【まとめ】メンバーが選ぶ「オススメ酒場ベスト5」2024年 上半期
2024年も早いもので半年が過ぎ、梅雨の季節を迎えます。酒場ナビ読者のみなさま、いかがお過ごしでしょうか?
不安定な世界情勢や物価高、記録的な猛暑など、心休まる暇のない毎日を送っている方も多いのではないでしょうか。
そんな中でも、酒場ナビメンバーは変わらず酒場を満喫し、明日への活力を注酒しています。
そして、今年も恒例の『まとめシリーズ』をお届けします!
2024年上半期、酒場ナビメンバーが訪れた中で、特に読者におすすめしたい酒場ベスト5を発表いたします。今年も、個性豊かな酒場たちが続々と登場します。ぜひ、あなたのお気に入りのお店を見つけて、梅雨の憂さを吹き飛ばしましょう!
それではメンバーのイカが選ぶオススメ酒場からご覧ください。
【第5位】すすきの「第3モッキリセンター」
歴史があるのに偉ぶらない
敷居の低さは道内最強
相合傘が描かれている暖簾には
実は秘密がある
酒場を酒場で例えるのは
いかがなもんかだが
しいて言うなら
船橋の一平の空気感か
【第4位】扇大橋「精肉田中」
最高の呑める肉屋は舎人ライナー沿いにあった
和牛タタキの大トロの融点の低さに驚愕
箸で切れるステーキのやわらかさに仰天
全てのメニュー制覇したくなる店
次回は揚げ物中心にオーダーして
自家製シソサワーをキュッといきますか
【第3位】志賀島「SHOPヒロ」
福岡県の離島にある呑める汚れコンビニ
そのアットホーム感はココの島民は
全員が大家族じゃないかと
思わされるほど
プラッとイチゲンが入ってきても
スグ家族と認めて下さる
伺ったタイミングでは
名物のサザエがなっかので
次回は旬の時期にいくか
いや
旬の時期に帰るか
【第2位】常陸多賀「塙山キャバレー」
SHOPヒロが陽気な家族愛なら
コッチの呑み屋街の愛情は
非常にねっちこい
子供を置き去り 見売られ
望まぬ別れ 火事 凍死
様々な苦悩を乗り越えてきた女たちが
今日もお客に笑顔を振りまく
たとえ世の中が
どんなに変わっても
そばにあってほしいのは
人の温もり
塙山キャバレーには今夜も
それが溢れている
【第1位】本牧「魚仁」
魚屋の2階はだだっ広い旅館のような空間
そこでいただくコースの魚料理
お酒は持ち込み自由
冷蔵庫もあり氷も用意してくれる
最大の魅力は・・・
女将さんは
基本1階にいらっしゃるので・・・
ちょと横になれる
横浜本牧の陸の孤島に天国あり
続いて、メンバーのカリスマジュンヤが選ぶオススメ酒場をご覧ください。
【第5位】西院西院「路地裏stand五光」
京都の立ち呑み屋のレベルが高いのは、もう皆さんご存知でしょう。
関西だと安い・旨いに加えて「おもろい」もあるので、中毒性は強いですね。
仕事おわりに家で呑むくらいならちょっと寄ってみよう
次の予定まで少し時間があるから立ち呑んでみよう
休日、予定もないし朝から呑みますか
これらが気軽に出来る
”毎日朝から夜まで営業の立ち呑み屋”って最高すぎますよね。
【第4位】大山「穂しの」
安くて美味しいのに、なぜお客さんが来ないのか・・・
板橋区の七不思議。
それでもほぼ毎日真面目に営業し、お客さんを待ち続けるちょっと変わった店主さん。
酒場ナビはこんな酒場を応援し続けますっ!!
【第3位】歌舞伎町「酒とメシ ぐりすと」
歌舞伎町雑居ビル地下に超本格派ハイコスパ海鮮酒場現る!
ただでさえ酔き酒場なのに
「酒呑まない人入店禁止」
「ソフトドリンク持ち込み料3,000円」
「日本酒1杯250円、2杯500円、3杯だと250円!?」
など癖が強すぎるルールも最高です。
最高の料理、癖強ルールを超えるお店の特徴と言えば
やはりマスターの存在。
ハマるか、ハマらないかは
アナタ次第・・・
【第2位】三軒茶屋「(有)藤枝不動産飲食事業部(仮)」
呑める不動産屋現るっ!!
