著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 355件
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- 古町「太閤」はじめての愛媛酒場入門(3)
- 2019年7月5日
数日間あった初めての四国、愛媛はしご酒も終盤となり、そろそろ締め・・の酒場を探していた。少しだけ慣れた松山の繁華街『大街道』で飲やるのもいいが、ここはあえて路面電車に乗って他の街の酒場を探してみることにした […] -
- 蒲田「鳥万」老舗酒場からはじまる出逢いのファクト
- 2019年6月26日
──東京を代表する大衆酒場の街、『蒲田』 久しぶりにその街へ訪れた理由は、東京呑兵衛なら誰もが知っている大衆酒場の老舗『鳥万』に行きたくなったからだ。 『鳥万』 この酒場へは羽田 […] -
- 三津「みよし」はじめての愛媛酒場入門(2)
- 2019年6月17日
はじめて愛媛県松山市に来て思ったことといえば、〝うちの地元に似ているぁ〟ということ。 『土崎(つちざき)港』 私の地元秋田県沿岸にある土崎という港町は、国内最大の油田や重要港湾である為か、港湾 […] -
- 松山「小判道場」はじめての愛媛酒場入門(1)
- 2019年6月8日
高校生の私は、地理の授業で地図帳を広げていた。北から北海道、東北、関東……パラパラとページをめくっていると、ある地方でめくるのを止めた。 『四国地方』 〝俺オラ、死ぬまでにここ行 […] -
- 堺東「溝畑酒店」角打ちの聖地へ行く(大阪・堺)
- 2019年5月30日
『聖地』 本来、神仏ゆかりの地を指す言葉であるが、最近ではアニメや漫画の舞台となった場所を聖地と呼び、そこへ訪れることを『聖地巡礼』と言うことが多い。もちろん、その聖地の種類には酒場も含まれ、例えば創業10 […] -
- 新宿「鼎」センベロよりもマンベロがしたい
- 2019年5月21日
普段から〝下町〟や〝大衆〟要素の多い酒場へばかり行っていると、時々ふと、『お高め』な酒場へ足を運びたくなる。 薄暗い照明にムードのある空間──いつもは蛍光灯が切れているか裸電球だから薄暗い。 確かな接客にラ […] -
- 堺東「西口酒店」ワンちゃんと美人、あとはワインがあればいい
- 2019年5月12日
今でこそ、大阪といえば『西成』がすぐに頭に浮かぶ……いや、浮かぶようになってしまった・・・・・・・・・・・・・のだが、少し前までは『堺』という地名が根強くあった。 よく分からないのだが、おそらく私が子供の頃 […] -
- 神田「浜貞」酒場警察24時《ツマミ泥棒》犯行の瞬間
- 2019年5月3日
神田は電車の乗換えでよく使うが、ほとんど降りたことがない……というか、降りる必要がない。普通のサラリーマン家業ではない私にとって、神田や新橋のような日本を支える企業戦士たちの領域に立ち入る理由があるとすれば […] -
- 天下茶屋「和知万酒店」激辛に弱すぎる日本人的メランコリー
- 2019年4月24日
「あれっ? あ、ここって酒置いてないんや……」 酒場めぐりをしていると、様々な予定外の出来事があるもので、その中でも一番参ってしまうのが、訪れた店で酒が飲めなかった時だ。酒場ナビの記事では執筆 […] -
- 門前仲町「だるま」酒場とセーターとだるま男
- 2019年4月15日
「お前、〝だるま〟に似てるよな」 ──誰がこんなことを言い出したのか覚えていないが、気が付けば「だるま、たるま」と言われて何年も経つ。ギョロリとした目、平たく大きな鼻、への字口……確かに私はその要素は持ち合 […] -
- 西国分寺「ニユー西国村」忘れることもあるけれど、私、この村が好きです
- 2019年4月6日
『忘れる』ということには色々ある。持ち物を忘れる、言葉を忘れる、顔を忘れる──私など専もっぱら酒に酔ってその日のことを忘れることばかりだ。他にも、痴呆症で施設に入って以来会っていない祖母は、おそらく私のこと […] -
- 淡路「ヤマナ酒店」持ち込み自由!?そんな酒場へ母親の愛情を持ち込んでみた
- 2019年3月28日
酒場ナビでは《メンバーに行ってほしい酒場》という読者が酒場ナビメンバーに行ってほしい酒場を依頼する企画があるのだが、さすが酒場ナビを酔読しているだけあって、依頼される酒場はどれもインパクトのあるものばかりだ […] -
