著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 317件
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- フェリーに景色に島酒場!色々酔える東京の島旅② 新島「なぎさ」
- 2023年1月16日
「あぁん? 船が揺れるかだって?」 朝の八時、私は『式根島』行きの船ターミナルへいた。乗船のためのチケットを購入し、何気なく受付のオジサマに訊ねてみたのだ。 「そりゃ揺れるに決ま […] -
- フェリーに景色に島酒場!色々酔える東京の島旅① 新島「日本橋」
- 2023年1月7日
〝酔う〟ということを、今まで何度してきたことだろうか。あ、ここで言うのは〝酒に酔う〟ことだ。私は酒に酔うと、怒りもしないし泣きもしない。稀に〝気絶〟があるくらいで、基本的には楽しくなってしまう。だから、間違 […] -
- 野方「野方食堂」平日至上主義!東京昼飲み食堂(1)
- 2022年12月23日
マッタリと……いいですよね、平日休みっちゅうものは。 皆さま、仕事は休んでますか? え? 忙しすぎて休めないですって? ノンノンノン、仕事なんてソコソコでいいんですよ、休みましょうよ。 休むっていっても、土 […] -
- 福島最大の人口にして控えめな知名度「いわき」の「いわし」は逆に積極的なウマさ!
- 2022年12月14日
「ふぇっ!? まったく無いんですか……?」 「えぇ、今は改装中でして……」 福島はしご酒の旅、最終日のことである。会津若松から郡山とめぐり、最終地点の『いわき』に訪れていた。すばらしき酒場たち […] -
- 箱根の方じゃない!福島の湯本「おかめ」の驚くべき大盛り料理たち
- 2022年12月5日
♪思えば遠くへ来たもんだ 年がら年中、酒場を追い求めて全国を奔走している私だが、ふと、そんなこと心唱することがある。 思い返せば、鹿児島の桜島に訪れた時も、火山灰を浴びながら〝凄 […] -
- まさかこんな場所に?郡山「和泉」は酒場の常識を超えた飲れる肉屋だった!
- 2022年11月26日
郡山の夜6時。前回『居酒屋 安兵衛』にて、福島のイメージを払拭した私は、意気揚々と次の店へと向かう……とその前に、あともうひとつだけ。福島……というよりは、郡山に抱いていることがあるのだ。 〝 […] -
- 福島のイメージって何?私はこの酒場でひっくり返った!郡山「居酒屋 安兵衛」
- 2022年11月17日
誤解がないように……いいですか、福島の方々。これは私の〝勝手なイメージ〟であることを、先まずはご理解してから聞いてください。実は私……ずーっと〝福島といえばコレ〟というイメージがなかったんですよ。いやいやい […] -
- 会津若松「麦とろ」はじめての福島酒場入門(2)
- 2022年11月8日
こちらに、謎のメモがある。 〝一線三百はらっtw一千万モラ 11月にかmんでんせーる〟 意味、解らないでしょう? まぁ、書いた本人も解らないのだから当然である。 私は酒場に行く […] -
- 会津若松「籠太」はじめての福島酒場入門(1)
- 2022年10月30日
2022年、今年の夏の甲子園は本当に面白かった。なんといっても〝東北初優勝〟を、ついに宮城代表・仙台育英が成し遂げたのである。思い返せば2018年、母校である秋田・金足農が決勝で大阪桐蔭に敗れてからの悲願と […] -
- 練馬の〝料理がウマい店〟ふじよし・味よし・匂いよし!
