著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 355件
-
- 秩父「餃子菜苑」混ぜればおいしいツンデレ味
- 2020年10月22日
ツンデレ女将酒場の愉しみ方の心得 ひとつ、『ツン』を感じろ ひとつ、『ツン』を拒まない ひとつ、『デレ』を感じろ ひとつ、『デレ』を求めない 大衆酒場ファンであれば、もちろんご存じであ […] -
- 清澄白河「だるま」TOKYO名カウンターズコレクション(2)
- 2020年10月13日
私が『日本名カウンターの会』に入信したのは、かれこれ3年前になる。その夜、雰囲気のいい酒場のカウンターで飲やっていると、ふいに「あら? この便意を催す感じは何かしら……」という〝青木まり子現象〟に陥ったのだ […] -
- 府中「武蔵野うどん」フラり、休憩酒場のススメ
- 2020年10月4日
〝はしご酒〟を家業にしている酒場ライターさんは〝あるある〟の話だと思うのだけれども、3軒4軒と記事のネタを意識しながら飲やり進めると、酔っ払うというよりは精神的に疲れてくる。特に老舗酒場ばかりが続き、5軒目 […] -
- 新子安「市民酒蔵 諸星」あなたと私の酒場探求の道
- 2020年9月25日
かの有名な居酒屋研究家である『太田和彦』先生は、兵庫県三宮にある『森井本店』に訪れたことにより〝酒場探求〟という道を志したという。それを訊いた時に、果たして私の〝酒場探求〟の道は、どこから始まったのだろうか […] -
- 吉祥寺「鹿角」アキタ ブルー『秋田の味』が恋しければここさ行げ!
- 2020年9月16日
『鹿角』 ──これを見て、果たしてどれだけの人が間違わずに読めるのだろうか。私の故郷である秋田県にある町で〝シカカク〟という、思わず奥歯が抜けてしまいそうな読みづらさ……ではなく、正しくは〝カヅノ〟と読む。 […] -
- 【リライト】大衆食堂のルーツ 高円寺「民生食堂 天平」
- 2020年9月7日
酒場ナビを開設して4年以上は経つだろうか。よくもまあ飽きずに続けられているものだと、ふと、他人事のように感心する。数えてみれば、私だけでも100本以上の記事は書いているというからさらに驚きだ。そんな過去の記 […] -
- 中野新橋「ホルモン 良ちゃん」超絶品!!ホモルン料理の名店で誕生日パーティー
- 2020年8月29日
〝〇〇会〟という名の飲み会は色々ある。歓迎会、送別会、新年会、忘年会……結局のところ酒なのだが、酒が飲める〝会〟というのは楽しい。特に〝誕生日会〟──いいですよね。一年365日、必ず開かれている唯一の会。そ […] -
- 東神奈川「武藤酒店」一見さんでは飲りづらい?『さっくり』恥ずかしいい気分
- 2020年8月20日
先日、横浜の反町と東神奈川の間にある『三国屋』という角打ちの記事を書いたのだけれども、これがまた『じっくり』と飲やれるすばらしい酒場だった。店内の雰囲気、イスの座り心地、力を入れ過ぎない料理。どれをとっても […] -
- 東神奈川「三国屋」一見さんでも飲りやすい!『じっくり』居心地いい気分
- 2020年8月11日
角打ちには〝2つ〟の愉しみ方があると思っている。 ひとつ目は『さっくり』と愉しむ方法で、これは角打ち本来の飲やり方だ。例えば、仕事の帰り道にひとりで店に立ち寄り、業務用のデカい冷蔵庫から缶チューハイを取り出 […] -
- 白楽「ふじや」美人がいる酒場…ではなく美人好きがいる酒場に美人を連れて行った話
- 2020年8月2日
私は〝美人〟が好きで、なるべく長い時間を美人と一緒にいることを人生信条としている。もちろん、酒を飲みに行くのも美人がいい。〝そんなのお前だけじゃねーよ〟という声が聴こえなくもないが、美人と飲む酒は格別にウマ […] -
- 池袋「うな達」実は飲りやすい!幻にも出逢える『鰻酒場』万能論
- 2020年7月24日
〝串打ち3年、裂き8年、焼き一生〟といって、鰻職人の修行というのは他の業種と比べて大変に険しい道のりなのだそうだ。少年料理人漫画『ミスター味っ子』で習ったのだが、鰻という食材自体も他の食材とは違い〝独自の仕 […] -
- 川崎「丸大ホール」5年目の酒場ぐらい大目にシンクロニシティ
- 2020年7月15日
まずは、こちらの写真をご覧いただきたい。 酒場ナビメンバー『イカ』という人物が写っているのが分かるだろう。いいえ、右・ではなく、左・の男の方である。右はこの酒場の女将さんのひとりで、私が201 […] -
