著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 318件
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- 高砂町「坊っちゃん」おでんに醤油、冷やしトマトには日本酒
- 2021年10月14日
母親の〝偏食舌〟を譲り受けてか、気が付かないうちに私ももれなく偏食舌になっていた。一緒に住んでいるときは、それが当たり前だったので何も感じなかったが、上京して他地域の人間と食事をして唖然とされる〝食べ方〟が […] -
- 外国初心者が行く!日本の世界の酒場から【韓国編】
- 2021年10月5日
二年前の暮れ、「来年の2020年に必ずやろう」と思っていたことがあった。それはズバリ〝結婚〟だ。男四十歳、これからは人生の伴侶と共に、不安定な生活から一変したい……と思っていた矢先に、新コロの大馬鹿野郎がや […] -
- 阿佐ヶ谷「川名」ひとめぼれ酒場で飲って惚れる
- 2021年9月26日
いわゆる〝ひと目惚れ〟をする方で、昔から自分のタイプだとなるとすぐに嵌ってしまい、そうなると気になってしょうがなくなる。思い返せば、鷲尾いさ子、菅野美穂、『らんま1/2』の天道なびきに北川景子……最近でいう […] -
- 新小岩「わか」飲食業が出来ない男が酒場をやろうと思える時
- 2021年9月17日
これまでに色々な仕事をしてきてきたが、こればっかりは向き不向きがあって、これが合わないと酷でしかない。高校生では『某フライドチキン店』の裏方でバイトしてみたものの、あまりの規律の厳しさから数日で辞め、二十歳 […] -
- 横浜「みなと刺身専門店」専門酒場列島最前線『極みの刺身』
- 2021年9月8日
『専門』とは──専らその分野だけに、深く携わっている仕事や学問。また、その学問や職業。(Weblio国語辞典) このありふれた言葉を名乗るとなると、実はなかなか勇気がいる。いくら自負できること […] -
- 有楽町「八起」或るガード下のリリシズム
- 2021年8月30日
昔のドラマやコント番組、あと漫画やアニメなんかで、ガード下の一杯飲み屋でオッサンが独酌しているのだが、電車が通るたびに「ガタン、ゴトン」と通過音が店内に響いく、というシーンを覚えていないだろうか。本当ならた […] -
- 武蔵小金井「大黒屋」フォー・デザイア Get up×3, SAKA-Burning love
- 2021年8月21日
人間の三大欲求とは『食欲』『性欲』『睡眠欲』であることは有名であるが、実はもう一つ、人間の五感でいうところのシックス・センスのようなもので、〝四つ目の欲〟というものが存在する。〝フォー・デザイア〟とでもいお […] -
- 祖師ヶ谷大蔵「さか本そば店」独酌万華鏡ダイアリー(3)
- 2021年8月12日
酒場で飲やっていると、ちょっと気になることがある。 カウンターにひとり、小皿だけで何時間も飲やる青年作業服。肘を付きながら、つまらなそうにグラスをぶらつかせる妙齢美人。くるんと巻いた文庫本を片手に飲やる中年 […] -
- 大森「蔦八」酒場と恋愛はアタックしろってね!
- 2021年8月3日
誰にでも〝どうしても苦手〟というものがいくつかある。勉強、スポーツ、大人だったら人間関係なんてものもあるだろう。それに近いもので〝恋愛〟なんてものがある。恋愛……一見、そんなのに苦手もクソもあるのか思うが、 […] -
- 池上「ら京」神様、もう一杯だけ!寺町酒場めぐり 池上本門寺編
- 2021年7月25日
ある日、工場近くの酒場でひとり飲やっていて、ふと気が付いた。 工場地帯、博打、風俗のある町には、その特有の産業の恩恵から酒場も発展するのだが、同じように寺で栄えた町〝寺町〟にも、それが当てはまるのではないだ […] -
- 虎の門「升本」大人スーツ、まみれて呑兵衛Tシャツ
- 2021年7月16日
『霞が関』 新宿の高層ビル群は、どうしてもバブリーな感じがするが、こちらは少し違う。官公庁のビル群は、超の付く山の手というのもあるが、とにかくビル自体に〝品〟がある。 街を歩いている人々も、ど […] -
- 亀戸「松ちゃん」東京のダウンタウンでごっつええ秘密にしたい酒場
- 2021年7月7日
「あぁぁぁ……! マジでここ、マジでイイなぁぁぁ……」 どんなものでも、心の底からいいなと思うと、大声だろうが小声だろうが、一人だろうが十人いようが〝マジの叫び〟をしてしまわないだろうか。例えば、本当にいい […] -
- 阿佐ヶ谷「とり成」焼鳥屋で見つけた驚きの隠れウマ料理
- 2021年6月25日
商売と名の付くものだったら、何にしても〝隠してはいけない〟と、商売の素人ながら思ってしまうのだが、そんな商売をしている店……まぁ私からしたら酒場なのだが、そんな酒場ほど名店が多いという事実もある。 &nbs […] -
- 深大寺「青木屋」その休日の早起き、朝酒場でいかが?