- 2022年10月21日
「どうやって酒場は探してますか?」 こんなブログをやっているものだから、よく訊かれるんですよ。私も呑兵衛読者の方々と同じで、SNS、YouTube、ブログ……様々なメディアで酒場を探している。でも一番は、雑 […] -
- 「松ちゃん」この名前の酒場はぜったいに名店!…っていう私的ジンクス
- 2022年10月12日
「う~ん……あっ、わかった。松まっちゃんだ!」 飲み会や合コンをしている時に〝誰に似ているか〟という話題になったことがあるだろう。私も今までに何度かその話題に出くわしたことがあるのだが、そこで一番言われるの […] -
- 秋葉原「金子屋」その酒場、茶色につき
- 2022年10月3日
「酒場は茶色かった」 ユーリイ・ガガーリン(1934 – 1968) ──と、かの偉人は言ってなかったが、おそらく当時の彼の母国・ソ連にもあっただろう大衆酒場は、間違いなく茶色の渋みを放って […] -
- 武蔵小金井「さち呼」今年もまた、酒場の〝旬〟がやってきた
- 2022年9月24日
どんなものにも〝旬〟というものがある。食べ物ひとつでも、野菜はやはり春が最高で、夏のアジは脂がのって馬鹿ウマい。秋はなんでもおいしいが、やっぱり日本酒の『ひやおろし』が毎年待ち遠しい。冬はもう鍋一択でしょう […] -
- 立川「玉河」アフターBBQに必ず行きたい酒場のススメ ─秋川編─
- 2022年9月15日
夏が去り、読者諸兄姉みなさん。今年もBBQは楽しんだだろうか? 私はBBQが大好きで、一時期は季節関係なく毎月誰かを誘って、一種の〝定例会〟のようにBBQをしていたこともある。多い時だと五十人くらいで、場所 […] -
- 大泉学園「酒蔵あっけし」ニガい思い出の町でウマい酒を飲む日
- 2022年9月6日
〝製本工場の仕事〟がどんなかものかご存じだろうか。ベルトコンベアで流れてきた本を書店ごとに振り分けたり、印刷されたバラバラのページを、馬鹿デカイ機械にひたすら流し込むという作業など、私は二十代前半にこの日雇 […] -
- 新中野「藤吉郎」ただいま更新中!私の中の泥酔無記憶ランキング
- 2022年8月28日
酒場で飲やり過ぎて、気が付いたら〝見慣れた、天井〟よろしく、自宅で目が醒めるなんてことは呑兵衛読者あなたならよくあるはず。大抵は「あー、頭が痛てぇ」で、ぼんやりと昨夜の愚行を思い出したりするのだが、稀にスト […] -
- 全国〝入りやすい食堂〟飲みくらべ!「半田屋」×「わが家の食堂」
- 2022年8月19日
何を隠そう、私は大の〝食堂好き〟である。 そもそも酒場ナビの第一回目の投稿が食堂でもあったほど、食堂への思い入れは深い。まず一番に、食堂は昼から……いや、朝から飲やれるところがいい。酒類こそ少ないこともある […] -
- 湯島「岩手屋本店」今宵もまた、最高の居心地を求めて
- 2022年8月10日
呑兵衛の命題ともいえる〝良いい酒場〟とは何たるや。美味しい酒に、料理、それがまた安くて候。鉄火肌の女将に愛想のいい店主、横には独酌の相客。なんだか、居心地がいい──そうなのだ、結局のところ、大衆酒場に求める […] -
- 異世界の「無人村」に迷い込んで酒を飲んできた話
- 2022年8月1日
「ここは、どこなんだ……?」 駅で降りたことまでは覚えている。日差しの強い、真夏日だった。止まらぬ汗と共に、あてもなく歩いていると、辺りはみるみるうちに深い森に包まれていったのだ。 &nb […] -
- 【続】新宿「番番」新宿三大酒場 その1
- 2022年7月23日
「もしもし、味論くん? ワイ、同じバイトのもんやけど」 「はぁ、はじめまして……」 約二十年前、家にいるとFOMAの携帯電話に知らない電話番号の着信があった。電話に出ると、どぎつい関西弁の男が突然バイトのシ […] -
- 江戸っ子は〇〇がアテだった!数百年前の飲り方に魅せられて
- 2022年7月14日
『居酒屋の誕生』(飯野良一)という、学生の教科書みたいな本を読んだのだが、これが本当に教科書そのものだった。 時は江戸時代、我慢できなくなった呑兵衛が酒屋の一角で飲やるようになったのが酒場の始 […] -
- 「こマねちZ」三鷹イチ入りづらい?そこには異世界酒場が待っていた!
- 2022年7月5日
私は、散歩が好きだ。 たとえば、行きたい場所があれば、あえて最寄りの駅からひとつ前の駅で降りて向かうし、ちょっと道に迷っても〝おっ、散歩できるじゃん〟と頭に過り、なんならルンルン気分だ。もちろん、その片手に […] -
- 大山「ろくふみ」雨の日は立ち止まり、雨宿りで酒を飲む
- 2022年6月23日
「あれ? 雨降ってんじゃん……」 地下鉄駅から出てみると、雨がパラパラと降りだしていた。いっそ土砂降りだったら色々諦めがつくものの、この半端な雨量が鬱陶しい……梅雨だなぁ。 ・ ・ ・ &nb […] -
- 八王子「一平」今日は何かな?先輩に教わる酒場の〝献立〟考察記
- 2022年6月14日
これはちょっと、どうかとは思うのだけれど……ひとりで飲やろうって酒場に行きますよね? それから店先で「こりゃいい外観だ」とか、酒場の中に入って「いい渋み、出してまんなぁ」とか、まずはカウンターや照明の雰囲気 […] -
- 飯田橋「おけ以」行列餃子に並ぶ幸せへのパラドックス
- 2022年6月5日
〝並んでまで物を食べたいという気持ちが卑いやしいな〟 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の、大原部長のセリフだ。この言葉、はじめて読んだ当時から甚いたく共感した。というのも、私も何かに〝並ぶ〟という行為が大嫌 […]