著者 ≫ 味論
すべての記事件数: 381件
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- 高円寺在住歴15年、日本のインドを知り過ぎた呑兵衛の行方/野方「大衆酒場 フジヤ」
- 1日前
会計が……高い!──最近、帰り際の大衆酒場で思うのがコレだ。 でしょ? そう思うでしょ? 普段から酒場情報を集めているのだが、ほんの10年前の記事でも今では考えられない価格が並んでいる。もちろん物価が上がっ […] -
- 〝ちょっと〟暖簾をくぐって幸せを!江戸川橋『いずみ』で見つけた正しきニッポンの酒場
- 10日前
人生に必要なのは、ちょっとの余裕と、ちょっとの酒。 あと、ちょっと「いい酒場」。この〝ちょっと〟があるかないかで、今日が〝ちょっといい日〟になるか、〝しょーもない日〟になるかが決まる……思い当たるでしょう? […] -
- 元ヤンに切符を握らされた駅で、今は大箱総合酒場でホッピーを握ってる/藤沢「宗平」
- 19日前
三か月……いや、二か月に一度は、無性に行きたくなる〝大箱総合酒場〟というジャンルがある。それは、中規模ローカルチェーンでも、小さな個人経営店でもない。 ちょっと大きめの駅前ビルに、必ずといっていいほど存在す […] -
- 社寺で浄化、酒場で昇天!神様のご加護でありがた昼酒/茅ヶ崎「一里塚」
- 28日前
本格的に酒場めぐりをはじめて10年以上経つのだが、長くも短いその間に〝酒場の楽しみ方〟が変わってきている。昔はシブいを通り越した〝廃墟〟といってもいいような酒場を血眼になって探しては、一日にそんな酒場を何軒 […] -
- 松江で一番見つけづらい酒場「里坊」に、ささやかな〝だんだん〟が灯る夜
- 10月20日
二泊三日の島根鳥取の旅が終わろうとしている。「島根と鳥取が〝左右どっち〟なのか分からない」なんていう、世間では擦られすぎてたネタは、もはや私の中では戯言だ。島根、鳥取共に、それぞれの確固たる個性があり、まっ […] -
- ラッキーは連鎖する!ふらっと入ったツイてる酒場/米子「庄屋」
- 10月11日
普段の生活していて、たまに「ラッキー」って思うことがある。 行先までの信号が全部青だったとき、 ちょうどいいタイミングで電車が来たとき、 Amazonで検索したら欲しかった商品がセールになって […] -
- 盗み聞きながら飲む酒は、ちょっと狭くて、やけに旨い/米子「なるこ」
- 10月2日
独りで酒場に訪れたら、めっちゃくちゃ、店内が混んでいる時があるでしょう? 呑兵衛のみなさん、そんなときはどうやって酒場で過ごしているだろうか? 私はお店に入るのに並んだり、ギュウギュウの中で酒を飲んだりする […] -
- 鳥取最大の港にある角打ちで、極上すぎるサーモンをいただいた! 境港『松下酒店』
- 9月23日
「角打ち」というのをご存じだろうか? 普通の酒屋は酒だけ売っているだけだが、稀(まれ)にその店のちょっとしたスペースに酒瓶ケースをひっくり返してテーブルやイスにして、そこで買った酒を飲ませてくれる酒屋がある […] -
- 酒とシジミと山陰と、宍道湖のほとりでしっぽりと/松江「有希」
- 9月14日
私は鳥取と島根の方々に、常々思っていた〝疑問〟がある。それが〝地方名〟である。 そう、鳥取と島根の地方名といえば〝山陰地方〟になるのだが……これ、ちょっと待ってくれ。なんなんだよ山〝陰〟ってのは? &nbs […] -
- 神様よりも酒様…?出雲大社のち、松江の酒場で拝み酒/「季節料理 やまいち」
- 9月5日
そうだ、鳥取島根に行こう!……だなんて、若いころには微塵も思わなかった。鳥取っていうと……砂丘? 島根は……あっ、なんか有名な神社があったような。その程度のイメージしかない私が、何を思い立って島根の『出雲縁 […] -
- 理由はあとからでいい──目黒『居酒屋 友』で見つけた、正当な一杯の物語
- 8月27日
酒飲みとは、毎晩の一杯に〝正当な理由〟を添えて、自分自身を納得させる生き物である。 「適量なら毎日飲む方が身体にいい」 「ストレスを抱え込むくらいなら、酔っ払って発散した方が健全」 「寝酒をし […] -
- 「うんメェ〜」と鳴きながら、未(ひつじ)年の呑兵衛は酒場で生きている/不動前「太田屋」
- 8月18日
私の干支は〝未ひつじ〟なのだが、どこの占い系サイトを見てもほとんどの場合〝臆病〟と書かれている。「ふざけるな!」と思いつつも、これがまた言い得て妙。臆病……というよりか、正確には〝臆病のめんどくさがり〟なの […] -
- こんな酒場、なんて呼ぶ? 呑兵衛が愛する大箱で総合な酒場ジャンル/五反田「酒蔵 桜ちょうちん」
