歌舞伎町で一番カオスな呑み屋街へついに大潜入!! 「叙楽苑」
アジアNo. 1の歓楽街こと『歌舞伎町』
酒と泪と男と女が24時間眠らずに乱れるカオスな街。
タイの歓楽街も凄かったが、やっぱり世界は歌舞伎町を評価する。
そんなとんでもない街だが、もう10年以上東京に住み
しかも家から自転車で15分ほどで行けるとなると
呑みに行っても興奮度が落ちるは仕方がない。
とはいえ!
トー横、大久保公園立ちんぼ等
歌舞伎町では次々と新たな文化が生まれているのは確かだ。
歌舞伎町の超ディープスポットも忘れてはいけない・・・
「思い出の抜け道」
海外の屋台!?
って錯覚してしまうのは、当たり前だ。
本当に海外の方がこの一帯の飲食店で働かれてるし
ゴールデン街、思い出横丁とはちょっと違ったディープ感があるからだ。
この辺で呑んだことは何度かあるが、しっかり酒場ナビをしたことはなく
「まぁまた今度来よう」
と
思い出の抜け道を通るだけを何度も繰り返してしまっていた。
この日も行きたい酒場にフラれてしまって
思い出の抜け道がただの抜け道になりかけそうになってた時・・・
ムム!
この赤の中華料理屋さん匂うぞ・・・
「叙楽苑」
せっかく来たんだから、1杯呑みに行ってみるか。
初見の一般人の方なら、上がるのにちょっとだけ躊躇しそうになる階段・・・
ちなみにちょっと傾いてるで気をつけてください・・・
「すみません、いけますか・・・?」
「イラッシャイ、ドウゾー!」
奥の部屋から店員さんが出てきた。
お客さんは居なさそうで貸切状態か。
窓がない密室・・・
カオスだ。
「レモンサワーください!」
「ハイ、レモンサワーネ〜チョットマッテネェ〜」
日本語が上手な外国人店員さんである。
テーブルの可愛い柄が気になるところだが
早速気になるメニューチェックを。
「上海風五目野菜の鍋煮」・・・
「鶏肉のカキ油炒め」・・・
「骨付豚ロースのカレー風味揚げ」・・・
これはほんのメニューの一部でまだまだ気になるメニューが沢山ある。
普段行く町中華では目にしない本格的な中華料理たちが揃っているから
メニュー選びに慎重にならねば・・・
「青梗菜とシイタケ炒め」
まぁまぁデカい大皿での登場だ。
見た目で伝わると思うが、本格的な味でウマッシュっ!!
高温で炒められた野菜たちと濃い目の味付けで酒が進みまくる。
自宅のキッチンでは作れない味だ。
どんな感じで調理してるんだろう?
奥の部屋に厨房があるのだろか?
是非調理してるところを見てみたいぞ。
お酒のおかわりのタイミングで
自然な感じで奥の部屋をのぞきにいくと・・・
そこはなんと客席でお客さんがいらっしゃったのであった。
お客さんが居たという衝撃より
「じゃあ厨房はどこやねんっ!」
という疑問が勝った。
すると上の階段から店員さんが降りてきた。
この店はまさかの3階建てっ!?
3階が厨房ってことかっ!?
「すみません、レモンサワーおかわりお願いします」
厨房みてみたいです
とお願いするほどの勇気と酔いはまだなかったです。
「鶏唐揚げの麻婆炒め」
ただでさえ旨い鶏の唐揚げを麻婆炒めにしてしまうというヤンチャメニュー。
旨いもん×旨いもんはやっぱりめっちゃ旨いの方程式が成り立つのが
中華料理の素晴らしいところだ。
この店を選んで本当に良かった。
うん、せっかく念願の思い出の抜け道で当たりの中華料理屋さんに出逢えたのだから
この2品で終わるわけにはいかない。
今宵はこの一軒で終わってもいいじゃないか。
シメのメシも行ってやろう!
「五目チャーハン」
変わった炒飯もあったが、なんとなくいつもの五目チャーハンチョイス。
そしてやっぱりこれもバッチリウマッシュで
笑いが止まらないじゃないですか。
せっかくなので店員さんにおすすめされた「紹興酒」も注文して
本格的に中華料理を楽しむ。
ここがアジアNo. 1歓楽街歌舞伎町で一番ディープな場所ってことを忘れてしまうくらい
普通に優良中華屋さんだ。
何故ボクはこの思い出の抜け道をずっと放置してたのだろうか・・・
酒場ナビの看板を背負ってる立場として、大チョンボだ。
酒場ナビの記事でもこの思い出の抜け道の記事が
全く書いてないのも不思議である。
それは多分
「近いし、いつでもいけるやろ」という甘い考えからだったのかもしれないな。
ママさん、また近々呑みにくるね。
大皿だから次は4、5人くらいでワイワイ呑み喰いしたいかな。
↓↓コチラもどうぞ↓↓
◆歌舞伎町酒場一覧◆
叙楽苑(じょらくえん)
住所: | 東京都新宿区歌舞伎町1-3-10 |
---|---|
TEL: | 03-3202-2243 |
営業時間: | 17:00~翌2:00 |
定休日: | 第2・4日曜日 |