著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 390件
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- 「あなただけ助かる」と予言された呑兵衛が、その〝思し召し〟を喰らう日々/沼津「せきの」
- 8日前
手相を診てもらうと、決まって「あなたはご先祖様に守られている」と言われる。中でも印象的だったのが、「あなたはレスキュー隊の仕事をしているはずだ」と断言されたことだ。「いや、多分真逆なことをしてます」と答える […] -
- やるか、やられるか…港町に這う業(ごう)をごうちそうさま/沼津「やきとり酒場」
- 17日前
「や」る。 この、短くも不遜な響きを持つ二文字には、人間の〝業〟における意味が凝縮されていると言っても過言ではない。 我々呑兵衛にとっての、あの「一杯や・る」 自分の意志を伝える「や・ってやる […] -
- 案内標識に導かれし酒場者たち/沼津「漁師のおかず 海老や」
- 26日前
もちろん、酒と料理を楽しむ──それこそが〝酒場の醍醐味〟であることは言うまでもない。だが、実はその手前に、もうひとつとびきりの楽しみが潜んでいるのをご存じだろうか。 そう、〝酒場探し〟である。一瞬「ん?」と […] -
- 恋する洋食と私の長尻メトリクス/町田「グリルママ」
- 1月21日
洋食で酒を飲ると、どうしてあんなにも長居してしまうのだろう。 ビールを一口、ナポリタンの湯気を一口、それだけで帰る気配がどこかへ蒸発していく。私の〝酒場メトリクス〟によれば、洋食を前にしたときの長尻率は九割 […] -
- スマホ注文時代にふと湧く〝シブい酒場は絶滅するのか問題〟の考察/池袋「大衆割烹 まるさん」
- 1月12日
ふと、こんな不安に襲われることがある。 〝将来、シブい酒場はこの世に存在するのだろうか?〟 昭和の街並みはどこも再開発、そんな街を歩けば、どこもかしこもガラス張りのビルに光るネオ […] -
- 至高の蕎麦屋飲みでススル「お店でしか出せない味」の正体/上野「翁庵」
- 1月3日
年越しそば、食べました? 〝そばは長生きの縁起物〟だって。ええ、いい話じゃないですか。でも私は、長生きより〝今を美味しく生きたい派〟だ。美味しくといえば、テレビとYOUTUBEで聞き飽きた〝お店じゃないと食 […] -
- 麗しき愛犬「クロ」の招待状/大宮「伯爵邸」
- 2025年12月22日
小学生の頃、家で犬を飼っていた。最近だとミックスっていうのかもしれないが、いわゆる雑種で真っ黒の長い毛だったので、安易に〝クロ〟と名付けた。 私の家は小学校からかなり近いのもあって、毎日のように友達が集まり […] -
- 忘酒場で昼酒三昧、師走の正しいサボり方/北千住「じんざえ門」
- 2025年12月13日
年末で暇と時間がない問題である。 仕事納めはまだ先、忘年会はすでに始まっている。やることは山積みなのに、気持ちはすでに年越しモード全開。掃除も仕事も執筆も、やらねばならぬことばかりなのに、なぜか毎日19時に […] -
- 参拝して乾杯して、昼間からの「一杯」が許されるという非日常/大師前「大衆ろばた焼 つきじ」
- 2025年12月4日
世の中の酒場文化は、思っている以上に広く、そして奥深い。「なぜ、こんなところで?」と驚く光景がある。それは八百屋の片隅だったり、鮮魚店の奥だったり、精肉店の一角だったり……およそ酒とは結び付かない場所に、ひ […] -
- 高円寺在住歴15年、日本のインドを知り過ぎた呑兵衛の行方/野方「大衆酒場 フジヤ」
- 2025年11月25日
会計が……高い!──最近、帰り際の大衆酒場で思うのがコレだ。 でしょ? そう思うでしょ? 普段から酒場情報を集めているのだが、ほんの10年前の記事でも今では考えられない価格が並んでいる。もちろん物価が上がっ […] -
- 〝ちょっと〟暖簾をくぐって幸せを!江戸川橋『いずみ』で見つけた正しきニッポンの酒場
- 2025年11月16日
人生に必要なのは、ちょっとの余裕と、ちょっとの酒。 あと、ちょっと「いい酒場」。この〝ちょっと〟があるかないかで、今日が〝ちょっといい日〟になるか、〝しょーもない日〟になるかが決まる……思い当たるでしょう? […] -
- 元ヤンに切符を握らされた駅で、今は大箱総合酒場でホッピーを握ってる/藤沢「宗平」
- 2025年11月7日
三か月……いや、二か月に一度は、無性に行きたくなる〝大箱総合酒場〟というジャンルがある。それは、中規模ローカルチェーンでも、小さな個人経営店でもない。 ちょっと大きめの駅前ビルに、必ずといっていいほど存在す […] -
- 社寺で浄化、酒場で昇天!神様のご加護でありがた昼酒/茅ヶ崎「一里塚」
- 2025年10月29日
