著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 295件
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- あれは夢だったのかもしれない…秋田「北洲」にて
- 3日前
ふと、子供の頃のある出来事を思い出した。いや、正確にはそれが本当にあった出来事なのか、それとも夢だったのかが分からないのである。 小学生の低学年くらいか、母親とあるラーメン屋へ行った。その店の名前を覚えてい […] -
- 消えゆく看板の灯火……そこから始まる新たな酒場の光【超入りにくい店に入ってみた/荻窪『女ヶ澤』】
- 12日前
とあるニュース記事で、今年(2023年)上半期の飲食業倒産数が過去30年間で最多というのを読んだ。ラーメン屋、寿司屋、喫茶店など、それと私がもっとも愛してやまない小さな酒場は、未だコロナ禍の影響が色濃く影響しつつあるよう [&he… -
- 四ツ谷で看板を下ろしたはずの酒場と東高円寺で奇跡の再会
- 21日前
新型コロナウイルスが流行り始めて間もなく、はじめての緊急事態宣言に世の中は混沌としていたのは記憶に新しい。特に飲食店へのダメージは大きく、時短営業ならまだしも強制的に店を閉めなければならないという事態に陥っ […] -
- イメージと違い過ぎ!名物「タワー硬焼きそば」が凄過ぎた… 川崎「太陸」
- 30日前
昔から抱いている〝イメージ〟というのは、中々変わることはない。40年以上生きているともなれば、それこそ顕著になる。何かされたわけでもないのに、私はヘビやカエルなどの爬虫類はダメ、ゼッタイ。そうかと思えば〝ゴ […] -
- ある意味、私と酒を繋げるルーツだったかもしれない話
- 8月14日
「オマエ、前は何のバイトだったんだ?」 「はい? えっと、〝小僧寿し〟でした」 「フーン、じゃあ女子大生もいたんじゃないか?」 「はい。ていうか、自分以外のバイトはみんな女子大生でしたよ」 忘 […] -
- 町中にある「宿題酒場」の答え合わせ!老舗も顔負けのローカルチェーン「酒蔵 駒忠」
- 8月5日
「おや? あれは……酒場か!?」 町を散歩中、仕事帰り、酔っ払って駅に向っているときなんかに、突然現れる酒場のシルエット。大衆酒場好きの〝性さが〟とでもいうのだろう、しばらく立ち止まって外観を […] -
- 〝長野県といえば〟が止まらない!はじめての長野酒場 松本「大漁」
- 7月27日
〝長野県といえば〟何を思い浮かべるだろうか。やはり蕎麦やりんご、善光寺や軽井沢は外せないだろう。 先日、ほぼ初めてといっていい、その長野県の松本へ行ってきたのだが、雄大な松本城やその城下町にあ […] -
- なぜ今まで訪れなかったのか?はじめての長野酒場 松本「太助」
- 7月18日
「あれ……あそこって行ったっけ?」 先日、我が酒場ナビは八年目に突入し、記事数も900話を突破した。それだけの件数になると、誰がどこの酒場に行ったというのを把握できなくなり、最近では〝酒場ナビ […] -
- 北千住「幸楽」異国とのハイブリッドが叶える大衆酒場の未来予想図
- 7月9日
これだけ〝酒場好き〟と公言しておきながら、私はいままでに一度も酒場で働いたことがない。酒場どころか、そもそも過去に飲食業は『小僧寿し』と『漫画喫茶』くらいで、酒と密に関わる仕事をしたことがないのだ。若い頃に […] -
- 今注目の自分と相性の良いパワースポットならぬ〝パワー酒場〟を見つけろ!鎌倉「津久井」
- 6月27日
〝相性の良いパワースポット〟へ行くのが、最近の私の流行だ。どうやって相性の良し悪しを調べるかというと、自分の生年月日からある数字を計算、その数値の結果によって〝属性〟なるものが割り当てられる。その属性によっ […] -
- 今日は埼玉で、昼から飲む!蕨「冨士屋」の定食タイム
- 6月18日
酒場好きの酒呑みには、無意識的な〝使命〟が存在する。それが、絶えず〝昼飲み〟ができる酒場を探していることだ。そう、これを読んでいるアナタもそうだ。町を歩いてて、それっぽい・・・・・建物は見えると店先に走り、 […] -
- 辛党必見!錦糸町「タイランドショップ」で自分史上、最辛の料理に遭遇
- 6月9日
〝味覚〟について、どうしても苦手なものがある。それが〝辛味〟だ。いや、ワサビやカラシは平気なのだ。平気どころか、ワサビを舐めながら飲やることもしょっちゅうある。ここでいう辛さとは、ワサビの様な揮発的な辛さで […] -
- 江古田「乃がた」を酒場ナビらしい文章で記事を作成してください=AIチャット