- 2021年6月16日
急に出来た休日なのに、目覚ましアラームを消し忘れていて、いつもの時間に目が覚めてしまうことが、あるでしょう?「もったいない」と思ってアラームを消して、二度寝に入ろうとすると……眠れない。あれ、おかしいなと思 […] -
- 渋川「永井食堂」車でGO!秘境酒場の楽しみ方
- 2021年6月7日
世の〝お呑兵衛さん〟たちの中には、ただ酒好きなだけではなく〝そこで飲やりたいから〟という理由で、何時間……いや、何日もかけて遠征する方々がいる。そうでス、あたスが、遠出をするオジサンでス。ディフフッ。 電車 […] -
- 江の島「魚見亭」長期休肝日のノンアルコールな島酒場
- 2021年5月29日
どこに行っても、酒が飲めねぇ…… 期限付きとはいえ、平日も休日、昼も夜も関係なく、酒場で酒を飲やらせてくれない日々が続いております。〝あの酒場だったら、案外イケるんじゃないかな……〟などと淡い期待も、消毒液 […] -
- 所沢「百味 プロペ店」END? ▶CONTINUE?
- 2021年5月20日
2020年から始まった大馬鹿野郎の新コロの影響で、多くの酒場が閉店や休業を余儀なくされた。「三州屋 本店」「ミルクワンタン 鳥藤」「スマイリー城」「天平」……東京だけでもキリがない。なにより恐ろしいのが、大 […] -
- 吉祥寺「いせや 公園店」人生初めての大衆酒場にて
- 2021年5月11日
出会いがあれば、別れもやってくる 四月というのは、特にこの東京において様々な人の出入りがあって、進学のための上京や、転勤で地方へ異動など、どっと人の流れが生じる時期なのだ。今年も新コロの影響があったので、例 […] -
- 奈良「酒処 蔵」おとなの修学旅行 愛蔵編
- 2021年5月2日
東北地方の高校の修学旅行は、大抵が〝京都・奈良・大阪・神戸〟で、秋田出身の私も、高校の修学旅行には、はじめての関西旅を体験した。とにかく、お土産屋の客引きが関西弁で怖かったのと、食べ物がどれも薄味(関西出汁 […] -
- 小岩「一力」職人に、煙と舌を巻く
- 2021年4月23日
『職人しょくにん』──自ら身につけた熟練した技術によって、手作業で物を作り出すことを職業とする人のことである。(Wikipedia) 職人、憧れますねぇ。大工、工芸士、あとはやはり〝酒場の職人〟だ。炭の煙が […] -
- 新中野「とんかつ丸福」町とんかつでもっと飲ろうぜ
- 2021年4月14日
あのね、先日久しぶりに、町とんかつで飲やってきた話なんだけど……え? 〝町とんかつ〟って何だって? 町とんかつ、知らないのか…… 町の蕎麦屋で飲やる、うどん屋で飲やる、喫茶店で飲やる……今だと中華屋で飲やる […] -
- 大森「富士川」独酌万華鏡ダイアリー(2)
- 2021年4月5日
酒場で飲やっていると、ちょっと気になることがある。 カウンターにひとり、肘をついたまま酒瓶を見つめるジィサン。ジョッキ片手に、なにやらニヤケ顔の大学生。およそ大衆酒場には相応しくない、上品で恰幅のいいおばさ […] -
- 成増「肉の宝屋」あこがれの酒場回しマスター
- 2021年3月27日
軽妙洒脱に『酒場回さかばまわし』をする人に、あこがれている。 酒場回しとは、いわゆる〝場回し〟の酒場版で、客、店の大将に女将さんを含む、その酒場にいるすべての人を巻き込んで、場を切り回すことだ。   […] -
- 森下「山利喜」東京三大煮込みを越えてゆけ!
- 2021年3月18日
私はパンダを見たことがない ぜひ行こうと思って、入念に予定を練っているにもかかわらず、なぜか行けない場所が数か所ある。ひとつに『上野動物園』があり、上京してから二十年以上も経っているのに、まったく行けていな […] -
- 高田馬場「鳥やす本店」今夜のあなたは焼鳥を〝突然と、無性に〟食べたくなる
- 2021年3月9日
焼鳥は〝突然と、無性に〟食べたくなる。とはいえ、焼鳥は「じゃあ、今夜はお家で焼鳥ね」などと、焼肉みたいにはいかない。まぁ、スーパーで売っているものを、レンジでチンして食べることもできるのだが、ここでいう〝突 […]