２０２３年１月

最近オープンした変わった店名のオススメ酒場が曳舟にあると

信頼できるサカバーから情報を入手した。

 

 

「はとごーごー」！？

 

 

 

２０２２年１０月にオープンしたばかりというニューウェーブだ。

 

 

 

先日「酒場ワタナベ」の記事でも熱く語ったが

ボクは外観とメニュー表を見て、その店に行きたい！と思う事が多い。

 

 

 

 

 

「鳩五五酒場（ハトゴーゴーサカバ）」と由来が分からない店名が大きく書かれた暖簾

全メニュー注文してみたい！と思うメニュー表。

 

 

 

 

 

やはりボクの〔酒場センサー〕に狂いはなく

最高のツマミをお酒を堪能出来たのであった。

 

 

 

 

 

 

「この酒場を一度の訪問で語る事は出来ないぞ」

 

 

そう確信したボクは出来るだけ早く再訪を狙った。

 

 

 

 

 

 

 

そして先日、少し時間は経ってしまったが

２度目の訪問を狙い曳舟へ降臨。

 

 

 

 

 

駅から少し歩いて

「東向島一丁目交差点」のすぐ近くの路地裏へ・・・

 

 

 

前回の訪問でも思ったのだが、駅から遠いこんな路地裏でポツンと営業するってすごいな・・・

 

 

 

「鳩五五酒場」

 

 

赤と白の二刀流

２つの紅白提灯がお出迎え。

 

 

 

 

ちなみにこの日は阪神タイガースがリーグ優勝するかもしれないという

大事な日だ。

 

 

 

そんな感情もプラスされ、ドキドキワクワクで入店ライドオン成功。

 

 

 

マスター、まだワンオペ営業されてたんですね・・・

 

 

その気合に入店早々脱帽です。

 

 

 

立石「宇ち多゛」ばりに木製直角の客席。

 

いいんです。こんくらい直角の方が緊張感生まれますから。

 

 

 

 

さてさて、鳩五五酒場と言えば

このラインナップですよ。

 

 

バランスの取れたメンバーは、阪神タイガースよりもだいぶ強力です。

 

 

 

どれを注文しようか・・・

 

ダメだ、すぐには決めきれない・・・

 

 

日本代表や、オールスターの選抜メンバーを決める監督コーチ陣って

もしかしてこれ以上に頭を悩ましてるのかもな・・・

 

 

 

 

「黒ホッピー」

 

 

ジョッキにホッピーが半分くらい入る余地があるちょうど酔い濃さの黒ホッピーを呑みながら

鬼の形相でメニューと睨めっこ。

 

 

悩みに悩んだけど、やっぱり一番最初に口に出たメニューはコチラ。

 

 

 

「魚刺身」 

 

 

前回の魚刺身もヤバかったが、それを超えてくる盛り具合。

 

 

 

 

え、５点盛りで５００円ってマジっすか・・・

 

 

 

 

押上「小料理かずよ」の刺身盛り合わせもヤバかったが

こっちも負けてない。

 

 

 

 

これだから個人経営の下町酒場巡りは辞められねぇ。

 

 

 

こんな破格の刺身盛り合わせを出されて、ただ有り難く食べれるだけでは申し訳ない。

 

 

客側のボクたちに出来る事

それはしっかりお酒を呑む事だ！

 

 

「酎ハイ」

 

 

とは言っても酎ハイ３５０円、ホッピーセット４００円って

アルコール類も破格なんですけどね。

 

 

 

だ、脱帽です・・・

 

 

 

 

「豆腐・玉子 田舎炒め」

 

 

田舎炒めとは・・・

 

 

勿論それがどんなものかを

ワンオペ営業中のマスターに詳細を聞くなんて御法度だ。

 

 

〔酒場ナビ酒訓〕

第１５条 「正体が分からない気になるメニューは店員に聞く前に頼め」

 

に乗っ取って注文。

 

 

食べてみて美味しかったけど、田舎炒めの定義って実際のところ何なんですか？？

 

