【まとめ】メンバーが選ぶ「オススメ酒場ベスト5」2023年 上半期
おまたせしました、梅雨どき恒例『まとめシリーズ』の発表です!!
2023年にメンバーが訪れた『読者におすすめしたい酒場』上半期ベスト5を発表いたします。コロナ禍は落ち着きましたが、超物価高、戦争、不倫問題など世界情勢が不安定の中、みなさまいかがお過ごしですか? きっと「そんなの関係ない!」と、酒場ライフを楽しんでいると存じます。
酒場ナビメンバーも相変わらず酒場を満喫しております。そんな2023年の前半を彩る酒場たちを、とくとご覧あれ!
それではメンバーのイカが選ぶオススメ酒場からご覧ください。
【第5位】新三郷「うねめ」
ホッピー仙人もわざわざ見に来る
幻のホッピージョッキを拝めるのは世界でここだけ
マスターにお願いすれば
ホッピー戦士物語
という漫画も見せて下さる
未食だが
ここの
おにぎり
は めちゃくちゃ旨いと踏んでる
【第4位】広島・猿猴橋町「源蔵本店」
なんつっても
朝九時から夜まで通し営業ってのが嬉しいじゃないか
マスターは
本気でお願いしたら
今晩泊めてくれるんじゃないかと思うほど
優しい
OHSの中に行儀よく並ぶシャコ達が愛おしいぜ
【第3位】高知・大橋通「丸吉食堂」
果たして
その末枯れた佇まいと
外から覗けるOHSを目の前にして
素通りできる呑兵衛がいるだろうか?
素朴なオカズをアテに土佐鶴なめて
うどん出汁に中華麺入った中日で〆
セーラー服と機関銃のポスターが渋い
【第2位】姫路「ぐじゃ焼き森下」
ぐじゃ焼きというのは
もんじゃとお好み焼きの間ぐらいの硬さの生地で
出汁粉を利かせて焼き上げた粉モンのこと
そんなことなどどうでも良くなるぐらい
おかあちゃんがコテコテの関西弁で騒ぎまくる
そのキャラはエエよ
めっちゃエエよ
もはや国民エエよ賞や
【第1位】立石「宝来亭」
狭い空間にはお客さんがすし詰めで
その距離感ときたら袖振り合うどころか
ディープキス寸前
カラオケが始まると
皆 理性を捨てて狂喜乱舞し
ザ・スターリンのライブ会場のようなカオス空間
それを仕切るのは
立石のラスボスと呼ばれるキクエママ
仁王像のように怒り
恵比寿さんのように笑い
森公美子のように歌う
呑んべ横丁もそろそろ
感じとかなければ後悔する酒場だ
続いて、メンバーのカリスマジュンヤが選ぶオススメ酒場をご覧ください。
【第5位】曳舟「かどや」
東京一『客に媚びない店』
マスターの口は悪いが、店に対する情熱は超一流。
みんなでワイワイじゃなくて、本気で酒と料理に向き合いたいなら超オススメです。
でもこんな紹介をするとマスターにバカにされちゃうな・・・
でもそんな孤高のマスターがボクは尊敬します。
久しぶりに緊張感ある呑みでした。
【第4位】東白楽「炭火焼きホルモン専門店北野」
決して人体に良いとは言えない”動物の脂”・・・
そんなことはみんな分かってるんです。
だけど、寿命を縮めてまでも喰らいたい・・・
いや、”飲みたい”のが脂なのだ。
2023年上半期で一番脂を飲んだのはこちらのホルモン専門店。
たまには良いじゃない、致死量の脂を感じちゃっても。
自称ホルマーの方は横浜市東白楽まで是非行くべし!!