- 8月9日
立って飲む『立ち飲み』、酒屋で酒を飲む『角打ち』。チェーン居酒屋、スナック、ビアホール……酒場ひとつでも様々なジャンルがあるのだが、ここで酒場好きの呑兵衛のみなさんにお伺いしたい。 イメージは、ちょっと大き […] -
- 学校大好き中年男が見つけた、新しい大人の学び舎/駒沢大学「舟よし」
- 7月31日
46年の人生において〝これやっときゃよかったなあ〟ということがひとつある。それが〝大学に行けばよかった〟である。私の最終学歴は一応美容の専門学校なのだが、知識といえばちょっとだけ髪の切り方を知っている、マッ […] -
- 【断言】一度食べたら忘れない!酒場界イチうまい鉄火巻き/盛岡「どん兵衛」
- 7月22日
たまゆらの東北旅、それでも〝レトロ〟に恋をする。 地元秋田の酒場を旅した後、次の日には国指定の重要伝統的建造物群保存地区である『増田町』へ行くことにした。まさしく〝灯台下暗し〟とはいったもので、名前だけは知 […] -
- 大衆酒場ライターが選ぶ“行ってみたい酒場”を大公開! 秋田県湯沢『河童の川太郎』
- 7月13日
日本全国の酒場を訪れるにあたって、私は詳細にそのデータを管理している。定休日や営業時間、ジャンルのカテゴライズや訪問済みの評価もキッチリと行っている。その数、現時点で8000件ほどあり、そこからさらに細分化 […] -
- 旅と酒と夢!秋田「たちそば」で叶える〝飲れる蕎麦屋〟モーニング
- 7月4日
夢を語るほどの年齢ではないが、私にはひとつの夢がある。それが〝記事を書きながら日本中の酒場へ通うこと〟である。所定の住居を持たず、ビジネスホテルや旅館をはしごしながら、日本中の酒場をめぐるのだ。滞在日は一週 […] -
- 今夜も、酒場が呼んでいる… 秋田「ちゃわん屋」
- 6月22日
東京人は東京タワーに行かないし、大阪人も言うほどタコ焼きを食べない──観光地や名物であっても、地元や長年住んでいれば「まあ、いつでも行けるし……」と、灯台下暗しなことがよくある。私もまさしくその通りで、レト […] -
- 命日、酒と家族と /秋田県土崎「まさご食堂」
- 6月13日
上京してから、実家のある秋田には滅多に帰ることがなかった。理由は、若いころはとにかく新幹線代が高額だったこと(今もだが)。大人になってからは片道最短四時間もかかることだ。これを言い訳にするわけではないが、祖 […] -
- 【再訪】あの紫色の暖簾を再びくぐったら/大船「かんのん(観音食堂)」
- 6月4日
もう三年も前の話だが、我々大衆酒場ファンにとって大きな出来事が起こった。神奈川県大船の駅前にある老舗酒場『観音食堂』が消失してしまったのだ。私も以前訪れていて、その外観から内観、出される絶品料理に一気にファ […] -
- 本店を超える?名店の支店はやはり名店だった!/湯島「岩手屋 支店」
- 5月26日
最近の大きなニュースに、人気ラーメンチェーン『天下一品』が大量閉店したことがある。理由はよく分かってはいないが、私を含むラーメンファンに大きな衝撃が走ったことは間違いない。 ファンといえば、酒場ファンでもあ […] -
- 餃子を一度も成功させたことのない男が夢中で食らう!中目黒「味の宝来」のパーフェクト餃子
- 5月17日
自分で言うのものなんだが、世の中のある程度のことは〝それっぽくする〟自信がある。その作業工程を見聞きしていると、なんとなーくそれらしく仕上げることができるのだ。ポイントを掴むのが得意というか……例えば普段の […] -
- 「晩酌」じゃなくて「晩ごはん」独身呑兵衛の明るい食卓/富士見台「宮ちゃん」
- 5月8日
何十年も独身を続けていて、最近ふと気が付いたことがあった。 〝〇ごはん〟ってものを意識していない。どういうことかというと、いつのまにか朝ごはん、昼ごはん、そして夜ごはんを食べるという意識が無くなっているのだ […] -
- パチ屋も団地もスーパーも!なにも変わらない街の変わって欲しくない酒場へ/西武柳沢「巽」
- 4月29日
東京都の地方出身者の割合は約半分らしいが、私もその中のひとり。上京したのが1998年4月なので今から27年も前になる。専門学校の寮に入ることになり、地元秋田から親の運転する車ではるばるやってきた街が西武新宿 […] -
- 英語にできない日本の粋、極上鍋に浮かべた〝シブい〟夜/森下「みの家 本店」
- 4月20日
以前、英語が達者な友達に日本語で言うところの〝シブい〟を英語に訳したらなんていうのかを聞いたことがある。友達は悩んだ挙句、似たような意味合いがあれど、その完全な答えは〝ない〟だった。たしかに、具体的に「どう […]

