著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 355件
-
- 逆に地元過ぎて見逃している穴場な酒場たち 土崎「松園」
- 2023年5月4日
「えっ、秋田出身なんですか?」 「そうなんですよ。もしかして味論さんも?」 地元が同じ──都会で長いこと住んでいると、割とこんな嬉しい出会いがある。上京して何十年経っても、地元愛というのは決し […] -
- 山手線の〝いらない駅〟には絶対に必要な酒場がある!鶯谷「東瀛」
- 2023年4月25日
日本……いや、世界でも有数の知名度を誇る『JR山手線』。私も上京する前から〝緑色で東京をグルグル回っている電車〟というのは知っていて、〝環状線〟という言葉そのものを知ったのも山手線である。初めて乗車した時も […] -
- 日本一…いや、世界一小さい市場「国分寺市場」で極上市場飲み体験
- 2023年4月16日
〝居酒屋〟の語源を知っているだろうか。まぁ、読んで字のごとく〝酒屋〟に〝居る〟で居酒屋といって、江戸時代には多くの酒屋が市中にあったのだが、今の酒屋と同じで、酒を持って帰って家で飲やるのが一般的だった。ただ […] -
- 〝渋過ぎて〟の方じゃない!入りづらさ断トツ1位の酒場の扉を開いたら… 歌舞伎町「地下ん屋」
- 2023年4月7日
〝日本一の歓楽街〟──私の東京生活は、ここから始まったと言える。 美容学校に進学のため、秋田から上京してきたのが約二十年前。学校が『歌舞伎町』にあったのが運か不運か、初々しい東京の生活は驚きに次ぐ驚きの毎日 […] -
- 元町中華街「福楼」激ウマが的中!占いの街で予想を超えたガチ中華
- 2023年3月29日
「アナタ、ゴ先祖せんぞサマニ、護まもラレテルヨー」 「えっ、そうなんですか……?」 三十歳くらいの頃だったか、私は友人ら三人と横浜中華街にある『手相占い』へ来ていた。確か10分で1,000円く […] -
- 刺身で腹いっぱいになれる夢の酒場を発見!荻窪「あ麺んぼ」
- 2023年3月20日
酒場ナビ読者の共通点のひとつといったら〝大酒飲み〟であることだ。これを読んでいるあなたもまた、大きく頷いているかと思われる。あとは〝渋い酒場好き〟というのも外せないでしょう。その酒場が、ボロければボロいほど […] -
- 【あの名店】本店と支店くらべてみたら 吉祥寺「いせや」の立石支店
- 2023年3月11日
「えっ、SLAM DUNKの映画が!?」 昨年の12月に公開され、今なお大絶賛放映中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』。約25年ぶりの復活ということで、発表された時に驚喜した三、四十代のファン […] -
- 秋田「秋田乃瀧」私はもう秋田人ではない?ちょっぴり罪悪感な地元の夜
- 2023年3月2日
誰しもが〝タイミングを逃す〟ということに、しばし直面する。 電車の乗り換えやエレベーターに乗るタイミングなど些細なものから、「あ~、あの時に買ってれば……」や「えっ、彼氏できたの……?」などと、取り返しのつ […] -
- 秋田「からす森」私はもう秋田人ではない?ちょっぴり寂しい地元の夜
- 2023年2月21日
年末年始に地元へ帰る──そんな当たり前が、長い間ないことに気づいた。いったい私は何時いつから年末年始に帰郷していないかを思い出してみると……専門学生が最後。なんと約二十年間、年末年始を地元で過ごしていなかっ […] -
- 一度は飲ってみたい名建築の酒肴「とんかつ」編~湯島「井泉 本店」~
- 2023年2月12日
日本の古い建物が大好きだ。といっても、私の実家のようなトイレから水漏れしたり、隙間風で家じゅうが寒いようなオンボロ建物のことではない。名士が住んだ過去があり、国の有形文化財に指定されているような〝名建築〟の […] -
- 酒が弱いのに経営!? どこまでもサービス満点な「炉ばた焼 吾作」に真の酒場魂を見た
- 2023年2月3日
我が故郷の秋田には『吾作ラーメン』という、秋田県民なら誰もが知っているローカルチェーンのラーメン屋がある。地元ではCMもやっており、未だに80年代に流されていたまんま『日本昔ばなし』調のアニメーションが何と […] -
- 本当に教えたくない…だからサラっと教える名酒場~西国分寺「西菜」~
- 2023年1月25日
なんて人間は〝強欲〟な生き物なのでしょう。金欲、名誉欲、権力欲、スケベ欲……私利私欲のためなら、人だって裏切るのです……恐ろしいことです。 残念なことに、私だって他人ひとごとではないのです。なんたって、これ […] -
- フェリーに景色に島酒場!色々酔える東京の島旅② 新島「なぎさ」
- 2023年1月16日
「あぁん? 船が揺れるかだって?」 朝の八時、私は『式根島』行きの船ターミナルへいた。乗船のためのチケットを購入し、何気なく受付のオジサマに訊ねてみたのだ。 「そりゃ揺れるに決ま […] -
- フェリーに景色に島酒場!色々酔える東京の島旅① 新島「日本橋」
- 2023年1月7日
〝酔う〟ということを、今まで何度してきたことだろうか。あ、ここで言うのは〝酒に酔う〟ことだ。私は酒に酔うと、怒りもしないし泣きもしない。稀に〝気絶〟があるくらいで、基本的には楽しくなってしまう。だから、間違 […] -
- 野方「野方食堂」平日至上主義!東京昼飲み食堂(1)
- 2022年12月23日
マッタリと……いいですよね、平日休みっちゅうものは。 皆さま、仕事は休んでますか? え? 忙しすぎて休めないですって? ノンノンノン、仕事なんてソコソコでいいんですよ、休みましょうよ。 休むっていっても、土 […] -
- 福島最大の人口にして控えめな知名度「いわき」の「いわし」は逆に積極的なウマさ!