本格的に酒場めぐりをはじめて10年以上経つのだが、長くも短いその間に〝酒場の楽しみ方〟が変わってきている。昔はシブいを通り越した〝廃墟〟といってもいいような酒場を血眼になって探しては、一日にそんな酒場を何軒 […] -
- 松江で一番見つけづらい酒場「里坊」に、ささやかな〝だんだん〟が灯る夜
- 2025年10月20日
二泊三日の島根鳥取の旅が終わろうとしている。「島根と鳥取が〝左右どっち〟なのか分からない」なんていう、世間では擦られすぎてたネタは、もはや私の中では戯言だ。島根、鳥取共に、それぞれの確固たる個性があり、まっ […] -
- ラッキーは連鎖する!ふらっと入ったツイてる酒場/米子「庄屋」
- 2025年10月11日
普段の生活していて、たまに「ラッキー」って思うことがある。 行先までの信号が全部青だったとき、 ちょうどいいタイミングで電車が来たとき、 Amazonで検索したら欲しかった商品がセールになって […] -
- 盗み聞きながら飲む酒は、ちょっと狭くて、やけに旨い/米子「なるこ」
- 2025年10月2日
独りで酒場に訪れたら、めっちゃくちゃ、店内が混んでいる時があるでしょう? 呑兵衛のみなさん、そんなときはどうやって酒場で過ごしているだろうか? 私はお店に入るのに並んだり、ギュウギュウの中で酒を飲んだりする […] -
- 鳥取最大の港にある角打ちで、極上すぎるサーモンをいただいた! 境港『松下酒店』
- 2025年9月23日
「角打ち」というのをご存じだろうか? 普通の酒屋は酒だけ売っているだけだが、稀(まれ)にその店のちょっとしたスペースに酒瓶ケースをひっくり返してテーブルやイスにして、そこで買った酒を飲ませてくれる酒屋がある […] -
- 酒とシジミと山陰と、宍道湖のほとりでしっぽりと/松江「有希」
- 2025年9月14日
私は鳥取と島根の方々に、常々思っていた〝疑問〟がある。それが〝地方名〟である。 そう、鳥取と島根の地方名といえば〝山陰地方〟になるのだが……これ、ちょっと待ってくれ。なんなんだよ山〝陰〟ってのは? &nbs […] -
- 神様よりも酒様…?出雲大社のち、松江の酒場で拝み酒/「季節料理 やまいち」
- 2025年9月5日
そうだ、鳥取島根に行こう!……だなんて、若いころには微塵も思わなかった。鳥取っていうと……砂丘? 島根は……あっ、なんか有名な神社があったような。その程度のイメージしかない私が、何を思い立って島根の『出雲縁 […] -
- 理由はあとからでいい──目黒『居酒屋 友』で見つけた、正当な一杯の物語
- 2025年8月27日
酒飲みとは、毎晩の一杯に〝正当な理由〟を添えて、自分自身を納得させる生き物である。 「適量なら毎日飲む方が身体にいい」 「ストレスを抱え込むくらいなら、酔っ払って発散した方が健全」 「寝酒をし […] -
- 「うんメェ〜」と鳴きながら、未(ひつじ)年の呑兵衛は酒場で生きている/不動前「太田屋」
- 2025年8月18日
私の干支は〝未ひつじ〟なのだが、どこの占い系サイトを見てもほとんどの場合〝臆病〟と書かれている。「ふざけるな!」と思いつつも、これがまた言い得て妙。臆病……というよりか、正確には〝臆病のめんどくさがり〟なの […] -
- こんな酒場、なんて呼ぶ? 呑兵衛が愛する大箱で総合な酒場ジャンル/五反田「酒蔵 桜ちょうちん」
- 2025年8月9日
立って飲む『立ち飲み』、酒屋で酒を飲む『角打ち』。チェーン居酒屋、スナック、ビアホール……酒場ひとつでも様々なジャンルがあるのだが、ここで酒場好きの呑兵衛のみなさんにお伺いしたい。 イメージは、ちょっと大き […] -
- 学校大好き中年男が見つけた、新しい大人の学び舎/駒沢大学「舟よし」
- 2025年7月31日
46年の人生において〝これやっときゃよかったなあ〟ということがひとつある。それが〝大学に行けばよかった〟である。私の最終学歴は一応美容の専門学校なのだが、知識といえばちょっとだけ髪の切り方を知っている、マッ […] -
- 【断言】一度食べたら忘れない!酒場界イチうまい鉄火巻き/盛岡「どん兵衛」
- 2025年7月22日
たまゆらの東北旅、それでも〝レトロ〟に恋をする。 地元秋田の酒場を旅した後、次の日には国指定の重要伝統的建造物群保存地区である『増田町』へ行くことにした。まさしく〝灯台下暗し〟とはいったもので、名前だけは知 […] -
- 大衆酒場ライターが選ぶ“行ってみたい酒場”を大公開! 秋田県湯沢『河童の川太郎』
- 2025年7月13日
日本全国の酒場を訪れるにあたって、私は詳細にそのデータを管理している。定休日や営業時間、ジャンルのカテゴライズや訪問済みの評価もキッチリと行っている。その数、現時点で8000件ほどあり、そこからさらに細分化 […]

