三軒茶屋「(有)藤枝不動産飲食事業部(仮)」酒場業界もついにここまで来たか・・・『呑める不動産屋』現るっ!!
いきなりですが
住居を決めるのって大変ですよね。
ボクは18歳から一人暮らしを始めて、これまで5回引っ越しをしてきましたが
2回目以降の引っ越しからはわりと良い物件に出逢えました。
それは何回も内見に行ったり、ネットで探したりで時間をかけて探したからだと思っています。
でもそんな時間無かったりもしますし
何よりも一番大事なのは一緒に探してくれる仲介会社、不動産会社の方との”相性”だと思います。
この人この部屋気に入ってくれるんちゃうかな?
ってサポートしてくれる人との相性が良ければ、すぐに良い物件に出逢えるはずです。
とはいえ、初対面でついさっき会ったばかりの人に
紙一枚に条件を書いてもらって物件を探すのはなかなかの至難の業・・・
ボクは前から思ってました。
酒でも呑みながら喋って、じっくりと親交を深め合えれば
案外一日で決まったりするんじゃないかって・・・
でも不動産会社で酒を呑むなんて・・・
そんな都合の良い不動産会社なんてあるわけ・・・
いや、存在するのですっ!!!
しかも東京の繁華街三軒茶屋に!!
「藤枝不動産」
どこにでもありそうな老舗の不動産屋ですが・・・
確かに確認出来た「居酒屋」と書かれた赤提灯。
でもまだ安心はできないぞ・・・
だってここ不動産屋なんだから。
「(有)藤枝不動産飲食事業部(仮)」
『飲食事業部』だと・・・
こちらの入口は立呑み居酒屋です
そう書かれた貼り紙・・・
確かにここは酒場のようだっ!!
店内は見えない造りで、ワクワクドキドキで店内へライドオン。
あれ、思ってたより
”普通”の立ち呑み屋さんだ・・・
酒場ナビの【みんなの行って欲しい酒場】で
SSさんが投稿してくれたこちら
三軒茶屋駅前でまさかの不動産屋さんが営む
立ち飲みスタイルのお店でBGMはNetflix
からのベストキッドというナイスチョイス。
優しい接客スタイルのアフロ大将のワンオペ。
メニューにおもちがあるのが最高。
2種盛り300円税込がおすすめメニューです。
とのことでしたが
本当にナイスなアフロヘアーな大将がお出迎えしてくれました。
立ち呑みでキャッシュオンスタイル
ドリンクメニューをチェックし、写真を撮ろうとすると
撮りやすいように前屈みになってくれた優しい呑兵衛さん。
ハイボール300円
ホッピーセット450円
って激安やなぁ〜なんて感心してると
「酒場ナビのカリスマですよね?」
とお声をかけてくださった、優しき前屈み先輩。
先日はありがとうございました。
「ホッピーセット(黒)」
話を聞いてると、まぁまぁ酒場ナビのことを知ってくれてるようで
これは酒ゴングしかないでしょうということで
開始早々素敵な幕開け。
っていうかSSさん同様に
ここで呑んでる時点で、相当なサカバーであるのは間違いない。
今夜は楽しくなりそうだ。
「ついに酒場ナビがやってきたかぁ〜〜人気店になっちゃって僕が呑めなくなるから記事では悪いように書いてね」
「ダメだよ!今日なんて暇なんだからちゃんと宣伝お願いします」
マスターと先輩の会話が早速ツマミになる。
”楽しくなりそう”じゃなくて
もうすでに楽しいぜ。
ドリンク同様に激安なフードメニューを要チェック。
不動産が営む立ち呑みってだけで話題性があるのに、普通に激安なのも素晴らしい。
なぬ
来週釣り情報・・・???