- 2022年12月14日
「ふぇっ!? まったく無いんですか……?」 「えぇ、今は改装中でして……」 福島はしご酒の旅、最終日のことである。会津若松から郡山とめぐり、最終地点の『いわき』に訪れていた。すばらしき酒場たち […] -
- 箱根の方じゃない!福島の湯本「おかめ」の驚くべき大盛り料理たち
- 2022年12月5日
♪思えば遠くへ来たもんだ 年がら年中、酒場を追い求めて全国を奔走している私だが、ふと、そんなこと心唱することがある。 思い返せば、鹿児島の桜島に訪れた時も、火山灰を浴びながら〝凄 […] -
- まさかこんな場所に?郡山「和泉」は酒場の常識を超えた飲れる肉屋だった!
- 2022年11月26日
郡山の夜6時。前回『居酒屋 安兵衛』にて、福島のイメージを払拭した私は、意気揚々と次の店へと向かう……とその前に、あともうひとつだけ。福島……というよりは、郡山に抱いていることがあるのだ。 〝 […] -
- 福島のイメージって何?私はこの酒場でひっくり返った!郡山「居酒屋 安兵衛」
- 2022年11月17日
誤解がないように……いいですか、福島の方々。これは私の〝勝手なイメージ〟であることを、先まずはご理解してから聞いてください。実は私……ずーっと〝福島といえばコレ〟というイメージがなかったんですよ。いやいやい […] -
- 会津若松「麦とろ」はじめての福島酒場入門(2)
- 2022年11月8日
こちらに、謎のメモがある。 〝一線三百はらっtw一千万モラ 11月にかmんでんせーる〟 意味、解らないでしょう? まぁ、書いた本人も解らないのだから当然である。 私は酒場に行く […] -
- 会津若松「籠太」はじめての福島酒場入門(1)
- 2022年10月30日
2022年、今年の夏の甲子園は本当に面白かった。なんといっても〝東北初優勝〟を、ついに宮城代表・仙台育英が成し遂げたのである。思い返せば2018年、母校である秋田・金足農が決勝で大阪桐蔭に敗れてからの悲願と […] -
- 練馬の〝料理がウマい店〟ふじよし・味よし・匂いよし!
- 2022年10月21日
「どうやって酒場は探してますか?」 こんなブログをやっているものだから、よく訊かれるんですよ。私も呑兵衛読者の方々と同じで、SNS、YouTube、ブログ……様々なメディアで酒場を探している。でも一番は、雑 […] -
- 「松ちゃん」この名前の酒場はぜったいに名店!…っていう私的ジンクス
- 2022年10月12日
「う~ん……あっ、わかった。松まっちゃんだ!」 飲み会や合コンをしている時に〝誰に似ているか〟という話題になったことがあるだろう。私も今までに何度かその話題に出くわしたことがあるのだが、そこで一番言われるの […] -
- 秋葉原「金子屋」その酒場、茶色につき
- 2022年10月3日
「酒場は茶色かった」 ユーリイ・ガガーリン(1934 – 1968) ──と、かの偉人は言ってなかったが、おそらく当時の彼の母国・ソ連にもあっただろう大衆酒場は、間違いなく茶色の渋みを放って […] -
- 武蔵小金井「さち呼」今年もまた、酒場の〝旬〟がやってきた
- 2022年9月24日
どんなものにも〝旬〟というものがある。食べ物ひとつでも、野菜はやはり春が最高で、夏のアジは脂がのって馬鹿ウマい。秋はなんでもおいしいが、やっぱり日本酒の『ひやおろし』が毎年待ち遠しい。冬はもう鍋一択でしょう […]