- 三条「赤垣屋」おとなの修学旅行 探求編
- 2019年3月19日
『酒場めぐり』が趣味であるという読者はかなり多いとは思うのだが、その本質にあるのは酒場へ対する執念ともいえる《探求心》ではないだろうか。本やテレビ、最近ではSNSなどでいい酒場を見つけると、 […] -
- 四条大宮「庶民」おとなの修学旅行 氷解編
- 2019年3月10日
──京都と言えば、 古都、名刹、美酒、京懐石、そして京美人……日本を代表する観光地のイメージは枚挙に遑がないのだが、奈良と同じく、今までで訪れたのは高校の修学旅行で行った一度きりである。 思い出せることと言 […] -
- 奈良「いづみ」おとなの修学旅行 告白編
- 2019年3月1日
東日本出身の人間であれば、中学高校の修学旅行が奈良、京都だったのが多いと思うが、秋田県出身の私はもれなくその一人で、高校の修学旅行で奈良と京都を初めて訪れた。 2018年に〝金農旋風〟で日本中 […] -
- 関目「谷口酒店」酒場が見つからない!迷子酒場はごっつええ感じ
- 2019年2月20日
「えーと、ここか?」 「……いや、ちゃうなぁ? こっちやろ」 ウキウキ気分で初めての町をはしご酒していると、突如として襲ってくる興醒の時間。そう、それは〝行きたい酒場が場所がわか […] -
- 府中「としま」これがあるからやめられない!?酒場の個性で今夜も一杯
- 2019年2月11日
酒場の『個性』について考えることがある……いや、酒場ナビメンバーは全員、そればかりを考えて酒場に行くのである。例えば── 〝三代目、四代目、とにかく長い歴史がある酒場〟 〝こりゃ […] -
- 王子「半平」されどハジることなかれ!酒場予測とその的中率
- 2019年2月2日
酒場ナビ的なことを何年かしていると、酒場に対して一種の『閃き』のようなものが身についてくる。 〝おっと、この暖簾は……〟 〝やはり、おばちゃんがワンオペ系ね〟 〝むむ……お通しが […] -
- 南橋本「のぶちゃん」芋ネーチャンとホカホカ家族酒場の夜
- 2019年1月24日
「この焼き芋、端っこからみんなに回して~」 「女将さん、冬だといつも焼き芋くれるねぇ」 「そうよ! わたしは〝芋ネーチャン〟だからね!」 わっはっはっは!! &nb […] -
- 西成「ナカジマ酒店」美人と缶詰と銃声と流血、そして元気
- 2019年1月15日
〝西成は、元気がなくなった〟 これで3度目の大阪西成の訪問となるのだが、思い返せば行く酒場先々ではそんな言葉ばかりを耳にしていた。 しかし……果たして、本当にそうなのか? 秋田県 […] -
- 西成「小島商店」お嬢様だって立ち飲みたい!美人の立ち飲み初体験
- 2019年1月6日
──美酒と美人の国、秋田より愛をこめて── 純米吟醸『雪の茅舎』 『ウチと一緒に、呑まへん……?』 まるで秋田『齋彌酒造』専属のイメージガールの様だが、この〝はんな […] -
- 田沢湖「仙岩峠の茶屋」崖の上のパパとボク、時々、オデン
- 2018年12月25日
私の地元、秋田県秋田市から岩手県盛岡市の丁度中間地点に『田沢湖(たざわこ)』という湖ある。この湖の特徴は〝日本一深い湖〟であることだ。 その他にも、スキーファンなら知っているかもしれないが、こ […] -
- 西成「たちばな食堂」俺と美人の昼飲みデートを自慢してみる
- 2018年12月16日
──美人はいい。 何がいいって、美人と一緒にいるだけで他の男共より〝優越感〟に浸れる。そう、ブスはその逆だ。 ♪どうせなら 西成くらい 綺麗な子と歩きたい あれ、『街くらい』だっ […] -
- 大須観音「佐喜」生で食べられるハムをはじめて食べてみた結果──
- 2018年12月7日
酒場ナビメンバーのイカと名古屋へ来て、<急性味噌中毒>に罹患する少し前のこと。 大須観音駅にあるその名も『大須観音通り』という有難いアーケード街を歩いていると、どこからともなく赤味噌の香気が漂い、その元を辿 […] -
- 花小金井「しまむら」一番嫌いだった町で一番うまい酒を飲む日
- 2018年11月28日
今まで自分の歩んできた人生は、結構気に入っている。 なんなら、これと同じ人生をもう2回くらい繰り返したい。だから、今パタリと逝ってしまっても〝無念〟はない。 「なんだ、死んじゃうのか?」と言わ […]