不動産と立ち呑みの変則2毛作
世界初ではないでしょうか?
酒場ナビは『呑める○○屋』が大好きです。
そんな物凄い2毛作酒場知ってたら是非とも教えてくださいませ。
【第1位】横須賀「サタン」
謎のご当地カクテル『横須賀ブラジャー』を求めて、横須賀中央「若松マーケット」へ。
古き良き昭和レトロ漂う街並みで呑んだ横須賀ブラジャーが素敵で
本物のブラジャーを見たくなりました。
改めてお酒とおっぱいの偉大さを確認できた夜でした。
最後に、メンバーの味論が選ぶオススメ酒場をご覧ください。
【第5位】多磨霊園「山越」
霊園の街の下町酒場
今回は思いがけず〝シブい〟といえる酒場に出逢うことが多かったのだが、ここもそのひとつ。西東京にある『多磨霊園』という駅の存在すら知らなかったこの地に、下町酒場を彷彿とさせる色褪せた〝茶色い〟店内。コンクリ剥き出しの床、擦り削られたテーブル……興奮状態で瓶ビールをグラスに注ぎゴクリ。手作りの煮込みや煮物のおいしさも然ることながら、中でも『ホルモン漬』が絶品。ニンニクがガツンと効いて酒が進む。不意に出逢う、こんな酒場がたまらない。
【第4位】自由が丘「大衆酒場DOUZE12+」
おしゃれな街の凄すぎるアレ
滅多に行かないおしゃれな街『自由が丘』に、おしゃれの方じゃない酒場を発見! ひと目にはおしゃれな雑貨店風に見えるが、大衆酒場ファンなら誰もが納得の内観が待っている。料理はどれもボリューミーでおいしいものばかりだが、特筆すべきは『ホッピー』だ。何が凄いかって……それは是非とも記事を読んでいただきたい。
【第3位】花小金井「虎居」
メニューなし、料金表示なしの謎の酒場へ
二十代前半に住んでいた思い出の地『花小金井』にある、当時から気になっていた酒場へ初訪問。奥に長い〝ただの家〟感満載の酒場は、地元常連客で溢れる。メニューなし、料金表示なしではじめはビビるが、料理の量が多くてどれもおいしい、そして実は安い。稀にみる良店に、二十代の思い出のまま封印しておきたかったが我慢できず3位にランクイン。手作り唐揚げ、ウマかったなぁ……
【第2位】三鷹「むさしの弁慶」
武蔵坊名店
知ったかぶりとは恐ろしいもので、この吉祥寺・三鷹あたりの酒場は、だいたい網羅していると思っていたがとんでもない。吉祥寺と三鷹のちょうど間くらいにあるこの酒場は、小ぢんまりとしているが活気が凄い。それもそのはず、マスターの饒舌なトークが客たちを喜ばせ、私ももれなく愉しませてもらった。お通しが上等な寿司だったり、とんかつがデカ盛りだったり……およそ普通の酒場とは思えない、良い意味でクセがあって感動すら覚えた一軒だった。
【第1位】飯能「おらく」
大至急、訪れてみたかった酒場
週に一回程度、著書や動画で酒場の勉強を時間を設けているのだが、「ここは大至急行きたい!」と思ったのはここぐらいじゃないだろうか。一週間もしないうちに埼玉の『飯能』へ訪れ、気が付けばその素晴らしき内観の席へと座っていた。もともと二軒の店を合体させたというだけあって、店の半分は寿司屋、もう半分はコの字カウンターの焼鳥屋の面影が残っている。昭和チックというよりは、有形文化財チックというべき壁や天井、床や装飾品に至るものすべてに味わいが滲み出ている。そんなところで飲む酒が不味いわけがない。料理ひとつひとつのクオリティが高く、食べたいなと浮かぶものが大抵見つかる豊富なメニュー。いつまでも居たい、そしていつまでも続けていて欲しい名店である。
いかがだったでしょうか?
2024年も前半戦が終わり、いよいよ後半戦に突入です!酒場ナビメンバーは、今年も個性豊かな酒場を巡り、上半期を存分に満喫しました。読者の皆様も、ぜひ酒場ナビの記事を参考に、自分にとって最高の酒場を見つけて、至福のひとときをお過ごしください!
それでは、下半期も酒場ナビをよろしくお願いいたします!
以上、メンバーが選ぶ2024年 上半期「オススメ酒場ベスト5」でした。
酒場ナビ編集部