- 5月31日
昨今、人工知能による〝AIチャット〟が盛り上がっている。『ChatGPT』や『Bard』など、これが弄ってみると案外おもしろいもので、くだらない質問でも想像以上の回答があるので、一般ユーザーでも暇つぶしには […] -
- 新屋「天吉食堂」田んぼの食堂のパパとボク、時々、ニコミ
- 5月22日
小学校からの付き合いで〝Rちゃん〟という友人がいた。家から割と近いお寺の子だったのだが、彼の父は漫画の神様『手塚治虫』のアシスタントをしていたらしく、その影響か漫画を描くのが得意だった。私も当時は絵を描くの […] -
- 逆に地元過ぎて見逃している穴場な酒場たち 土崎「さんとり」
- 5月13日
前回、私は実家のある秋田県の〝土崎つちざき〟という故郷へ帰り、『松園』という今までまったく気が付かなかった焼肉屋へと訪れた。 居心地の好いい佇まいと、新鮮でおいしい肉に驚いたのだが、それ以上に […] -
- 逆に地元過ぎて見逃している穴場な酒場たち 土崎「松園」
- 5月4日
「えっ、秋田出身なんですか?」 「そうなんですよ。もしかして味論さんも?」 地元が同じ──都会で長いこと住んでいると、割とこんな嬉しい出会いがある。上京して何十年経っても、地元愛というのは決し […] -
- 山手線の〝いらない駅〟には絶対に必要な酒場がある!鶯谷「東瀛」
- 4月25日
日本……いや、世界でも有数の知名度を誇る『JR山手線』。私も上京する前から〝緑色で東京をグルグル回っている電車〟というのは知っていて、〝環状線〟という言葉そのものを知ったのも山手線である。初めて乗車した時も […] -
- 日本一…いや、世界一小さい市場「国分寺市場」で極上市場飲み体験
- 4月16日
〝居酒屋〟の語源を知っているだろうか。まぁ、読んで字のごとく〝酒屋〟に〝居る〟で居酒屋といって、江戸時代には多くの酒屋が市中にあったのだが、今の酒屋と同じで、酒を持って帰って家で飲やるのが一般的だった。ただ […] -
- 〝渋過ぎて〟の方じゃない!入りづらさ断トツ1位の酒場の扉を開いたら… 歌舞伎町「地下ん屋」
- 4月7日
〝日本一の歓楽街〟──私の東京生活は、ここから始まったと言える。 美容学校に進学のため、秋田から上京してきたのが約二十年前。学校が『歌舞伎町』にあったのが運か不運か、初々しい東京の生活は驚きに次ぐ驚きの毎日 […] -
- 元町中華街「福楼」激ウマが的中!占いの街で予想を超えたガチ中華
- 3月29日
「アナタ、ゴ先祖せんぞサマニ、護まもラレテルヨー」 「えっ、そうなんですか……?」 三十歳くらいの頃だったか、私は友人ら三人と横浜中華街にある『手相占い』へ来ていた。確か10分で1,000円く […] -
- 刺身で腹いっぱいになれる夢の酒場を発見!荻窪「あ麺んぼ」
- 3月20日
酒場ナビ読者の共通点のひとつといったら〝大酒飲み〟であることだ。これを読んでいるあなたもまた、大きく頷いているかと思われる。あとは〝渋い酒場好き〟というのも外せないでしょう。その酒場が、ボロければボロいほど […] -
- 【あの名店】本店と支店くらべてみたら 吉祥寺「いせや」の立石支店
- 3月11日
「えっ、SLAM DUNKの映画が!?」 昨年の12月に公開され、今なお大絶賛放映中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』。約25年ぶりの復活ということで、発表された時に驚喜した三、四十代のファン […] -
- 秋田「秋田乃瀧」私はもう秋田人ではない?ちょっぴり罪悪感な地元の夜
- 3月2日
誰しもが〝タイミングを逃す〟ということに、しばし直面する。 電車の乗り換えやエレベーターに乗るタイミングなど些細なものから、「あ~、あの時に買ってれば……」や「えっ、彼氏できたの……?」などと、取り返しのつ […] -
- 秋田「からす森」私はもう秋田人ではない?ちょっぴり寂しい地元の夜
- 2月21日
年末年始に地元へ帰る──そんな当たり前が、長い間ないことに気づいた。いったい私は何時いつから年末年始に帰郷していないかを思い出してみると……専門学生が最後。なんと約二十年間、年末年始を地元で過ごしていなかっ […] -
- 一度は飲ってみたい名建築の酒肴「とんかつ」編~湯島「井泉 本店」~
- 2月12日
日本の古い建物が大好きだ。といっても、私の実家のようなトイレから水漏れしたり、隙間風で家じゅうが寒いようなオンボロ建物のことではない。名士が住んだ過去があり、国の有形文化財に指定されているような〝名建築〟の […]