西成「おかん」《大阪三大名物女将!》沖縄生まれ西成育ちのクレイジーおかん
酒場ナビでは以前から『名物店主』、『美人女将』など
店員さんをピックアップした記事をいくつか上げてきた。
※以下の記事を参照にしてください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
■神戸「ひかり」
■南田辺「スタンドアサヒ」
■綾瀬「もつ焼き やまざき」
■小岩「もつ焼き 植むら」
■鶴橋「いか焼き 牧野」
今回西成で出会ったママさんが余りにもパンチ力あり過ぎたので、紹介したいと思います。
まだまだ続くよ、西成酒場ナビ・・・
前回「やまき」で吞んだ記事を書いたが、そこで実はもう一人の先輩とも絡みがあったのだ。
「兄ちゃん、さっきから写真ばっかり撮ってるけど、なんかやってんの?」
「はい、酒場ナビと言うちょっとディープな酒場情報サイトをやってまして・・・」
「えっ!?酒場ナビの人!?!?知ってるで!!ほな一個オススメの呑み屋あるから今からそこ行く?」
またしても西成の”酒場の神様“は
筆者(カリスマジュンヤ)にほほえんでくれた。
これからの予定も特に決まってないのに
こんな誘いを断るくらいなら・・・
今すぐ荷物をかため、格安夜行バスに揺られて実家へ帰り、農業でもしながらド真面目に暮らすべきである。
誘ってくれた先輩と歩いてすぐの目的酒場へやってきた。
「おかん」
入口横の看板には「おでん」の文字がガムテープで隠してあったので
今は沖縄料理のみなのであろうか。
おでんの横に大きく書かれた『つくし』という文字に困惑しながらも
先輩に続き「おかん」へ入店した。
まだ昼過ぎだと言うのに、店内はすでに常連さんたちによって賑わっていた。
メニューはこの5品のみで
料理に関してはゴーヤチャンプルーと沖縄そばのみなのだ。
連れてきて頂いた先輩に従い
飲み物は焼酎のソーダ割(酎ハイ)にこのシークワーサーのシロップをお好みで入れる「シークワーサー酎ハイ」を注文した。
酎ハイまでもが沖縄縛りであるのが専門店っぽさを演出してくれる。
シークワーサー酎ハイと同時に
お通しとして出して頂いた「タコの酢味噌和え」。
会計から逆算したのだが、このお通しは無料サービスで
おかんの優しささえもしっかり感じ取れた。
お通しの写真を撮ってると
隣から先輩が
「写真撮る時、気をつけてな。おかんはあんまり写真好きやないねん。」
とこっそり教えてくれたので、バレぬように写真を撮らせて頂いた。
しかし逆に
このおかんがどんな感じで怒ってくるのだろうか・・・
一度西成のおかんにマジで怒られてみたい・・・
普段思わない事を酒場ではよく思ってしまう悪い癖・・・
“酒場ドM“な気質がまた発症してしまったようだ。
お客さんの前で肘をカウンターについて
堂々と煙草を吸うおかん・・・
なんだかとってもカッコいいぜ。
客A「ママ!オレの酒、はよ出してやぁ~!」
おかん「うるせ~!!お前に出す酒はもうねぇ!!」
客B「ママ、追加で沖縄そば作ってくれ!」
おかん「待ってろ!今こっちで作っとるやろっ!!」
なんとも口の悪いおかんだ・・・
でもそれで良いのだ。
むしろそれが良いのだ。
怒鳴るおかんを囲むカウンター席ではそこに立派な笑いがあり、完成しきった店の空気感が出来ていたのだ。
ゴーヤチャンプルー(500円)
沖縄好きであり
ゴーヤチャンプルー好きである筆者なので、多少ハードル高めで一口頂いたが・・・
口に入れた瞬間、文句なしの100点満点のゴーヤチャンプルーであった。
恐らく60年以上、ほぼ毎日何度も作り続けたであろうゴーヤチャンプルー・・・
回数にして10万回以上はこのゴーヤチャンプルーを作ったのではないだろうか。
美味さを超える”何か”を感じたのは確かだった。
破天荒なおかんではあるが
確実に西成の常連さんに愛されてるのは、やはり人柄であろう。
“人情の街西成“のおかんは
みんなのおかんだった。
ちなみにこのおかん、実年齢はなんと80歳を超えてるみたいである。
それでも尚、衰える事を知らずに
朝から一人で切り盛りされてるのだから、愛されないわけがないだろう。
身長120cm級・・・下手したらは1メートルちょいのミニマムおかんと酒場de 2Shot!!!!
西成「おかん」のおかんを・・・
酒場ナビ的《大阪三大名物女将》に認定します!!!!
次はお腹に余裕があるときに
沖縄そば食べにきますね!
おかん(おかん)
住所: | 大阪府大阪市西成区萩之茶屋2-10-24 |
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TEL: | 非設置 |
営業時間: | 10:00頃〜19:00頃 |
定休日: | 木曜日 |