著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 334件
-
- 大森「蔦八」酒場と恋愛はアタックしろってね!
- 2021年8月3日
誰にでも〝どうしても苦手〟というものがいくつかある。勉強、スポーツ、大人だったら人間関係なんてものもあるだろう。それに近いもので〝恋愛〟なんてものがある。恋愛……一見、そんなのに苦手もクソもあるのか思うが、 […] -
- 池上「ら京」神様、もう一杯だけ!寺町酒場めぐり 池上本門寺編
- 2021年7月25日
ある日、工場近くの酒場でひとり飲やっていて、ふと気が付いた。 工場地帯、博打、風俗のある町には、その特有の産業の恩恵から酒場も発展するのだが、同じように寺で栄えた町〝寺町〟にも、それが当てはまるのではないだ […] -
- 虎の門「升本」大人スーツ、まみれて呑兵衛Tシャツ
- 2021年7月16日
『霞が関』 新宿の高層ビル群は、どうしてもバブリーな感じがするが、こちらは少し違う。官公庁のビル群は、超の付く山の手というのもあるが、とにかくビル自体に〝品〟がある。 街を歩いている人々も、ど […] -
- 亀戸「松ちゃん」東京のダウンタウンでごっつええ秘密にしたい酒場
- 2021年7月7日
「あぁぁぁ……! マジでここ、マジでイイなぁぁぁ……」 どんなものでも、心の底からいいなと思うと、大声だろうが小声だろうが、一人だろうが十人いようが〝マジの叫び〟をしてしまわないだろうか。例えば、本当にいい […] -
- 阿佐ヶ谷「とり成」焼鳥屋で見つけた驚きの隠れウマ料理
- 2021年6月25日
商売と名の付くものだったら、何にしても〝隠してはいけない〟と、商売の素人ながら思ってしまうのだが、そんな商売をしている店……まぁ私からしたら酒場なのだが、そんな酒場ほど名店が多いという事実もある。 &nbs […] -
- 深大寺「青木屋」その休日の早起き、朝酒場でいかが?
- 2021年6月16日
急に出来た休日なのに、目覚ましアラームを消し忘れていて、いつもの時間に目が覚めてしまうことが、あるでしょう?「もったいない」と思ってアラームを消して、二度寝に入ろうとすると……眠れない。あれ、おかしいなと思 […] -
- 渋川「永井食堂」車でGO!秘境酒場の楽しみ方
- 2021年6月7日
世の〝お呑兵衛さん〟たちの中には、ただ酒好きなだけではなく〝そこで飲やりたいから〟という理由で、何時間……いや、何日もかけて遠征する方々がいる。そうでス、あたスが、遠出をするオジサンでス。ディフフッ。 電車 […] -
- 江の島「魚見亭」長期休肝日のノンアルコールな島酒場
- 2021年5月29日
どこに行っても、酒が飲めねぇ…… 期限付きとはいえ、平日も休日、昼も夜も関係なく、酒場で酒を飲やらせてくれない日々が続いております。〝あの酒場だったら、案外イケるんじゃないかな……〟などと淡い期待も、消毒液 […] -
- 所沢「百味 プロペ店」END? ▶CONTINUE?
- 2021年5月20日
2020年から始まった大馬鹿野郎の新コロの影響で、多くの酒場が閉店や休業を余儀なくされた。「三州屋 本店」「ミルクワンタン 鳥藤」「スマイリー城」「天平」……東京だけでもキリがない。なにより恐ろしいのが、大 […] -
- 吉祥寺「いせや 公園店」人生初めての大衆酒場にて
- 2021年5月11日
出会いがあれば、別れもやってくる 四月というのは、特にこの東京において様々な人の出入りがあって、進学のための上京や、転勤で地方へ異動など、どっと人の流れが生じる時期なのだ。今年も新コロの影響があったので、例 […] -
- 奈良「酒処 蔵」おとなの修学旅行 愛蔵編
- 2021年5月2日
東北地方の高校の修学旅行は、大抵が〝京都・奈良・大阪・神戸〟で、秋田出身の私も、高校の修学旅行には、はじめての関西旅を体験した。とにかく、お土産屋の客引きが関西弁で怖かったのと、食べ物がどれも薄味(関西出汁 […] -
- 小岩「一力」職人に、煙と舌を巻く
- 2021年4月23日
『職人しょくにん』──自ら身につけた熟練した技術によって、手作業で物を作り出すことを職業とする人のことである。(Wikipedia) 職人、憧れますねぇ。大工、工芸士、あとはやはり〝酒場の職人〟だ。炭の煙が […] -
- 新中野「とんかつ丸福」町とんかつでもっと飲ろうぜ
- 2021年4月14日
あのね、先日久しぶりに、町とんかつで飲やってきた話なんだけど……え? 〝町とんかつ〟って何だって? 町とんかつ、知らないのか…… 町の蕎麦屋で飲やる、うどん屋で飲やる、喫茶店で飲やる……今だと中華屋で飲やる […] -
- 大森「富士川」独酌万華鏡ダイアリー(2)
- 2021年4月5日
酒場で飲やっていると、ちょっと気になることがある。 カウンターにひとり、肘をついたまま酒瓶を見つめるジィサン。ジョッキ片手に、なにやらニヤケ顔の大学生。およそ大衆酒場には相応しくない、上品で恰幅のいいおばさ […] -
- 成増「肉の宝屋」あこがれの酒場回しマスター
- 2021年3月27日
軽妙洒脱に『酒場回さかばまわし』をする人に、あこがれている。 酒場回しとは、いわゆる〝場回し〟の酒場版で、客、店の大将に女将さんを含む、その酒場にいるすべての人を巻き込んで、場を切り回すことだ。   […] -
- 森下「山利喜」東京三大煮込みを越えてゆけ!