 

 

 

「揚茄子香味ソース」

 

 

マスター、某有名中華屋出身なんですね。

 

通りで本格中華のツマミが旨いわけだ。

 

 

 

 

「ツクネ目玉焼き」

 

 

案の定、阪神の試合結果は

もうどうでも良くなってて下町酒場に夢中・・・

 

 

 

 

どれもオススメメニューだが、強いてオススメを言うならば

この「韮レバフライ」はマスト注文だろうか。

 

 

 

 

カリカリに揚げられた豚レバフライに

濃いめの味付けニラをぶっかけスタイル。

 

 

 

 

ニラレバ炒めってメニューがあるくらいだから

問答無用でニラとレバの相性は抜群で、お酒がすぐに消える魔物。

 

 

 

これ冗談抜きで、今まで食べた豚レバ料理で一番旨いかも・・・

 

 

完全に幸せなひと時を過ごせてる。

 

 

 

 

 

おや？

トイレから席へ戻る時に気づいたけど、あの一人呑みされてる方

どこかで見た事あるな・・・

 

 

 

 

うん、多分そうだ

 

ちょっと声をかけてみよう・・・

 

 

 

「すみません、お兄さんもしかして・・・木場で一度・・・」

 

「う〜ん、バレてしまったようだね」

 

 

 

この先輩、実はだいぶ昔に伝説の酒場

木場にあった「河本」で出逢った方で、忘れられないエピソードがあるのだ。

 

 

 

 

 

２０１６年７月に酒場ナビを立ち上げて

初めて酒場で「酒場ナビの方ですよね？」と声をかけてくださった方なのである。

 

 

 

 

 

 

 

今ではありがたい事に酒場や街で声をかけられる事が増えたが

 

当時はサイトを開設してまだ数ヶ月だったので、びっくりしましたよ。

 

 

 

 

素晴らしい思い出を思い出させてくれてありがとうございます。

 

 

 

 

そんな先輩には

生ピーマンの千切りにイカの塩辛を乗せたツマミをオススメされました。

 

 

 

 

阪神がリーグ優勝し、大喜びのイカ氏も合流し

改めて酒ゴング！！

 

 

 

ふぅ、楽しい夜だ。楽しい夜はやっぱり”酒場”にある。

 

 

 

 

ずっと気になってたことを

手が空いたマスターに聞いてみた。

 

「店名の由来って・・・？」

 

「隣の通りが鳩の街通り商店街って言うんですけど、そこから鳩をとりました。」

 

「本当は鳩四五酒場って名前にしようと思ったんですけど、”四五”だと”死後”になるんで・・・」

 

「ほほぅ」

 

「それで鳩五五酒場になったんです」

 

 

 

「ちなみに去年はヤクルトの村上がホームラン５５本打ったんで、それもあって」

 

「素敵な店名です」

 

 

 

その前に何故鳩四五酒場って名前にしようと思ったのか・・・

 

４５ってどこから来てるのか・・・

 

 

気になる方は、直接店に行ってマスターに聞いてみてください。

 

 

 

 

 

店はマスターワンオペなので

気長に待ちましょうね。

 

 

注文はまとめて

品が決まってからマスターを呼びましょう。

 

 

 

コスパの凄い酒場には

こっちの敬意も絶対に大切ですから。

 

 

 

 

 

 

曳舟って実はめちゃくちゃ名店が多いです。

 

 

「天ぷらハナヨシ」

 

「三祐酒場」

 

「かどや」

 

などなど。

 

 

老舗だけではなく、鳩五五酒場みたいに

最近出来た若い店も結構あるんです。

 

 

 

 

 

立石再開発で行き場が無くなってしまった呑兵衛の皆様

ちょいと曳舟まで足を伸ばし、鳩の街へゴーゴーするのもいいかもですよ。

 

 

 

 

今後の酒場業界

 

ネクスト立石的、下町泥酔シティは曳舟だと予想しますっ！