阪東橋「酔来軒」意外となかったB級絶品グルメ『酔来丼』を求めて・・・
最近酒場ナビ3人の中の会話でよくこんな話をする。
「昨日1日で結果13軒ハシゴしたわ〜」
「4時起きで始発に乗って、朝から呑んできたわ〜」
「風邪気味で、しかも雨だったにも関わらず、アルコール消毒してきたっぺよ!!」
そんな会話の中で必ずと言っていいほど、お互いが返す言葉が・・・
「真面目やなぁ〜〜〜!!!!」
いかなる状況でも”真面目”に酒場探索をするメンバーの姿勢に
お互い心を打たれるのだ。
きっと〔酒場の神様〕は我々の真面目な素行を見てくれてるであろう
そう信じて毎日根気よくアルコールを注入するのである。
↓↓↓《酒場の神様イメージ》↓↓↓
この日筆者(カリスマジュンヤ)は午前中から少し遠征し「阪東橋」に居た。
以前の阪東橋の記事もご一緒にどうぞ。
前日の夜によく訪れる幡ヶ谷「大黒屋」にて
クラス3レベルの〔殺人ホッピー〕を何杯も呑んでしまったせいで・・・
超絶二日酔いだったにも関わらず
朝早く起きて、電車に1時間以上も揺られて朝活を敢行したのだ。
以前イカから
「阪東橋に変わった飯出す街中華屋があるらしい。それをインスタに上げたらイイネが爆発的に上がるみたいやし、行ってみたらどうや?」
と言われたので、二日酔いに負けず目的の街中華屋さんにやってきたのだ。
「酔来軒(すいらいけん)」
名前に関しては、すでに100点満点だ。
そしてその「酔来軒」の名物看板メニューが
イカが言ってた「酔来丼(すいらいどん)」である。
「酔来丼」の為に
おそらく特注したであろう、この食品サンプルもまた食欲をそそる。
食品サンプルでも目玉焼きの半熟具合を演出してるあたりが素晴らしい。
そんな半熟目玉焼き食品サンプルによって
例の如く喉ちんこが疼きだす前に、素早く入店した。
午前11時過ぎ
まだ前日の酒が残ってはいたが、朝らしくスッキリなレモン酎ハイで〔一人酒ゴング〕を鳴らした。
サービスで付いてくる「もやしナムル」の存在が地味に嬉しい限りだ。
メガネをかけた、感じの良い店員さんに
目的の「酔来丼」を注文し、一人酎ハイをチビチビすすりながら時間を潰した。
料理が来るまでの時間は、誰にも邪魔をされる事のない自由な時間だ。
談笑するもよし
ケータイで情報を取り入れるもよし
店内のテレビを見るもよし
持ち込んだ漫画を読むもよし
昨晩のお酒の失敗を反省するもよし・・・
色んな時間の潰し方があるが
筆者が必ずと言っていいほどやるのは
『店のメニュー表を見る』
である。
「酔来丼」の他にも「しいたけそば」や「五目冷やしそば」と言ったメニューが
どんなものか気になったし・・・
「なんとっ!セットメニューで+200円払えば〔小ワンタン〕、〔小ラーメン〕、〔小チャーハン〕のいずれかが食べれるだとっ!?」
なんて素敵な情報だって知る事が出来る。
「酔来軒」はお酒のツマミだってしっかり充実してるから店名負けしてない。
「トリ」と言うメニューはトリをどう調理するのだろう・・・
「スブタ」とは別に「レバのスブタ」というのもあるのか・・・
「いかパッチン」って何なんだ・・・
注文すると、厨房奥から酒場ナビメンバーのイカが「ポール牧」ばりに指パッチンしながら出て来たら面白いのになぁ〜
なんて事を考えるのが好きだ。
こういった情報も、しっかりとしたツマミになり
どんなモノか想像しながら、酒は呑めるものだ。
待つ事数分・・・
筆者の目の前にセットであろうスープと謎のソースが出された。
そして間髪入れずにやって来た酔来軒名物の「酔来丼」が・・・
これだっ!!!
ご飯上の中心部に堂々と置かれた半熟目玉焼きを囲むかのように
刻みチャーシュー、メンマ、ネギ、もやしがトッピングされた丼物である。
サービスお通しのもやしナムルをとっておいたので
そのもやしを丼にブチ込み、”もやし増し”にしてから念願のインスタチャンスタイム。
やはりここでも半熟仕様の”キミ(黄身)”が群を抜いてエロいが・・・
それを引き立たせてるのが、周りを囲む4人の男らしい”具”たちである。
叶姉妹が何故あそこまでエロいのか?
それは叶姉妹のエロさだけでなく
囲ってるセクシーなメンズがエロさを更に”引き立ててる”おかげでもあるのが
何となく分かったような気がした。
しっくり来てない方に次はもっと分かりやすく
“バンド”で例えてみよう。
まず土台となる「チャーシュー」と言う”ドラムス”が絶対的ビートを刻み
それに合わせて「メンマ」と言う”ベーシスト”が重低音を響かせるのだ。
そこに「ネギ」、「もやし」と言う草食系グラムロッカーな”ギタリスト”の歪んだ音色を乗せれば・・・
ステージ中央に居る「半熟目玉焼き」と言う”歌姫”が光るのである。
*****
「タレを入れて、グチャグチャに混ぜてからお召し上がりください♪」
早く掻っ込みたい気持ちを抑え、店員さんの言う通りに入念に混ぜた。
グチャグチャになって見るからに『B級グルメ』な「酔来丼」を一口食べると・・・
口の中へ即効でやってくる”男感“っ!!
美味すぎるっ!!!
なかでも自家製チャーシューがかなり仕事をしやがる。
特製タレはごま油と醤油ベースだったが
ここにニンニクを入れるとどうなるんだろう・・・
そんな事を考えながら無我夢中に掻っ込み、瞬殺で完食。
考えてみれば、乗ってる具のチャーシュー、メンマ、ネギ、もやしって・・・
一般的にラーメンのトッピングで使われてる具である。
その具と目玉焼きをご飯の上に乗せて、タレをかけただけの丼物。
おそらく賄い飯出身であろう。
時に奇跡を生むB級グルメは賄い飯から生まれるケースが多い。
街中華の厨房にはまだまだ“奇跡のタッグ”が眠っているでしょう。
酔来軒(すいらいけん)
住所: | 神奈川県横浜市南区真金町1-1 |
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TEL: | 045-231-6539 |
営業時間: | 11:00~21:00 |
定休日: | 火曜日 |