- 荻窪「かみや」48日後にサイカイする酒場たち
- 2020年7月3日
〝東京都の感染者数は……〟 〝緊急事態宣言は、来週にも解除される見通しで……〟 店内のテレビからは、ニュースキャスターが淡々とニュースを読み上げる。店の表と裏の扉は開かれ風通しがよく、疎らに居 […] -
- 船堀「百味家」傘を片手に一寸一杯『雨酒場』の誘い
- 2020年6月23日
──雨の季節。 好きか嫌いかと訊けば、ほとんどの人は嫌いと答えるんじゃないだろうか。この時期は、天気予報を見る度に「まーた、雨かよ」とウンザリする日が続き、外に出るのでさえ億劫だ。しかし、雨の日にある酒場と […] -
- 【台湾】北門『富宏牛肉麺』朝飲みに棲むニュウロウメンの妖精
- 2020年6月12日
2020年の予定では、少なくとも国内旅行を2か所に海外旅行は1か所を行くはずだったのだが、新型・・のド阿呆が邪魔に邪魔をしまくっている。旅行どころか地元に帰ることさえ憚はばかるという、とんでもなく迷惑な話だ […] -
- 岸和田「鳥美」キシワダ粉モンジェラシー
- 2020年6月2日
『粉こなモン文化』というのは、東北人の私にとって〝皆無〟といっていい文化だ。今でこそ、関西人という人種とつるむ・・・ようになったので、その文化の素晴らしさが理解できるが、それまでは粉モンの代表『お好み焼き』 […] -
- 沼袋「ホルモン」酒場日本史A(1時限目)
- 2020年5月23日
キーンコーン、カーンコーン ホラぁ、全員席に着けぇ。授業始まってんぞー。 席着いたかー? それじゃ今日から4年間、諸君らには『酒場日本史』を学んでもらう。まずは教科書の5ページ、 […] -
- 船堀「竹のこ」大穴を狙え!酒場探しで「万呑券」的中◎
- 2020年5月13日
まったくの嘘の話なのだが、高校生の頃に『競艇』に嵌ったことがあった。土日になると、アルバイトで稼いだ軍資金一万円を握りしめ、秋田駅前から出ている『ボートピア河辺』行きのバスに同級生二人と乗り込む。いっちょ前 […] -
- 町屋「ときわ」お婆ちゃんとデパート食堂の昼下がり
- 2020年5月1日
我が家の家系には〝専業主婦〟という女子はおらず、美容関係という職業柄、土日や夜も問わずバリバリ働いているのが当たり前であった。特にお婆ちゃんは痴呆症で施設へブチ込まれる前まで、それはそれは大したキャリアウー […] -
- 塙山キャバレー「めぐみ」魅力度最下位を返上せよ!茨城キャバレーの部
- 2020年4月22日
〝魅力度7年連続の最下位〟 47都道府県あるなかで、7年間連続の魅力度最下位だという茨城県。酒場においては、せめて最下位ではないで欲しいという気持ちで実際に訪れてみたが、常陸多賀にある『ひかり […] -
- 常陸多賀「ひかり食堂」魅力度最下位を返上せよ!茨城大衆食堂の部
- 2020年4月12日
ネットニュースは毎日欠かさずチェックしているのだが、去年の暮にこんな見出しを見つけた。 〝都道府県魅力度ランキング2019〟 おっ、いいねぇ。こんなタイトルは大好きだ。東京に住ん […] -
- 日本全国「酒場」これが終わったら、酒場に行こう
- 2020年4月1日
ちょっと、そこのあなた。 そう、あなたですよ。 なんか、元気ないんじゃない? え? 今の混沌とした世の中に疲れたって? え? ナントカっていう病気が怖いし、マスクもない、人もザワ […] -
- 小岩「銚子屋」親父と大将と下町酒場フィルムス
- 2020年3月23日
ウチの親父オヤジが映画好きで、子供の頃は土日となると必ず近くの『ビデオランド』というレンタルショップビデオ屋に連れていかれ、親父は映画を数本、私はドラえもんを借りて観るのが週末の愉しみであった。親父の映画の […] -
- 新丸子「三ちゃん食堂」酒場珍耳袋 第二話「あれ? 俺、何してんだろう……?」
- 2020年3月13日
ひとり酒場で飲ややっていると、見るともなく目に入ってくる客の頼んだ酒肴。他人ひとが食べているものとは、何故ああもウマそうに見えるのだろうか。 「おまたせしました」というマスターの声と共に、もうもうと湯気を上 […] -
- 西永福「武蔵野園」#釣り #昼飲み #うまい #全部ある #そんな酒場と繋がりたい
- 2020年3月4日
最近はめっきりと行かなくなってしまったのだが、魚釣りに行って糸と垂らしていると、必ず思うことがあった。 「酒が、飲みてえな……」 まぁ、思うだけではなく実際には缶酎ハイを片手に飲みながら釣やっ […]