。
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という感じで
一年前の福知山を振り返ってみました。
今年の夏、地元へ帰れないのは本当に寂しい・・・
この悔しさは来年に爆発させたいと思う。
もう一度しつこく言わせてください
焼き肉っていうのは
雰囲気、環境、お酒、焼き加減で
肉の質はカバー出来るのだと・・・
それを証明すべく
今年の自粛の分は来年の夏に必ず福知山まで取り返しに帰ってきますね!!
焼肉 高木(やきにくたかぎ)
住所: | 京都府福知山市中ノ193 |
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TEL: | 0773-22-6033 |
営業時間: | 16時〜 |
定休日: | 不明 |