(「釣」って漢字が間違えてるけど、今はそんなことどうでもいい)
「マスター、釣りもするんですよ。それで釣ってきた魚をここで出してるんです」
「凄い!今日は釣って来られた魚はあるんですかね?」
「今日はタコブツですね」
釣ってきた海鮮物を出すなんて、本格的だ。
(こっちの「釣」って漢字はあってるけど、今はそんなことどうでもいい)
せんべろ立ち飲み屋顔負けのラインナップ。
ボクは勝手に
【本日のオススメ】で
物件情報が書かれてるものだと思ってたぜ・・・
「塩ラッキョウ」
大好きな塩ラッキョウがあったので、それチョイス。
メニューに書いてあったけど、塩ラッキョウって東京名物なんや・・・
塩が効いてるらっきょう、こんなもん何粒でも食べれまっせ。
注文したタコブツをマスターが準備してくれそうになったんで、その前に茹でタコを拝見させていただいた。
立派なタコだ。
これを釣り上げるのに、一体どのくらいの労力がかかってるかは分からないが
深夜からそれなりに遠いところに行って、釣り上げたのかな。
釣り人さんって、体力凄いですよね。
「タコブツ」
こんな立派なタコがこれだけ盛られて、なんと税込500円・・・
や、安すぎるぜ。
大きくブツ切りされたタコは、言うまでもなくウマッシュっ!!
わさび醤油と塩ごま油で食べれば、最後まで飽きずに美味しくいただける。
「呑める○○」が大好きな酒場ナビですが
まさか「呑める不動産」までもが出てきましたか・・・
時代はもう呑めない店の方がおかしくなってくるのかな・・・
自分で店舗経営されてらっしゃる方、まずはお店に缶ビールと乾き物を置くことから始めてみませんか?
昼間は不動産で働いて、夜は立ち呑み営業
休みは日曜日と祝日で、その休みの日に釣りに行く・・・
マスター、鉄人すぎるでしょ。
「こんな安くでやるのしんどくないですか?」
「俺ね、この店始める前までは仕事が終わったらよく呑みに行ってたんだけど、店始めてから呑みに行くのが激減して、飲み代浮いたからむしろお金溜まってるんだよね」
マスターから素晴らしい返答をいただいた。
実際ボクも自分の店を始めてから、飲み代が浮きまくっているのは事実なのだ。
「あと俺さ、呑みだすととことん呑んじゃうんだよね。」
「その気持ち分かります」
「この前なんて、呑みに行って途中から記憶なくて起きたら道端でさ、なんか右手が痛いんだよ」
「メガジョッキ呑みすぎて、右肘痛めたんですか?」
「それでタクシーに乗って家まで帰ろうとしたんだけど、お会計の時に右手が痛すぎて財布からお金が出せなくなって、タクシーの運転手さんに財布からお金出してもらったんだよ」
「何が起きたんですか・・・?」
「分かんないんだけど、次の日病院行ったら骨折してた」
この痛々しいエピソード
ぜひお店に行ったらマスターの手術痕を見せてもらいながら聞いてみてください。
「レモンサワー」
人の酒の失敗談って
申し訳ないけど、やっぱり面白いので
レモンサワーをおかわりした。
これだけ安いのに、サワー系も瓶での提供なのが凄い。
「おつまみ2点盛り」
「そもそもなんでここで立ち呑み営業を始めたんですか?」
「不動産の方の売上が悪くなってね。このままじゃダメだと思って、店の半分を立ち呑みにしようって動いたの」
「マスターは元々飲食店で働かれてたとか??」
「いや、全くないんだよね」
ボクは知っている
成功するかしないかは
まず行動することが大事なのだ。
何かアクションを起こさないと、今の生活からは何も変わらない。
失敗を恐れない者に
〔酒場の神様〕は微笑んでくれるのだ。
今東京で物件を探されてる呑兵衛の方
三茶近辺在住の呑兵衛の方
今すぐ藤枝不動産へ向かってください。
結果的に良い物件に出逢えなくても
最高の酔い夜には出逢えますから。
ボクとアフロマスターが保証します。
こちらの変則酒場もどうぞ↓⇩
(有)藤枝不動産飲食事業部(仮)(ふじえだふどうさんいんしょくじぎょうぶ)
住所: | 東京都世田谷区三軒茶屋1-41-11 |
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TEL: | 不明 |
営業時間: | 17:00 - 00:00 |
定休日: | 日曜日、祝日 |