【第3位】川越「小峰商店」
呑める駄菓子屋の独特な焼きそばに歴史をビンビンに感じました。
作られた『昭和レトロ』ではなく、ガチモンの昭和レトロが小峰商店には残ってます。
大人になってからだからこそ、駄菓子屋にスポットライトを当てるべし・・・
ちっぽけな悩みは駄菓子屋に行けば、大体は解決されるような気がします。
【第2位】高崎「綾城」
店の佇まいから一瞬で「これ絶対名店やろ」って思わせてくれる実力酒場。
ホルモンにこだわり抜いた初老のマスター(88歳)ワンオペ。年中無休。
店に入る前から圧巻され、店に入ってからは
手も足も出せないくらいの完成された”型”がそこにはあった。
巷では高崎市は「音楽の街」と言われてるが
ボクは勝手に「綾城の街」と今後呼ぼうと思う。
【第1位】広電西広島「菊岡精肉店」
初の広島酒場ナビ
どこの酒場もレベルが高くて最高だったが
一番印象に残ったのは
広島焼きの店でもなく、せんじがらの店でもなく、呑める肉屋だった。
今まで出逢った呑める肉屋は
「肉屋で吞めるなんて素敵!」
「肉屋のメンチカツ美味しっ!」
ぐらいのレベルで喜んでたが
菊岡精肉店の凄さは肉料理専門店顔負けのレベル高さを誇るメニューがあった事。
毎日でも通いたくなる居心地の酔さ。
ベタなこと言うけど
本当にこんな店が近所に欲しい。
肉のショーケースをテーブル代わりにするあたりが
2023年上半期1位の決め手でした。
最後に、メンバーの味論が選ぶオススメ酒場をご覧ください。
【第5位】新島「なぎさ」
地獄のフェリーから天国酒場へ
懸賞で当たったフェリー券を使って、東京の島「新島」へ。大時化でフェリーは大揺れ、島に着く前から強烈な〝酔い〟でのスタート。
数少ない島の酒場『なぎさ』は、そんなフェリーでの苦い思い出を吹っ飛ばしてくれる名店。地元出身のマスターとイスラエル出身の美女と二人で切り盛りする店は、愛想抜群、料理もおいしい。島寿司はおかわりするほど。
やはり〝酔い〟のは酒場でがいい。
【第4位】江古田「乃がた」
酒場の有形文化財に認定(したい)
江古田にはけっこう訪れていたと思っていたが、まったく気が付かなかった酒場。そんな『乃がた』は、外観と内観共に自分史上トップ5に入るほど好み。酒のアテも「この雰囲気でこんなの食べたい!」という、ドンピシャのラインナップ。いつまでも残っていて欲しい、酒場の有形文化財にして欲しい一軒だ。
念のために言っておくが、記事はAIチャットで作っていませんので。
【第3位】西国分寺「西菜」
本当に教えたくない名店
実は西国分寺に名酒場は多い。ただ、結構〝隠れている〟ことが多いのだ。この酒場もぱっと見は普通の居酒屋で、さらに地下にあるからずっと見逃していた。ただ一度地下に潜ると、そこには激渋な空間が待っている。圧倒するのは料理も同じで、特にアジフライは抜群においしい。あまり教えたくない名店だが、語りだすとついついオススメしたくなるので、あとは自分の目で確かめていただきたい。
【第2位】秋田「からす森」
それでも、やっぱり地元最高
久しぶりに訪れた我が地元の有名店。ただ悲しきかな、行き交う方言を前にもはや〝観光客〟な気分……。それでも飲り出してみれば、だんだん身体が馴染んでくる。周りを見渡し、「こんな親戚のオジサンいたな」や「あのオバサン、中学校の先生に似てる」などと、地元の酒場ならではの愉しみ方を思い出すのだ。
店を出れば、夜の町は雪化粧。これを懐かしむことが出来る、秋田が地元でよかった。
【第1位】土崎「さんとり」
秋田さ来たら、こさ寄っでみでけれ
高校卒業まで過ごした何でも知っているはずの地元「土崎」なのに、まさかこんな酒場があったとは……。外観がかなり渋く、正直入るのにかなり躊躇った。ただ入ってみれば何とも居心地よく、穏やかな口調のマスターが相手をしてくれる。出される料理も、まさしく実家で食べるような素朴な家庭料理という感じで、ついつい深酒してしまう。
もしかしたら、もっと若い時にここへ訪れても何も思わなかったかもしれない。逆に、今ここを知ったことに〝運命〟すら感じる思い出の店となった。
いかがだったでしょうか?
三年以上の間、酒場を我慢していた反動もあってか、メンバーそれぞれが多種多様な酒場に行けたような気がします。2023年後半は「酒場の再出発」として、まだまだ飲みに飲みまくりたいと思います。
それでは、下半期もよろしくお願いします!!
以上、メンバーが選ぶ2023年 上半期「オススメ酒場ベスト5」でした。
酒場ナビ編集部