- 2021年3月18日
私はパンダを見たことがない ぜひ行こうと思って、入念に予定を練っているにもかかわらず、なぜか行けない場所が数か所ある。ひとつに『上野動物園』があり、上京してから二十年以上も経っているのに、まったく行けていな […] -
- 赤坂「珉珉」その町中華、熟年夫婦の如し
- 2021年2月28日
「ういっす」と言って、店に中年男が店に入ってきた。男はドカリとテーブル席へ座り、おもむろに新聞を広げる。新聞に目をやったまま「中瓶とチャーハン大盛り」と言うと、厨房から出てきたマスターは「はいよ」と返事をし […] -
- 生麦「トン幸」酒場探しとナンパは似ている
- 2021年2月19日
酒場探しとナンパは似ている。ナンパをしたことがない呑兵衛からすれば「ナンノコッチャ」という話だが、まぁ、訊いて欲しい。これが案外、通ずるものがあるのだ。 『あそこの街はナンパスポットらしい』 ──名酒場探し […] -
- 神田「仙人 宮ちゃん・ふじくら」いつかのカラオケ酒場にて
- 2021年2月10日
酒場で飲やったあと、次はどこへ行くか。はしご酒というのが至極当然ではあるが、そのはしご酒が終ったあとはどこへ行くだろうか。シメのラーメン屋というのもあるが、もうひとつある。そう、言わずもがな〝カラオケ〟であ […] -
- 四ツ谷「鈴傳」山の手の中心で、大衆をさがす(2)
- 2021年2月1日
私は〝お勉強〟というものが好きで、こう……知れば知るほど、脳みそに吸収されていく感覚がいいんですよ。 先日から開眼した、山の手の大衆酒場探しだが、その後もお勉強という名の〝発掘〟に夢中である。不案内な土地の […] -
- 大宮「大阪屋」応援することだけは自粛しない
- 2021年1月23日
忌まわしき疫病禍にみまわれて、早くも一年が経った。楽しい時間は過ぎるのが早く感じるというが、嫌な時間も案外早く感じるものだ。「それならとっとと終息おわってくれねぇか」と哀訴嘆願するのは、毎日のように目にする […] -
- 四谷三丁目「福よし」山の手の中心で、大衆をさがす(1)
- 2021年1月14日
JR山手線の内側にある〝山の手〟で飲やることがあまりない。飲やれないということもないが、どうしても敷居が高いというイメージが付いて離れないのである。西に青山、六本木、白金高輪と高級住宅街を構え、東に銀座や丸 […] -
- 吉祥寺「千尋」ここで飲らせてください!親しい街にも酒場隠し
- 2021年1月5日
〝灯台下暗し〟とはいったもので、慣れたものほど見落としていることはよくあり、同様にして『親しい街』にも、まだ出逢っていない酒場が多く隠れている。私にとっての親しい街とは、かれこれ15年以上の付き合いで、サン […] -
- 葛西「千里」手がかりは「特盛500円定食」忘却の酒場を訪ねて
- 2020年12月24日
二十年前には想像もしていなかったことが当たり前となっていて、携帯電話やスマホがこんな流行るとは思ってもいなかったし、そこで使う便利なアプリひとつも、至極当然と生活の一部になっている。例えば、私は酒場ブロガー […] -
- 高尾山「やまびこ茶屋」東京で天国にいちばん近い酒場
- 2020年12月15日
花の名峰『高尾山』といえば都心からのアクセスも良く、気軽に登山が愉しめるので一般登山客以外にも家族やカップルなどに人気の観光スポットだ。私が住むところからも一時間弱で行くことができるので、昔からよく遊びに行 […]